私は2児の母なので、「子供のためにお金を貯めておきたい」とは思っていますが、気持ちがあっても、収入が低いと貯金は難しいです。
でも、手取り年収300万円で年間100万円の貯金に成功した方もいると言います。1年間でこんなに貯金できるなんて、ホントでしょうか?
なぜか貯まらないボーナス貯金
まずは、私の貯金失敗体験談からお話します。
私は子供を産んだばかりの主婦で、まとまった収入がありません。夫の給与も家族4人の家計を回そうとすると、毎月の余裕はそこまでないのが現状です。
夫のボーナスが入ったら、そのうちの8割を貯金に回します。夏と冬、毎回20万円くらいは貯まるのですが、毎年冬になると貯金を切り崩しています。我が家は寒い地方に住んでいるので、冬になると灯油やガス代が思った以上にかかり、気が付いたらあまり銀行口座の残高は増えていなかった……。
だから、少しずつでもいいから毎月貯金をすることで、お金が貯まるペースは早くなるはず。そこで、節約が得意な人を探していたら、手取り年収300万円で年間100万円以上貯金したというある人の記事に出会いました。
手取り年収300万円で100万円以上貯金できる!
手取り年収300万円で年間100万円以上の貯金に成功したのは、節約アドバイザーとして活躍中の丸山晴美さん。「実家に住んでいるからできるんじゃないの?」と私は思いましたが、彼女は月50,000円の家賃光熱費を支払いながら、毎年150万円の貯金に成功したのだそうです。
一人暮らしで手取り収入の半分を貯金って、すごくないですか?
彼女は、貯金する方法を「収入」「節約」「投資」と言いました。誰でもすぐに実行できるのが節約です。「節約くらいで……」と、あなどることなかれ。貯める金額を明確にシミュレーションし、実践しようとすると、いかに節約が大切なのか、よく分かると思います。
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まずは家計簿から見直そう
お金を貯めるなら、家計簿の見直しは大切です。「面倒だからやらない」とサボってしまうと、何を節約したらいいかが分かりません。家計簿は1か月のお金の流れを把握するためのアイテムなので、節約すべきポイントも見つけやすくなります。
家計簿をつけ始めるとき、買ったその日からスタートするのはおすすめできないそうです。その理由は、お給料が入った日を、初日としてカウントしたほうがよいからです。例えば、私は月の途中から始めたのですが、お金の流れがよくわからずに挫折しました。だから、お給料日から家計簿をつけ始めましょう。
「生活費にいくら使えるの?」という疑問がある方は、以下の計算式を試してみましょう。
【生活費の計算式】
収入-(固定費+貯蓄+公共料金の予算+保険料)=生活費
こちらも、丸山さんがおすすめしている計算方法です。すべての支払いと貯金が終わって通帳の残高を見ると、いくらを生活費として使えるかが分かります。残ったお金を使うという形で、1ヵ月の生活をイメージしやすくなるはずです。
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「マネーフォワード」で手軽に
最近はさまざまなアプリが登場していますが、家計簿用のアプリも登場しました。スマートフォンで家計簿を付けるときは、マネーフォワードというアプリを利用してみましょう。
マネーフォワードは家計簿を手軽につけられるのですが、「節約に役立った」という声も少なくありません。平均ですが、毎月11,642円の節約効果が実感できたという声もあります。これだけの節約効果を実感できるなら、試さない手はありませんよね。
レシートを撮影するだけで家計簿に反映できるという優れた機能のほか、複数の金融機関の口座の残高を一括管理したり、銀行やカードを使用した量からお金の流れを自動でグラフ化したりと、さまざまな機能があります。従来の家計簿と違って、自動という点が便利だと思います。
家計簿を付けるだけで年間100,000円以上節約することもできるマネーフォワード。100万円貯めるのも夢ではないかもしれないので、貯金をしたい方は試してみましょう。
(文/マオ)