日本企業の多くは夏と冬にボーナスが支給されることが一般的ですが、ボーナスが出た時、そのお金はどのような使い方をされるでしょうか?
多くの人が一定金額を普通預金口座や定期預金口座など、銀行口座に貯蓄されているようです。
少しでもお得に貯蓄額を増やそうと、キャンペーン金利などの特別金利の時に貯蓄用口座開設をする貯蓄賢者もいらっしゃるようですが、超低金利である2017年7月現在では、普通預金金利がおよそ0.001%から0.02%、定期預金金利でも0.01%から0.25%と低水準です。
だからといって金融資産に資金を投資して、資産運用という方法をとると、元本割れのリスクが付いて回ります。そこでこの記事では、貯金以外のボーナスの使い道について解説したいと思います。
まずは己を知るべし!そのボーナスは余裕資金なのか?
ボーナスを貯金以外に使うことで、結果的に得となる方法をお伝えしますが、この方法の前提となることは、使用するボーナスが余裕資金であることが前提となります。
住宅ローンがある現役世代の中には、ローン返済に躍起になっている人も多く、いくら住宅ローン金利が低い期間中であったとしても、返済額が家計を圧迫し、生活費が苦しいという人もいらっしゃいます。
まずは、そのボーナスは使っても家計に影響がでないお金かどうかを知る必要があります。そのためには家計簿をつけることがおすすめです。
ボーナスを使っても良いかの判断基準は家計簿にアリ!
家計簿をつけると、食費や日用品、水道光熱費など、各項目別の家計の目安が浮き彫りになります。その結果、毎月どれくらいの貯金が可能なのかという平均貯蓄額の目安も分かってくるでしょう。
そのことによって、貯金の目標や節約の目標設定がしやすいというメリットもありますので、結果的に貯金が貯まりやすくなります。
家計簿をつけて、もらったボーナスのうち、いくらまでなら使っても良いのかをあらかじめ検討しておきましょう。
ちなみに、時々収入の項目を税引前の額面で記入する人がいらっしゃいますが、税引後の手取りを記入する必要があります。現実的な収支をつけるように心がけましょう。
ボーナスをきっかけにちょっと得する豆知識
ボーナスを使ってランニングコストを抑える方法も良いのですが、他にもさまざまな方法で得をすることが可能です。人によってその方法はさまざまだと思いますが、ここでは3つの方法を提案したいと思います。
高スペックPCをゲットして仕事の効率を上げる
仕事に自分のパソコンを利用している人の場合は、ハイスペックなパソコンを使用することで、仕事の効率化を図ることが可能です。パソコンは値段によって性能もピンキリです。
性能が低いパソコンを使っている場合には「なかなかファイルが開かない」「すぐにフリーズする」など、仕事の効率が上がらないケースが多いのですが、ハイスペックなパソコンの場合はサクサク動いてくれ、仕事が進みやすくなるでしょう。
道具にお金をかけることは、とても良い投資になるかと思います。
株式投資で配当金や株主優待をゲット
ボーナスで株式投資をするのも良い方法だと思います。株式投資は基本的に3つの方法で利益を得ることができます。
- 1つは株価が値上がりした時の差益。
- 1つは株価を保有していることによる配当金。
- 1つは株価を保有していることによってもらえる株式優待です。
短期的なトレードの場合、基本的には株価の値上がりによる差益を狙うこととなりますが、忙しい会社員の場合は、長期保有で配当金や株主優待を狙うと良いでしょう。
今後伸びそうな会社や安定感のある会社の株を保有していると、低リスクで配当や株主優待を得ることができます。
特に株主優待は、商品やサービス招待券・割引券などが送られて来るため、お得案が味わえるでしょう。もちろん、投資ですから元本割れリスクは想定しておく必要があります。
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仕入れ資金に使って副業をする
社内規定で副業が禁止となっていない会社の場合は、転売ビジネスの軍資金にすると良いでしょう。最近はECサイトやオークションサイトの普及により、誰でも手軽に物販を行うことができるようになっています。
仕入れたものをそのまま転売したり、材料を仕入れて自分で完成品としてから販売するなど、さまざまな販売手法がありますので、週末起業の資金にするのも面白いと思います。
ひょっとすると、もらったボーナスが何倍ものお金となって帰ってくるかも知れませんよ。
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ボーナスをきっかけに節約するウラ技
ボーナスの支給額の一部もしくは全部をどのように使うと効果的なのでしょうか?実はボーナスを貯蓄ではなく消費することによって、かえってお金が貯まる場合もあるのです。
たとえば自己投資などによって、回りまわって自分が得をするという方法もあるのですが、ここで紹介するのは商品を購入して、直接的に得をする方法です。
「なぜ商品を購入することが得になるの?」と思われたかも知れませんが、ランニングコストが得になる商品を購入することで、それを実現させることができます。
では、その具体的な方法を解説したいと思います。
低燃費のエコカーを購入する
ボーナスの効果的な使い方としては、低燃費のエコカーを購入するという方法があります。10年ほど前にはガソリン1リットルで10キロ以上走れば燃費が良い車だといわれていましたが、最近は1リットル40キロほど走る車もあります。
それほど最近の車は燃費が良いため、古い車を乗っている人は買い替えた方がガソリンの節約になるでしょう。
現在の車の下取り金額や、どれくらい乗車するかにもよりますが、遠い所に通勤している人や、休みの日に遠出をすることが多い場合には、買い替えた方が得になる可能性もあります。一度、車屋さんと一緒にシュミレーションしてみると良いでしょう。
消費電力が少ないエコ家電を購入する
家電もランニングコストが下がって得になるものがあります。電気代やガス代、水道代などは固定費として毎月かかるものなので、これらの消費を抑えた家電を購入することで、月々の支出を抑えることができるでしょう。
特に冷暖房家電はその影響の幅が大きいといわれていますので、現在使用している家電のエネルギー効率が悪い場合には、購入を検討しても良いでしょう。
家電を購入した代金とランニングコストのバランスを考慮して、もしも得になるなら買い替えましょう。
太陽光発電を利用する
太陽光発電もランニングコストが下がる方法として検討すると良いでしょう。
最初に設備投資が必要となるため、今後も長くその住宅に住むのであれば、太陽光発電を設置した方が、長い目で見た時に得となるケースがあります。まずは一度、太陽光発電のお見積りをしてみると良いでしょう。
車や家電と同様に、イニシャルコストとランニングコストのバランスを比較して、設置した方が費用対効果が得られる場合は設置しても良いでしょう。
ただし、太陽光は雨の日が多いと効果を発揮しずらい場合もありますので、あらかじめ想定して計算する必要があります。
貯蓄額を資産運用に回す
超低金利時代の今では銀行に預けても利息もたかが知れてますし、ペイオフなど安心とは言えません。そこで、ボーナスをきっかけに貯蓄予定のお金を資産運用に活用する方も増えています。株式投資やFX投資が有名ですが、もっと安全に確実に資産を増やしていける投資はズバリ不動産投資です。
意外と知られていませんが、自己資産0円からでもはじめられますし、安定収入で生命保険・年金対策にもなります。現在の貯蓄を増やすことはもちろんのこと、将来的に必要となるお金事情から考えてみてもおすすめです。
不動産投資初心者の方でも、信頼と実績のある投資会社から最適なプランを紹介してもらい、確実に収入や貯蓄をアップさせることに成功しています。未経験で、自己資産が少ないという方でも十分に成功が見込めます。まずは無料資料請求をしてみてはいかがでしょうか?
まとめ
ボーナスは貯金をする人が多いようですが、最近は銀行金利が低いため、貯金をするメリットが低いといわざるを得ません。そのため、逆にお金を使うことで得をする方法をとることも検討すると良いでしょう。基本的には商品を購入することでランニングコストを抑えるものを購入するとお得に活用することができます。
また、購入した商品をスモールビジネスの原資にすることも想定しておくと、使い道の幅は広がるかと思います。ただし、ボーナスが余裕資金であることが前提なので、無理な使い方は禁物です。