クワガタ養殖で月収200,000円?

副業で稼ぎたい        2015年10月22日

クワガタ養殖で月収200,000円?

(この記事を読むのに必要な時間は約 4 分です。)


  • 趣味と実益を兼ねたお小遣い稼ぎがしたいという方は、結構多いはず。
    僕の周囲にはそういう人間が割と少なくない。
    ある人はアダルトビデオのレビューが好きで、その勢いで某メーカーの営業マンになった。
    また、ある人は豊富なアンティークのコレクションを収蔵する小さな美術館を経営して、それなりの収益を得ている。

    中でも個人的に僕が興味をひかれたのが、クワガタムシの養殖でお小遣いを稼いでいるという人物だ。
    この人物、Gさんは直接の面識はなかったものの、話を聞きたいと打診したところ、快く応じてくれた。
    今回はこのGさんの取材内容をご紹介したい。

    昼は普通のサラリーマン、夜はクワガタブリーダー

    趣味が昂じてクワガタムシの養殖、販売サイドビジネスをしているサラリーマンのGさん。
    そもそも養殖をお小遣い稼ぎにした理由はなんだったのだろうか。
    聞いてみたところ、以下のような答えが返ってきた。

    「単純に、自分が卵から育てたクワガタをみんなに見てもらいたかった。養殖して販売するというのは、その手段の一つでした」

    なるほど、そういうことだったのか。
    曰く最初はあまり儲からなかったけど、それでも満足していたという。
    それが現在では、月収にして200,000円に達することもあるそうだ。
    一体何がどうなったら、そんな金額を得ることができるのだろうか?

    いくつかその秘訣を聞いてみた。
    まずGさんが養殖しているのは、国産オオクワガタ。
    日本に生息しているクワガタの中でも、特に人気の品種だ。
    このオオクワガタ、飼育環境によっては体長が80ミリに迫る大型個体に育つこともあるという。

    国産オオクワガタ

    そんな個体は、ネットオークションで数万円で落札されるそうだ。
    そう、Gさんは主に育て上げた成虫を、オークションに出品しているというのである。
    しかし、立派に大きく育った成虫を、手離して惜しくないのだろうか。

    「いや、全然。僕は大型の個体より、50ミリ以下の個体の方が好きなんです。こうした個体は市場価値がないので手元に残し、大事に育てます」

    そう、Gさんはどっちかと言えば立派なオオクワガタより、こじんまりとしたオオクワガタに魅力を感じるというのだ。
    成虫のサイズを左右するのは、幼虫時代の栄養の摂取状況にある。
    これがなかなか調節が難しいようで、ある年などは80ミリ超えを記録する個体が次々に誕生し、非常に寂しい思いをしたそうだ(笑)。

    逆に言えば、それだけ良い栄養状況をキープできているということだろう。
    幼虫の餌といえば朽木だが、Gさん曰くサイズを大きくするには、それだけでは心許ないという。
    何やら秘密がありそうだが、それ以上は教えてくれなかった。

    素晴らしい個体を作り出し、顧客を掴む!

    Gさんのオオクワガタは、一部でリピーターを生むほどには人気だそうだ。
    こうしたリピーターは、クワガタ以外にもGさんの持つ物を欲しがるという。
    それが飼料や飼育環境ノウハウだ。
    餌は何が良いのか、マットはどういうものを使っているのか。
    こういうことを知りたいというのである。

    そしてこれがまたお金に繋がる。
    実はGさんの飼育しているオオクワガタは、特別に調合した餌を与えられているというのだ。
    幼虫の場合は朽木を何種類もブレンドしてみたり、成虫の場合は特製のゼリーを作っている。
    これによって丸々と大きく肥えた幼虫が。
    そして何年も越冬に耐える体力の成虫が誕生するのである。

    素晴らしい個体を作り出し、顧客を掴む!

    幼虫の段階でサイズが決まるため、幼虫の飼料については何度聞いても教えてはもらえなかったが、成虫用のゼリーについては、そのレシピを譲り受けることができた。
    というのも、僕は2014年に捕獲したアカアシクワガタのオスを、結構大事にしている。
    間もなく寿命が訪れるはずだけど、できるかぎり長生きしてほしい。
    これをGさんに話したところ、「他言しないなら」と、秘密の配合表をプレゼントしてくれたのだ。

    このレシピ、正直驚いた。
    まさか牛脂を含有するなんて(あ、書いちゃった)。

    クワガタに限らず、別のビジネスのヒントにもなるかも?

    まとめてみると、Gさんは生体を大きく育てるための努力をして、立派な成虫を誕生させ、これをオークションで売る。
    さらにマットや餌も販売して、リピーターを逃がさないようにしていると、こういうわけだ。

    成虫売り切りならシーズン以外は収入にならないが、大きな幼虫を育てるための飼料も売り出すのであれば、いつでも収入に繋がる。
    見方を変えれば、これは別のサイドビジネスにも繋がるヒントになりそうだ。

    (文/松本ミゾレ)


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    松本ミゾレ
    2011年活動開始。恋愛コラム、パチスロホール取材記事、某大手企業専属ライティングなどを手広くこなす、ゆるふわ系三文ライター。著作出版の経験も意欲もない、地方都市在住の意識低い系物書きを是非応援してください。ちなみに特技はタイピングと、松前漬けをほぼ無尽蔵に食べ続けることです。

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