学費100万円?パチスロライター専門学校卒業してどうするの?

年収を上げたい        2016年08月29日

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パチスロ

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  • 常々、1つのコンテンツが盛り上がると、そこに商機を感じて有象無象は集まるもののようだ。近年、パチスロライターになるための専門学校という、笑えないジョークみたいな施設があることをご存知だろうか?

    古くは攻略集団が、パチンコ攻略法を法外な値段で売りつけたり、時にはお試し教室のようなイベントを開催して稼いでいたような歴史がある。

    今となってはそういうものも廃れてしまったようだけど、ここに来て今度はパチンコ・パチスロ関係の動画やらサイトで活躍するためのライターを養成する施設を作るとは。

    そして何より、そんなものにそこそこのお金を支払ってしまう若者までいるというのだから、世も末である。

    卒業生の実力に失笑

    実はかくいう僕の知人に、数人ほどこの手の専門学校卒業者がいる。しかし、パチスロライターにありがちな話だけど、ほとんど全員、まともな文章の書き方を習得していない

    物書き仕事なのに文法について学ばず、書式もぐちゃぐちゃで、語彙も少なく、表面的で、表現しやすい感情の描写しかできない。果たして何を学んでいたのか。

    動画に出られるほどのタレント性のある人も少ないし、多くはその辺にいる大学生のあんちゃんみたいな子ばかりだ。

    ただ、このような学校に入ってしまった挙句に何の武器も会得していない彼らが悪いんじゃない。あくまで、スキルを伝授してこなかった学校側が悪いのだ。

    生徒に満足に教育できていないのは、教える側にやる気か知識がないか。これしか考えられない。

    年間50~100万円の学費!そこまで必要?

    この専門学校、コースが幾つか用意されている。安くても50万円近い学費からとなっており、高いコースだと年間に100万円以上かかってしまう計算になる。

    普通の専門学校ならまだ分かるんだけど、やってることはパチンコ業界への就職だのパチンコ・パチスロライターになるための知識を得る場なんだから、正直割が合わない。

    だってこんな学校に通わなくてもパチスロライターになれるし、結局実力がない人は卒業したって望んだ仕事を得ることもできないし。

    大体、曲がりなりにもライターの範疇に入る仕事に就きたいなら、別にこんな学校に目をくれず、ひたすら本を読んで、映画でも見て、知識と情操を豊かにしていればいい。

    年間50万円以上も使って、パチンコ業界にしか通用しない人材になってどうするのか。この業界が20年、30年と続いていく確証なんてどこにもないのに。

    そのお金で、ちゃんとした学校に通えるよ!

    そもそも、しっかりとした知識を得たいなら、お金というものは本当に大事に使うべきなのだ。

    文章で食っていきたいなら、その道の先人に土下座をして師事する方が絶対に身になるし、これならコストが掛からない。変に安定を求めて専門学校に通うよりよほどマシだ。

    50万円も大金だが、100万円以上をこういう学校に投ずるぐらいなら、自宅で取得できる資格講座にでも身を入れた方がよほど有意義だろう。ギャンブルというものは、人々の心とお金の余裕があってこそ成り立つビジネスだ。

    遊技人口がそう多くない今の時代に、この手のビジネスで成り上がったところで、そんなに安定なんかしないだろう。

    (文/松本ミゾレ 写真/DalsheVlastimil Kuzel / Shutterstock.com

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    松本ミゾレ
    松本ミゾレ
    2011年活動開始。恋愛コラム、パチスロホール取材記事、某大手企業専属ライティングなどを手広くこなす、ゆるふわ系三文ライター。著作出版の経験も意欲もない、地方都市在住の意識低い系物書きを是非応援してください。ちなみに特技はタイピングと、松前漬けをほぼ無尽蔵に食べ続けることです。

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