低年収層の食事

年収を上げたい

なぜ?低所得者がパンやご飯ばかり食べている現実!その理由とは?

投稿日:2016年1月28日 更新日:


厚生労働省の調査の結果、世帯所得が600万円未満の家庭は、そうでない層よりも穀類(お米やパン)中心の食生活になりがちであることがわかった。

さらに、年収が低いほど肥満の割合も高くなるという。食事に対する意識と年収の相関性を見てみよう。

年収300万円の食生活の共通点

ビジネスジャーナルで、年収と食事の相関性に関する記事があった。飲食店での傾向を見ると、年収300万円以下の人は「大盛り無料は必ず頼む」「バイキングは限界まで食べる」「夜中にラーメン屋をハシゴする」など、質より量にこだわり、食事も限界まで食べるそうだ。

いわゆる「ぼっち飯」も多い。「ランチはスマホを見ながら早食いで済ませてしまい、とても食事を楽しんでいるようには見えない」と、筆者であるビジネスコンサルタント氏家秀太氏は述べている。

早食いは満腹中枢を刺激する前に食べ過ぎてしまうから、肥満の原因になる。厚生労働省が指摘する年収と肥満の相関性も、「食べる量を重視かつ、早食い」という食生活に起因しているのではないだろうか。

なお、ダイエットをするときの方法も興味深い。

  • 年収300万円以下は運動や食事抜き、
  • 年収500万円以上になるとジム通い、
  • 年収1000万円以上は自分に合った食生活

をそれぞれ心がけるという。

年収1000万円プレイヤーは●●●●を食べる

東北大学加齢医学研究所『朝ごはんに関する意識と実態調査』によると、年収1000万円以上のビジネスパーソンは、共通して朝ごはんを食べる習慣があるという。規則正しい食生活によって、自分のマネジメントができているからではないかとのことだ。

同調査の結果、朝ごはんを食べる習慣がある人ほど学歴も高く、約3割(29.1%)が偏差値65以上の大学に通学している。朝ごはんを食べる習慣がない人は約2割(19.3%)なので、毎朝食べる習慣を身に付けることと学歴の関係性はあると考えてよいだろう。また、学歴が高いほど就職も有利になるので、年収もアップしやすいのかもしれない。

朝ごはんを食べるためには、いくつかの障害がある。「お腹が空いていない」「時間がない」「作るのが面倒だ」といった理由が挙げられる。これらを解消するためには、夕食や夜食を控え、少し早起きする必要があるからだ。

1食あたり600kcalに抑える

ここまで、低所得と高所得の人のライフスタイルを比べてみたが、収入が低いほど面倒くさがりで、食事を管理できない人が多いように思う。じつは、私も自分の食事管理ができず、パーソナルトレーニングジムに通い、トレーナーの指導の下で“食のマネジメント”を始めている。食事管理を始めるとカロリーや食べるものに敏感になり、パンやご飯のカロリーに愕然とした。

たとえば、コンビニでパンやご飯のカロリーをチェックすると分かりやすい。おにぎり1個200kcal、菓子パン1個400kcalとある。私の場合、減量が目標ということもあって、「1食あたり600kcal程度に抑えてください」とトレーナーから指導を受けている。

脱・炭水化物生活を心がけよう

栄養バランスも考えると、パンやご飯で摂取カロリーの大半を占めるわけにはいかない。ましてや揚げ物も控えたいところだ。今までの私は、移動中にも手軽に食べられるので、おにぎり2個と揚げ物というケースが多かった。低所得かつ肥満の人は意外とこういう人が多いのではないだろうか。

野菜や肉・魚とのバランスを考えると、コンビニフードでも工夫が必要だ。私の理想的な食事のバランスの一例を挙げると、

  • おにぎり1個
  • サラダ
  • シーチキンの缶詰

である。ダイエットを考えていなければもう少し食べてもよいが、800kcalを超えるようだと、ちょっとカロリーオーバーかもしれない。

食事管理で幸せになろう

パンやご飯を食べることは悪いわけではない。脳の栄養は、炭水化物によってつくられているからだ。しかし、炭水化物ばかり食べている人は、年収や体型に悩まされる可能性が高い。

「自分の年収が低い」「体型がコンプレックス」と感じる方は、食事管理を始めてみよう。もしかしたら、両方の悩みを一気に解決できるかもしれない。少なくとも肥満が改善され、ちょっぴり幸せになれるはずだ。

年収をどうにかあげたいという方は、「転職で年収って本当にあがる!?転職成功者の年収アップ体験談」を読んでみてください。悩む前に、自分の年収アップ可能性を探ってみましょう!

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