日本一の高年収企業?平均年収1600万円超のキーエンス

年収を上げたい        2016年09月28日

(この記事を読むのに必要な時間は約 3 分です。)


  • 高年収ランキングでいつもトップクラスに挙がっているキーエンス。企業の平均年収に興味のある方なら一度は気になったことがある企業なのではないでしょうか?

    ここでは、キーエンスとはどんな会社なのか、年収事情などについても掘り下げてみます。また、キーエンスが高年収を維持し続けられる理由にもせまってみます。

    キーエンスの年収トップクラス維持は日本一

    キーエンスの平均年収は1600万円を超えると言われています。月平均にすると133万円。1ヶ月で1万円札を133枚という札束を手にするということです。

    あくまでも平均で1600万円なのですから、キーエンス内で高年収を得ている人はいったいいくらなのだか…。働く国民の平均年収である400万円代がとても少額に思えてきますね。

    キーエンスは社員の平均年収ランキングで毎年トップクラスですが、特に、30代、40代の平均年収が大幅に高くなっています。

    30代の若さで高年収がもらえるキーエンスは、やはり競争率が高く、就職の難易度は高いです。多くの学生のあこがれの的ではありますが、実際に入社できる人は少ないです。

    キーエンスってどんな会社?

    そこで気になるのは、キーエンスとはいったい何者なのか、ということ。なぜ平均年収トップクラスをキープできるのでしょうか?キーエンスは年収が高いことで知られていても、何をしている会社なのかということはあまり知られていません。

    キーエンスは、世界44か国で事業を展開するFA機器メーカーで、センサーや測定器、計測器、ビジネス情報機器、研究・開発用解析器機などを作っています。

    キーエンスはこれらの機器を、一般家庭用ではなく企業向けに開発しています。だから、こんなに有名な会社でありながら生活の中で目につくことがないのです。

    また、企業向けに開発する…、これこそがキーエンスが確実に売り上げを伸ばしている要素でもあるのです。

    キーエンスはなぜそんなに平均年収が高いのか

    キーセンスはなぜそんなに平均年収が高いのか…、それは彼らの営業ノウハウとコンサルティング力が武器となっていると言えます。それで、それなりの利益を上げているのですが、それ以外にも理由がありそうです。

    キーエンスでは、会社が利益を上げた分、社員にも還元しようという考え方があります。ですから、基本給とは別に、連結営業利益をもとにした賞与があるのです。

    結果的に、ボーナスが3か月ごとにまとまって入るかたちになっています。それでそんなに社員の平均年収が高くなっているのです。

    がんばって業績を上げた分、しっかり手元に戻ってくるというのは頑張りがいがありますよね。

    ファブレス経営が高利益につながっている

    キーエンスが高利益を得ている一つの大きな要素は、ファブレス経営にあります。ファブレス経営とは、開発だけを行い、製造や組み立てを自分でやらないことです。

    メーカーでありながら、自前の工場を持たずに、器機の製造は外部企業に委託しています。このような経営スタイルをファブレス経営といいます。

    ファブレス経営がなぜ高利益につながるのかといえば、それによって製造設備や人員を調達したり保有したりすることにまつわるリスクを回避できるからです。またさらに、その分のエネルギーを企画や開発、デザイン、マーケティングに費やすことができ、より良い商品を作っていくことができるのです。

    キーエンスがあんなにも利益を上げている理由をまとめると、こういうことです。ファブレス経営が土台となり、商品開発力が加わって、直販によるコスト削減もかさなり、利益があんなにも上がっているのです。

    利益を上げている会社には、それなりの工夫と努力があるのです。

    (文/河原まり)


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    河原まり
    河原まり
    2011年よりフリーライターとしての活動を開始。英語・中国語を学び、翻訳業にも従事。私生活を充実させるため、10年間続けた医療事務の仕事をやめ、今に至る。趣味は作詞・作曲、弾き語りや料理。マイブームは休日にギョウザやシューマイを大量につくり、冷凍すること。

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