先日、アラサーの知人からこんな話を聞いた。「同級生が投資や子育ての話をしているなか、独身バンドマンの俺は肩身が狭い」と。また、別の知人からは「稼げる副業ない?お金の余裕はあるけど、仕事の後に副業をするのはしんどい」といった話も。
じつは、投資に必要な軍資金は毎月10,000円からでも十分だ。
軍資金100万円はひと昔前の話
20代後半から30歳を過ぎる頃になると、ライフプランや将来のマネープランを意識し始める人は多い。趣味人としての人生を歩んでいると、30歳を境目にして、急に周囲との温度差を感じることも少なくないようだ。
しかし、音楽活動にハマっていた人はもちろん、とくに趣味がなかったという人でも、いきなり投資を始めるのは現実的ではないと思うかもしれない。投資には多額な軍資金を必要とするイメージがあるからだ。
ひと昔前までは、「株式投資や投資信託を始めるなら100万円くらいは必要だ」という意見が一般的だった。少し前から小額投資にシフトしつつあるが、少なくとも10万円は欲しいという。
しかし、そんな常識も覆され、投資のハードルはさらに下がっている。
月10,000円で投資信託の積み立てが話題
2014年8月2日付の日本経済新聞を読むと、「初心者は積み立て型の投資信託(投信積み立て)がおすすめだ」と、FPの方が話していた。投信積み立てとは、毎月決まった金額の投資信託を購入する仕組みだ。最安値を見ると500円からスタートできるようだが、証券会社や銀行では毎月10,000円というケースが多い。
同じ金融商品を長期間買い続ける方法は、ドルコスト平均法という。購入対象の金融商品の価格が高いときは買う量が減り、価格が下がったら多く買うという仕組みだ。数量ではなく金額で指定するため、比較的小額の軍資金でも投資信託を始められる。
毎月10,000円なら、今までのイメージよりも気軽に投資できるだろう。今までマネープランに興味がなかった人も、「最近、投信積み立てを始めた」と、飲み会での話のタネが作れる。当然、お小遣い稼ぎ程度の収益を得られる可能性もあるのだ。
サラリーマンにおける10,000円の価値
サラリーマンの場合、毎月10,000円の投資は現実的な金額だと考えられる。新生銀行の調査結果ではサラリーマンのお小遣いは平均37,642円だ。そのうちの10,000円は、男性サラリーマンが毎月2回の飲み会を我慢すると捻出できる金額だという。
ただし、毎月のお小遣いが10,000円以下という方も少なくない。
「アベノミクスの恩恵なんて、ぜんぜん感じない」
「収入が増えたのに小遣いは据え置き」
と、家庭事情からお小遣いが少ないサラリーマンのリアルな声も聞こえてくる。それでも投資を始めたい場合、軍資金は副業で捻出するとよいだろう。
最近は副業で月10,000円以上稼いでいる人も多い。20代のうち、5人に1人がポイント・アンケートサイトを利用して、約15,000円のお小遣いを稼いでいるそうだ。副業で稼いだお金を利用し、投資に回す軍資金にするとよいだろう。
野村證券の10,000円投資なら
最後に、野村證券が推奨する『月々1万円からはじめる「積立投資」』を紹介したい。
野村證券の積み立ては、1銘柄あたり毎月10,000円から投資を始めることができるという。積み立ては、指定した金融機関の口座から自動引き落としされる。手数料もかからず、時間もかからない。
投資自体は元本を保証する金融商品ではないので、リスクから逃れることはできない。しかし、毎月10,000円ずつ投資する場合、多額の投資よりもダメージも少なく済む。積立方式自体がリスクヘッジをする手法なので、他の投資よりも安全性は高いだろう。
もちろん、「周囲が投資を始めているのに自分は……」と、話題に乗り遅れる心配もない。身体を使わず、知識と軍資金を使って稼げるチャンスもある。投信積み立てを始めたい方は、野村證券の口座を開設してみてはいかがだろうか。