フリースタイルラップバトルの賞金まとめ【第9回】

副業で稼ぎたい        2016年07月04日

(この記事を読むのに必要な時間は約 4 分です。)


  • バンドマン兼ラッパーでライターの安藤です。フリースタイルラップを初めてから約半年が経とうとしています。

    この間、いくつかのMCバトル大会にも出場しました。実は、賞金が出る大会がいくつもあります。今回は、MCバトルとバトルの賞金についてご紹介します。

    MCバトルとは?

    MCバトルとは、即興ラップをしながら相手をディスる(悪口を言う)戦いです。最近は、TV番組『フリースタイルダンジョン』をはじめとしたMCバトルが人気ですが、まだご存じない方もいるかもしれません。

    理解を深めていただくために、まずは実際の動画を見てもらいたいと思います。個人的な趣味が強くて恐縮ですが、『MC ENEMY vs 呂布カルマ』という2人のラッパーのフリースタイルラップによるMCバトルを見てみましょう。

    『戦極MC BATTLE 第12章(15.6 .14) ENEMY vs 呂布カルマ @BEST BOUTその1』

    先攻のENEMY(ハットを被ったラッパー)は韻を踏みながらリズム重視でディスするのに対し、後攻の呂布カルマ(サングラスにリーゼントのラッパー)は韻よりもディスの言葉を重視して勝負しています。

    さまざまなスタイルのラッパーがMCバトルに出場し、戦っているのです。

    高額賞金が出るMCバトル3選

    MCバトルの概要がお分かりいただけたと思います。さて、HOW MATCH的にはここからが本題です。MCバトルには賞金が出る大会もあるのですが、おそらく多くの方が思っているよりも高額な賞金が期待できます。

    早速、3つの大会の賞金と概要を見てみましょう。

    UMB(Ultimatemcbattle)…賞金150万円

    2005年からはじまったMCバトルです。Libra Recordsが主催する大会ですが、恐らく、日本のMCバトルトーナメントの中でも一番古いかもしれません。

    般若やR-指定、CHICO CARLITOなど、『フリースタイルダンジョン』に出演する人気ラッパーがチャンピオンに輝いている大会です。

    MC BATTLE THE 罵倒 OFFICIAL…賞金100万円

    CASTLE RECORDS(キャッスルレコード)が主催するMCバトルです。罵倒という名前からインパクトがありますが、その名の通り、相手を罵倒するMCバトルが繰り広げられます。

    いわゆる「バチバチ」の戦いが期待できるトーナメントのひとつです。過去、呂布カルマや輪入道、GOLBY、TKda黒ぶち、ZORNといったラッパーが優勝しています。

    戦極MC BATTLE…賞金30万円

    MC正社員が主催するMCバトルです。2007年度から前身の大会が始まったため、知名度の高い大会だと言えます。晋平太、ACE、サイプレス上野、DOTAMAなど、こちらも錚々たるラッパーが優勝しています。

    エントリーはたやすいが勝ち抜くのは大変

    rap-battle

    フリースタイルラップを練習し、賞金稼ぎや知名度向上のために大会へ出場したいと考える人もいると思います。実は、大会へエントリーするのはそんなに難しいことではありません。WEBサイト上からエントリーすれば出場できるからです。

    MCバトルで大変なことは本選出場です。最近はヒップホップ人口が増えていることもあって、多くのラッパーがMCバトルにエントリーしています。そのため、本選の前に予選があり、多くのラッパーたちが涙を流しています。

    MCバトルでチャンピオンに輝くラッパーでも、本人のコンディションや対戦するラッパー、会場のムード次第で負けることは少なくありません。R-指定(UMBを3連覇した最強ラッパー)でさえ負けてしまうことがあります。

    実力があるラッパーもMCバトルに出場して負けますが、初心者がマグレで勝てることはまずありません。興味本位でエントリーした初心者が勝つことはほぼ不可能です。しっかりと腕を磨き、参加するようにしましょう。

    MCバトルをきっかけにヒップホップを楽しもう

    私もMCバトルからヒップホップにハマったクチですが、深く聴き込むようになって、このジャンルの真の良さを理解できるようになりました。

    以前、「ヒップホップは起業家精神が強い音楽ジャンルだ」と述べましたが、ラッパーたちは「愛」「平和」「金」「趣味」など、さまざまなことを語っています。掘れば掘るほど楽しめるジャンルなので、MCバトルだけでなく、音源もチェックしてみましょう!

    (文/安藤悟・エストリンクス

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    安藤悟
    1987年、静岡県出身・在住。株式会社エストリンクス代表取締役社長/静岡のローカルWEBマガジン「miteco」( http://miteco.jp/ )編集者。10年以上ロックバンド活動を続けている。愛聴するジャンルはシューゲイザー、ポストロック、激情ハードコアなど。主に、音楽とお金についての話題を執筆する。

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