実はハイリスク!?外資系の年収が高い理由

年収を上げたい        2016年06月06日

外資系企業

(この記事を読むのに必要な時間は約 3 分です。)


  • 外資系企業で働くリスクとは?

    「外資系企業」と聞いて、「高給取り」「実力主義」といったイメージを思い浮べる人も多いと思います。実際、外資系企業では英語を使う業務が多く、英語必須の企業もあります。

    また、実力次第ではかなりの高給を取ることが可能な場合も少なくありません。同じような仕事内容でも、国内企業と外資系企業では、50万円から100万円ほどの年収の開きがある場合も……。

    そんな華やかなイメージの外資系企業で活躍したい!と考えている人や、漠然と憧れを抱いている人に注意してもらいたいのが、「外資系企業のリスク」についてです。

    実力主義だからこそ、高い能力が求められ、国内企業のように終身雇用という概念が少ない(今や国内企業にも終身雇用は少ないですが)、というのは、外資系企業の特徴としてよく言われることでしょう。これも、もちろん外資系企業のリスクのひとつです。

    終身雇用で年功序列式の賃金形態は、大金を稼いだり、若くして高給を得るには向いていませんが、安定して一生働き続けるには安心できるシステムです。

    とはいえ、自分の能力にある程度自信がある人なら、これはリスクとは言えません。実力で評価されるのは歓迎だ、という人も多いでしょう。しかし、外資系企業に潜むリスクはこれだけではないのです。

    1.退職金や福利厚生制度がない

    外資系企業の中には、退職金制度がない会社や、各種手当などの福利厚生制度が少ない会社もあります。

    欧米では、生涯同じ会社に勤めるのではなく、より待遇の良い会社に次々と転職していく働き方が主流のため、定年退職時に多額の退職金をもらうという制度は一般的ではありません。

    もちろん、退職金制度がある会社もありますが、日本の企業に比べると少額な場合が多くなります。外資系企業に入社する際には、退職金や福利厚生がどのような制度になっているのか事前に確認しておくことが大切です。

    ハードワーク

    外資系企業の多くは年棒制を取っており、仕事も自己裁量で行われます。また、実力に応じてどんどん高レベルの仕事を求められるケースも少なくありません。プライベートを大切にしたい人にとっては、外資系企業で求められる仕事レベルは高すぎる場合もあるでしょう。

    海外時間に合わせた仕事が入ることも

    時差が大きい場所にある企業の日本支社に勤める場合は、自宅から深夜の会議に出席したり、早朝、会社に出向いて打ち合わせをしたりといったことがあるかもしれません。

    もちろん、これは部署や会社によっても異なる部分ですから、事前にそういったことがあるのかどうか確認しておくのも良いでしょう。

    しかし、9時から18時以外の時間には働きたくない、という人には、外資系企業はあまり向いていないと言えるでしょう。本社や取引会社に合わせて柔軟な対応を取れる環境にいることが必要となります。

    日本撤退のリスク

    外資系企業というのは、要するに、「海外に本社がある企業の日本支店」です。ところが、こうした企業がいつまでも日本支社を維持し続けるという保障はどこにもありません。

    もちろん、日本の企業であっても、倒産リスクや勤めていた支社の撤退リスクは常に伴います。

    しかし、倒産リスクと日本撤退リスクでは、やはり撤退してしまうリスクの方が高いと言えますし、勤務していた支社が潰れてしまった場合でも、日本の企業であれば、転勤等で対応することが可能です。

    ところが、外資系企業の場合は、企業が日本から撤退するということが、そのまま社員の失職リスクに直結してしまうのです。

    リスクを踏まえて選択を

    これらのリスクを踏まえた上であれば、外資系企業に飛び込んでキャリアアップを目指していくのも良いでしょう。しかし、詳細をわからないまま、実力次第で高給が得られる、と思い込んでしまうのは危険だということです。

    (文/平野恵子)

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