60分で5000万円!世界の一流DJたちのギャラ相場【第11回】

副業で稼ぎたい        2016年09月28日

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(この記事を読むのに必要な時間は約 5 分です。)

  • ライター兼バンドマン……と言いながら、すっかりクラブカルチャーにかぶれてしまった安藤です。

    クラブの花形はやはりDJでしょう。一晩で多くのオーディエンスを熱狂させる力がある人は、アマチュアであっても高額なギャラを手にしているケースは珍しくありません。クラブで隆盛を極めるジャンル・EDMにおいては、一晩で莫大な収入を得るDJも少なくないと言います。

    今回は、彼らのギャラ事情とDJの始め方について見てみましょう。

    一晩で1000万円!クラブDJのギャラ

    EDMをプレイするDJがいくら稼いでいるのでしょうか。じつは、とんでもない収入を稼ぎ出しています。

    • カルヴィン・ハリス(Calvin Harris)
      「世界一稼ぐ」と言われるEDMアーティスト。一晩のギャラは3500~5500万円と言われています。
    • デイビッド・ゲッタ(David Guetta)
      ラスベガスやイビザなど、世界の名だたるクラブでプレイするEDMプロデューサーです。一晩のギャラは3500万円だそうです。
    • アフロジャック(Afrojack)
      2014年、たびたび来日したこともあって話題になったDJです。一晩のギャラは500~1000万円に上ると言います。

    金額はすべて1ドル100円(2016年7月時点で執筆)換算です。為替相場の影響によって多少の前後はありますが、世界の超一流DJを呼ぶには高額なギャラが発生することがわかります。

    DJって何をしているの?

    一流になると巨額のギャラが発生するDJですが、なぜ、機材をいじっているだけでこんなにお金をもらえるのでしょうか。DJの仕事を知らないという人に向けて紹介したいと思います。

    よくあるパターンが楽曲を作ってライブで流すバックDJです。ただ曲を流すだけではなく、ライブ中にスクラッチやエフェクト効果などのアレンジを見せることもあります。また、ライブ中に曲をつなぎ、自然な流れを作るのも彼らの仕事です。

    クラブでのDJの役割は曲間をノンストップでつなぎ、オーディエンスを盛り上げ続けることです。また、流行をいち早く抑えたり、名曲を掘り起こしたりすることも仕事だと言えます。

    よい楽曲を選び、必要に応じてリミックスするセンスがDJには求められるのです。

    DJを始めるために必要な機材

    DJの役割をご紹介しました。もしかすると、実際にDJにチャレンジしたいと考える人もいるかもしれません。そこでDJを始めるための方法を見てみましょう。

    最近、主流になっている方法はPCDJです。パソコンと接続できるデジタルのターンテーブルとパソコンに入っているデータ、ヘッドフォン、スピーカーの4つがあればDJを始めることができます。以下、私が持っているDJ機材を例に見てみましょう。

    • PIONEER DDJ-WEGO3-R
      某楽器店で32,400円でした。パソコンに入っている楽曲を自由に使えます。
    • audio-technica ATH-PRO5MK2
      こちらはAmazonで11,500円でした。密閉型のヘッドフォンで低音までクリアに再現できます。
    • ノートパソコン(SSD搭載)
      某BTO型PCショップで54,800円でした。ノートパソコンがよい理由は、デスクトップだと持ち運びできないからです。
    • SANWA SUPPLY 2.1chスピーカー
      昔から自宅にあるので価格は不明ですが、3,000円から4,000円程度の範囲だったと思います。

    計算すると、大体100,000円あればDJを始めることができます。

    ちなみに、私は仕事でもノートパソコンを使っています。さらに、昔から持っているヘッドフォンとスピーカーを使ったので、事実上の負担は5万円程度でした。

    ギターやベースと比べると意外とリーズナブルに始められたと感じる理由は、もともとある程度の環境が整っていたという点もあるかもしれません。

    スクラッチの難しさ

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    DJがやっていることというと、まっさきにスクラッチをイメージする人は多いと思います。手を動かすだけなので楽器を弾くよりも簡単そうに見えるかもしれません。しかし、スクラッチには高度な技術が要求されます。

    もともと、スクラッチは回転しているレコードを削る技術でした。レコードのスクラッチは、初心者がやると針を痛めてしまったり針が飛んでしまったりと、決して簡単ではありません。最近ではCDないしはデジタルデータを疑似的にスクラッチするのですが、こちらも一定の技術が求められるようです。

    じつは、私が働いている株式会社エストリンクスにもDJがいます。静岡のWEBマガジンmitecoで編集長を務める彼(吉松)は、まったくの初心者ながら、最近DJを始めたので、「DJって何が難しい?」と聞いてみました。

    一番難しいのはスクラッチだそうで、デジタルDJでも難しいそうです。ただし、もともと楽器をやっていたこともあってか、はたまた音楽センスがあるのか……1週間程度で最低限のスクラッチはできるようになったと言います。

    曲をつなげられれば、あとはセンスかもしれません。

    DJでひと稼ぎを目指そう

    世界の一流DJのギャラ、そしてDJの始め方をご紹介しました。初心者の鬼門はスクラッチのようですが、そこさえクリアできれば今すぐにでも稼げるチャンスが訪れるかもしれません。

    DJのギャラは音楽センス、そして集客力で決まります。音楽が好きで集客に自信がある方は、ぜひDJを目指してみてはいかがでしょうか。

    (文/安藤悟・エストリンクス

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    安藤悟
    安藤悟
    1987年、静岡県出身・在住。株式会社エストリンクス代表取締役社長/静岡のローカルWEBマガジン「miteco」( http://miteco.jp/ )編集者。10年以上ロックバンド活動を続けている。愛聴するジャンルはシューゲイザー、ポストロック、激情ハードコアなど。主に、音楽とお金についての話題を執筆する。

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