3,000円のボタンダウンシャツで3億円の商談を逃がす?

年収を上げたい        2015年12月02日

3,000円のボタンダウンシャツで3億円の商談を逃すかもしれない!?

(この記事を読むのに必要な時間は約 4 分です。)


  • ボタンダウンシャツはビジネスの場に不向き?

    スーツ姿と言ってもさまざまあり、中に着るYシャツにもさまざまな種類があります。街で行きかうビジネスマンの襟元に注意してみて下さい。襟が小さなボタンで留められているタイプのYシャツ、ボタンダウンシャツを着ている人がいますが、実はビジネスの場に相応しくないYシャツです。

    「クールビズ」の推奨により日本のビジネスの場ではドレスコードが崩壊しつつあり、日本のビジネスマンは相手がポロシャツやアロハシャツを着ていてもOKなのですから、ボタンダウンシャツでも一切気にしません。

    しかし海外で働く人はここまで寛大ではなく、特に欧米のビジネスマンは厳格なドレスコードに則っています。3億円の商談の場にボタンダウンシャツで現れたならば、この商談を軽んじていると受け止められて破談となってもおかしくないのです。

    ポロからヒントを得て生まれたボタンダウンシャツ

    ボタンダウンシャツは米国のブランド「ブルックス・ブラザーズ」が創り出し、同社では「ボタンダウンシャツ」ではなく「ポロ・カラー・シャツ」と呼んでいました。

    当時のシャツは襟が今よりも大きく風にはためいて邪魔だと思われていました。そのため創業者ジョン・ブルックスは乗馬競技・ポロの競技者がシャツの襟をボタンで留めて競技している姿からヒントを得て「ポロ・カラー・シャツ」を作って売り出しました。「ポロ・カラー・シャツ」は飛ぶように売れ、定型的なアメリカン・スタイルのシャツとして認知されていきました。

    このようにボタンダウンシャツはスポーツからヒントを得たカジュアルスタイルのシャツで、本来ならばネクタイをつけたりするようなシャツではないのです。「ボタンが邪魔でネクタイがしにくい」というビジネスマンが多いですが、ボタンダウンシャツはもともとビジネスの場できるシャツではないのです。

    40~50代のビジネスマンを見習おう

    2005年に環境省が提唱した「COOL BIZ(クールビズ)」、その夏約半数のビジネスマンがクールビズデビューをしました。20~30代はスーツの上着を脱いでノーネクタイというスタイルになりましたが、40~50代のビジネスマンは衣類を新規で購入したり休日に着る服から着まわしたりと一工夫を見せていましたた。この結果から見ると、服装に対する拘りは年配のビジネスマンの方が高いと思われます。

    クールビズの導入後、多くの企業がビジネスカジュアルを推奨しました。しかし若い世代の多くは「ビジネスカジュアルってどんな服装?」と戸惑うだけで、その結果ネットからの情報に頼ってしまいました。ネットの情報は正誤入り乱れているため、フォーマルなビジネススタイルとカジュアルなビジネススタイルの境目が曖昧になりました。

    このドレスコードの崩壊が3億円の商談の場にボタンダウンシャツを着ていくという粗相を招くのです。こうなる前にどうすべきだったのか、若いビジネスマンは40~50代のビジネスマンから服装について学ぶべきだったのです。彼らは20~30年、多くの場面でさまざまなスーツ姿を見てきたのです。

    ボタンダウンシャツについても40~50代のサラリーマンはカジュアルシャツだと知っていたようです。なぜならばクールビズ導入後、40~50代が新たに「ビジネスカジュアル」として購入、もしくは休日着から着まわした服はボタンダウンシャツが最も多かったのです。

    スーツを買うなら父親と

    スーツを買うなら父親とこれからスーツの購入を考えている学生、新社会人はお父さんとスーツを買いに行くことをお薦めします。会社勤めの経験があるお祖父さんと行けたら素晴らしいです。「今の流行りじゃないし」「オヤジのセンスだし」と思う人は多いですが、今の流行りやセンスの良いスーツを薦めるために店員がいるのです。

    お父さんやお祖父さんからは「自己投資」について教わって下さい。スーツ姿は名刺よりも雄弁にその人について語ります。皺のよったスーツや安っぽい鞄で商談に挑むと相手に見くびられます。スーツ姿は勝負服であることをお父さんやお祖父さんは経験から知っています。

    「高くないか?」と若い子世代は尻込みしてしまう服でも、お父さんやお祖父さんのように経験のあるビジネスマンにとってはそれに見合う値段であり、必然な自己投資だと考えるのです。舐められないビジネスマンになるための第一歩、友だちとスーツを買いに行かずにお父さんたちに声をかけてみて下さい。

    (文/高橋亮)

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    高橋 亮
    高橋 亮
    転職エージェント・広告代理店で延べ20年バリバリ働き、現在は脱サラして憧れの田舎暮らしを実践しているフリーライターです。ほぼ自給自足の生活につき、とりあえず食うのには困らないのが唯一の自慢。

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