都心は便利だけれども、何かと面倒なことも多い
都心に住んでいると休日の過ごし方にはいろいろな選択肢がある。それは、休日を楽しむためのいくつもの娯楽施設があるからだ。
しかし、何かを楽しむにはお金がかかったり、休日を有意義に過ごすためにスケジュールを組むこともある。お金とスケジュールを考えるということは仕事をしていることと似ている。
仕事との違いは責任がないことと言えるかもしれない。ストレスもないかもしれないが、人気のある飲食店で何かを食べたり、遊園地のアトラクションに乗るのに何時間も待たされれば、ストレスを感じることもある。そう考えると、休日も仕事の一部のような感じに見えてしまう。
週末の休日の過ごし方を変えてみる
どのように過ごせば仕事から切り離せるか。それは子供のころの遊びを思い出すとよいかもしれない。
子供のころは持っているお金が0円であろうが遊ぶことができた。また、遊びに夢中になれば、時間を忘れて、親に注意されることもあった。
本当の休日というのはそうなのかもしれない。だからといって、子供のころの遊びをしても、大人になった今では、懐かしさはあるかもしれないが、いつまでも遊ぶには満足できない。
お金を使わず、時間を気にしない大人の休日を考え、実行してみることにする。
お金0円で週末の過ごす方法
週末、ブランチをとったら財布もスマホも自宅に置いて、徒歩や自転車で行ける範疇で遊べるところを考えてみよう。図書館で読みたかった本を借りて公園で読む、その後はちょっと行ってみたかったあのスポットへ行ってみる。
おすすめ1.浅草文化を満喫する
東京都台東区雷門といえば昔ながらの浅草の街並みを見ることができる場所だ。
その雷門に浅草文化観光センターがある。室内には浅草に関する資料があり、自由に閲覧できる。資料も難しい本だけではなく、観光ガイド的なものも豊富にあるため、浅草を知るには十分な場所といえる。知識を得たところで、浅草の街を見て回るといろいろな発見がある。
人間は五感がある。それらの感覚をつかうことは記憶に残りやすいと言われている。本は視覚を使うが、街を見て回ることは、視覚、聴覚、嗅覚、触覚を使い、何か食べる機会があれば味覚も使う。
そのため、記憶力を養うにはよいといえる。
おすすめ2.都庁の展望室で都心を見下ろしてみる
東京都新宿区には言わずと知れた東京都庁がある。ビルの中に入るのも、高さ202メートルの展望室に入室するのも無料である。
第一本庁舎1階から展望室専用エレベータで展望室に行く。展望室から見える景色は東京の観光名所を一望できる。
北東方面では東京スカイツリー、南東方面では東京タワー、南西方面では東京オペラシティなどが見える。
東京都庁には資料室もあり、一般の図書館では見ることのできない資料が数多く閲覧できる。
無料で入ることができる展望台としては都内で一番といってもいいほど充実したものではなかろうか。
おすすめ3.ホテル椿山荘の庭園でゆったり
東京都文京区関口にはホテル椿山荘がある。
ホテルやプラザの周辺は庭園になっているが、草花や池だけでなく、庵、神社、三重塔などもあり、野生の生き物が多く生息しているので、庭園というよりは山のようなイメージが強い。
都心でありながら、四季を通して花が咲き、滝の音や、小鳥のさえずりが聴こえ、ゆったりとした時間を過ごすことができる。
0円の休日を探すのも面白い
都心でもお金を使わず、時間を気にせずに楽しめる場所として浅草文化観光センター、東京都庁の展望室、ホテル椿山荘の庭園を紹介したが、この他にもたくさんある。
スマホなどの情報端末を利用せず、徒歩や自転車でなにげなく見て回ると、身近な所に大人の休日を楽しむ場所を発見することがきっとあるだろう。