ウェザーニューズは日本の気象情報会社として認知度が高いですね。気象情報士の資格を持っている方や気象に興味のある方は、ウェザーニューズの年収や仕事内容が気になるのでは……?
ここでは、ウェザーニューズについて調べてみます。
ウェザーニューズの会社概要は?
ウェザーニューズのホームページを見てみると、ウェザーニューズは昭和61年に設立。本社は千葉県千葉市。資本金は17億6百万円の株式会社だとのこと。
2015年5月期の売上高は140億64百万円。社員数は718人。さすがに大きな会社ですね。
ウェザーニューズの仕事内容は、企業や自治体に気象情報を提供すること。また、BSデジタル放送で天気予報を、ケーブルテレビで地元向けの天気予報の発信も行っています。さらに、航空気象情報、航路上の気象情報の提供なども行っています。
陸だけでなく、空の上や海上でのお天気も地球規模で予測し、発信しているんですね。気象に興味のある方にとっては夢のような仕事なのではないでしょうか?
平均年収559万4,000円
気になるウェザーニューズの年収は……?そこで、いろいろな企業の年収がまとめられている「年収ガイド」というサイトを参考にしてみます。
すると、ウェザーニューズの年収は559万4,000円とでてきました。
ところで、初任給や年齢ごとの年収はどうなっているのでしょうか?そこで同じサイトで調べてみると、大卒の初任給は432万円。厚生労働省によれば大卒の平均年収は200万~230万円前後なので、それと比較しても分かるとおり、やはりウェザーニューズの初任給は高いといえますね。
年齢別の平均年収を見ると
- 30歳で442万円
- 35歳で525万円
- 40歳で614万円
と上がっていき、一番高いのは52歳で829万円とのこと。やはり、勤務年数の長さとともに管理職に就く人も多くなり、年収が上がっていることが見てとれます。
ウェザーニューズのミッションとは?
ウェザーニューズはすでによく知られた気象情報会社ですね。それでも、入社を検討するとなれば会社の今後の見込みも気になりますね。
ウェザーニューズのサイトに、会社が取り組んでいるミッションについて掲載されていました。これを読むと、ウェザーニューズはこれからも成長を続けていく会社だという気がしてきます。内容を簡単にまとめてみました。
- ウェザーニューズは5象(気象・地象・海象・水象・宙象)についての情報を提供していますが、これを官営サービスだけに頼ることなく、自分たちでデータを収集して提供する。
- そして、その情報をより新しく、迅速に、より多く配信することに尽力する。
- 現状に満足せず、独創的により新しい市場を開拓する。
- 気象に基づいて環境問題にも取り組んでいく。
こうしたことを考えると、ウェザーニューズは今後も進化を遂げていく、前途のある会社だといえそうです。
入社した人の声
ウェザーニューズへの入社を検討しているなら、どんな人が入社しているのか、その後の感想なども気になりますね。そこでウェザーニューズのサイトから探してみると、入社した人たちの声が掲載されていました。
いくつかあったので2つだけピックアップして簡単にまとめてみます。
まず一人目はもともとお医者さんを志望していた男性社員。お医者さんになることは叶わなかったのですが、気象情報の技術との共通点はそれによって人を助けられる、ということだったそうです。ウェザーニューズへの入社によってその願いが叶っている、とのこと。
二人目はウェザーニューズのアプリを使用したことのある女性社員。ウェザーニューズとの出会いはアプリをダウンロードしたことで、もともと気象に関する知識はなかったとのことですが、入社後に勉強しながらひとつひとつできるようになっていったとのこと。
いろんな経歴の方が入社しているようです。お仕事する部門にもよりそうですが、気象関係の勉強をしたことのない方も入社しているというのは少し励みになりますね。
筆者はもともと気象にそれほど関心があるわけではなかったのですが、ウェザーニューズについて調べていたら少し気持ちが変わりました。
気象について考えると、なんだか視野が広がる気がします。地球を違う角度から眺める仕事なのでは……?
ウェザーニューズに入社したら、新しい世界が広がる気がします。
(文/河原まり)