7月2日も午後に差し掛かりました。HOW MATCHも運営3日目を迎えましたが、まだまだ人知れずひっそりと記事を増やし続けている毎日です。そりゃそうです。開始3日でブレイクしちゃったらYahoo!もGoogleも真っ青ですよ。さてみなさま、いかがお過ごしでしょうか。HOW MATCH編集部です。本日もよろしくお願いいたします。
ニュースを取り上げた記事も大事ですが、今日は私の個人的な経験を取り上げてみます。実は私、8年前の32歳のときに両眼とも白内障の手術をしているんですよ。それ以来、メガネやコンタクトを使うことは基本的になくなり、夜に車の運転をするときにメガネをかけるくらいです。
手術前は視力が0.1以下にまで落ちてしまった私の目が、日帰り手術でメガネがいらないほどに回復してしまった、加えて加入していた医療保険のおかげで結果的に黒字となった白内障とは何なのでしょうか?
【この記事の目次】
まずは白内障について基礎知識を
手術をした当時、私は白内障について気になってかなり色々と調べていたのですが、その中で一番分かりやすかったのが、「白内障は白髪と同じで、年をとるといずれは全員がなります。 」という説明でした。
要は目の中の水晶体という部分が、何かしらの原因で白く濁ってしまい、それによって視界がかすんでしまったり、視力が落ちてしまったり、光がまぶしく感じてしまったりする病気なのです。
どの症状を発するかについては個人差があるようですが、私の場合はとにかく視力がどんどん落ちていきまして、30歳を超えたあたりでとうとう視力0.1を切ってしまいました。もう完全にメガネなしでは生活できないド近眼です。
通常は30歳前後で近視がさらに進行するのはめずらしいことらしいので、病院でさらに検査をしてもらいましたら白内障が発覚した、といういきさつです。
進行してしまったら治療方法は手術のみ
症状が軽いうちは点眼薬で進行をある程度遅らせることができるようですが、白内障は一度かかってしまうと二度と元には戻らないものですので、根本的な治療をするのは手術のみとなります。
白内障手術は、日帰りで受けられて前例がいっぱいあるとはいえ、やはり目を手術するのですから抵抗ありますよね?私も手術を受けるかどうか、数日考えましたが、遅かれ早かれ手術しなくてはいけないのなら、ということで受けることを決意したのでした。
手術は無痛、片眼15分くらいで終わる
当時の記録を引っ張りだしてみましたら、手術を受ける3~4日前から点眼薬を開始していました。これは目の感染症を防ぐためのものらしいですね。
そうしていよいよ手術当日、虫歯の治療と同じくらいの覚悟で挑みましたが、驚くほど痛みはなく、「あれ?もう終わり?」と思うほどの早さで終わってしまいました。
実際、どんな手術をしているのかについては、「白内障手術」でYouTubeを検索すれば出てくるので見てみてください。
手術そのものよりも大変だったのが、
- 帰宅は誰かに迎えに来てもらうかタクシーで帰らなくてはいけなかったこと
- 手術当日一杯は、眼帯をして過ごさなくてはならなかったこと
- 手術後1週間は自分でシャンプーしてはいけないこと
の3点でした。特に3つ目のシャンプーについては、目の中に水道水やシャンプーが入るのがNGなのです。ですので、美容院でやるような仰向けのバックシャンプーならOKということで、私も当時、美容院に1,000円くらい払ってシャンプーだけしてもらいに行きましたよ。
なのでこれから白内障手術をお考えの人がいらっしゃいましたら、なるべく汗のかかない寒い季節に受けられることをおすすめします。
手術翌日から視力が回復♪
手術をした翌日に朝目覚めたら、眼帯は外してしまって大丈夫ですが、外した瞬間に私は驚きました。もう、それだけで視力が回復していたんです(こうやって書くとなぜか怪しいものですね。でも本当のことです)!
再び、裸眼での生活に戻ることができた私は、世の中の色彩が綺麗なことに改めて驚くのでした。それまで見ていた色彩はまるでPhotoshopのコントラストを25%くらい下げたような、色あせた世界を見ていたことを思い知らされたのです。
それ以前に使っていたメガネはレンズ込みで70,000円くらいしましたし、スポーツ時につける使い捨てコンタクトだって両眼で3,000円ほどしていました。それらのコストが一気にゼロになったのも大収穫です。
気になるお値段は片眼で50,000円ほど
で、気になる手術費用ですが、私が3割負担で支払った金額は片眼で50,000円ほどでした。両眼で100,000円ですね。しかし、まず健康保険から数万円の補助金をいただきました。さらに、加入していた医療保険からも片眼で100,000円、両眼で200,000円の給付金をいただいてしまったのです!ウハッ!
医療保険は特に持病のない人であれば月2,000円前後で加入できるほどのものでしたが手術給付金が100,000円でしたので、診断書を書いてもらって送ったら無事給付となりました。
結果的に黒字となったうえで手術を受けて、無事に白内障とおさらばすることができたのです。
視力が気になる人は眼科へぜひ
以上、白内障手術についてお伝えさせていただきました。特に30代になっても近視がどんどん進んだり、太陽の光が眩しく感じてしまったり、視界が白くかすんでしまったりしている人がいましたら、ぜひ一度眼科に行ってみることをおすすめします。
また、こういうときのために事前に手頃な医療保険に入っておくのも大切でしょう。しかし、白内障が見つかってから保険に入ろうとすると審査が通らなくなってしまいますのでお気をつけください。
(文/HOW MATCH編集部)