年収600万円貯金事情!あなたは毎月いくら貯金できる?

節約・貯めたい        2016年11月08日

(この記事を読むのに必要な時間は約 7 分です。)


  • 600万円という年収は果たして多いのでしょうか?それとも少ないのでしょうか?年齢や家族構成、住宅ローンの有無などによって、同じ年収600万円でも生活水準は変わってくるかと思います。

    十分な年収を取っていると思っている人もいらっしゃるかも知れませんし、逆に不足だと感じている人もいらっしゃるでしょう。

    貯金に関して同じ年収600万円だとしても、お子さんが多ければ多いほど教育費用や食費も増えますし、思うように貯金ができていないかも知れません。

    仮に独身だったとしても人付き合いや遊興費で出費が多く、理想の貯金には遠いかも知れません。反面、日々の節約によって毎月コツコツと貯金ができている人もいらっしゃることでしょう。

    このように人それぞれの状況によって貯金の状況も異なるのでは、毎月すべき貯金の基準は一体どこで引けばいいのでしょうか?

    この記事では平均年収や平均貯蓄額を参考にしながら、年収600万円の場合に必要な貯金額をあなたと一緒に考えて行きたいと思います。

    あくまでも参考とはなりますが、同じ年収600万円におけるあなたの位置を知って頂ければと思います。

    年収600万円は多いの?少ないの?

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    ではまず、年収600万円という金額が平均と比べて多いのか?それとも少ないのかを見ていきましょう。国税庁が発表している平成26年の民間給与実態統計調査によると、日本の平均年収はズバリ!415万円です。

    つまり、あなたが現在年収600万円であるならば、日本の平均年収の1.5倍近くの高収入ということがいえます。

    ただ、この金額は年齢や性別を問わずに出ている金額のため、あなたが同世代や同じ性別の中で高収入かどうかは分かりませんよね?

    そこで今度は転職サイトのDODAエージェントサービスが、2014年の9月から2015年の8月までの期間に、会員データ約22万人に対して実施した調査結果をもとに、世代別と男女別の年収を紹介します。

    働き盛りの30代40代の年収とは

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    上記調査結果によると、社会人になりたての20代の平均年収は349万円だそうです。全体の平均年収である415万円には遠く及ばないところを見ると、どうやら年齢の上昇とともに年収も上がるのではないかと予想することができます。

    349万円のうち男性の平均年収は368万円、女性が324万円と、若干男性の方が高いようです。また、29歳の平均年収が406万円ですので、20代のうちは平均年収では全体の平均年収には及ばないことが分かります。

    30代になると平均年収が456万円と跳ね上がります。男性が488万円、女性が384万円と差が開いているのが特徴的です。

    40代ではさらに平均年収が上がり、572万円となります。うち男性が616万円、女性が433万円と、その差は30代にも増して開くこととなります。

    働き盛りの30代から40代には、既に全体の平均年収である415万円を大きく上回ることとなっているようです。

    50代になりますと708万円が平均年収となり、男性は742万円、女性は479万円と、男女差はさらに広がります。

    もしあなたの平均年収が600万円の場合は、46歳(610万円)に相当し、女性の場合は最高値の55歳(564万円)を上回ることとなります。

    数字が苦手だという人にとっては、何となく数字が多くて複雑ですよね?その場合はご自身に当てはまるところだけを確認しながら読み進めて頂ければと思います。

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    夫婦共働きだと世帯年収はいくら?

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    夫婦共働きの場合の世帯年収の平均はいくらになるのでしょうか?この場合は単純にご夫婦の年齢の平均年収を足し算すれば計算することができます。

    ここでは世代ごとの世帯年収を目安として計算してみます。まず20代の場合は男性の平均は368万円で女性が324万円ですから、夫婦合算した20代の世帯平均年収は692万円となります。

    同様に計算すると

    • 30代が872万円
    • 40代が1,049万円
    • 50代が1,221万円

    となります。夫婦共働きの場合は随分年収が増えることが分かります。

    ちなみに、ご主人の年収が600万円の場合で同い年の奥様がいらっしゃる場合、もっともその条件に近いのは43歳で、男性の平均年収が585万円、女性が441万円なので、合計すると1,026万円となります。

    つまり、ご主人の年収が600万円の世帯の場合、奥様が専業主婦の場合は世帯年収も600万円、夫婦共働きの場合は世帯年収1,026万円と大きな差となります。

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    周りの人の平均貯金額を教えて!

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    では、今度は貯蓄についてのデータを一緒に見て行きたいと思います。周りの人は一体いくらぐらい貯金をしているのでしょうか?

    2014年の家計の金融行動に関する世論調査によると、平均貯蓄額は1,182万円です。この金額を見てあなたはどう思われたでしょうか?

    ひょっとしたら「我が家はそんなに貯まっていない」と焦られたかも知れません。しかし、これはあくまで平均値です。平均年収と違って貯蓄額は平均値よりも中央値を参考にしましょう

    平均値は極端に多く貯蓄をしていると、その人たちが少数であっても平均値も押し上る場合があります。中央値はデータを小さい順に並べたとき中央に位置する値ですので、こういう場合にはとても参考になります。

    では、貯蓄額の中央値はいくらなのでしょうか?貯蓄額の中央値はズバリ!400万円です。さきほどよりも現実味を帯びて来ましたでしょうか?

    参考までに同調査における世代ごとの貯蓄額の平均値と中央値を紹介しておきます。

    • 20代:平均値183万円/中央値30万円
    • 30代:平均値415万円/中央値130万円
    • 40代:平均値614万円/中央値300万円
    • 50代:平均値1124万円/中央値408万円
    • 60代:平均値1765万円/中央値740万円

    平均年収が600万円の年代は40代ですので、300万円程度が参考の貯蓄額と考えることができるでしょう。

    【関連記事】 現実に近い貯蓄額は中央値を見ないと分からない

    貯金ゼロはひょっとしてウチだけ?

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    貯蓄額を紹介するとこんな声が聞こえて来そうです。「我が家には貯金がない!」と。貯金がないのはあなたのご家庭だけなのでしょうか?実はそんなことはありません。実は貯金がない世帯も結構多いのです。

    参考までに同調査で貯蓄がないパーセンテージを世代別に紹介します。

    • 20代:貯蓄のない世帯41.0%
    • 30代:貯蓄のない世帯34.2%
    • 40代:貯蓄のない世帯30.4%
    • 50代:貯蓄のない世帯29.5%
    • 60代:貯蓄のない世帯28.1%

    いかがでしょうか?少なくともあなたの世帯だけではないどころか、かなり貯蓄のないご家庭は存在しますので、過剰に心配する必要はないと思います。

    効果的な貯金の方法とは

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    これらのデータを見てどう思われましたでしょうか?もしあなたの世帯がこれらの貯金額に達していないのであれば、平均貯金額に達するようにプランニングを立てて、それを実践されることをおすすめします。

    例えば、もしあなたが年収600万円の30代の場合で貯金がない場合、50代までに400万円貯めることができれば中央値に達します。現状は置いといて、将来に対する目標金額を決め、そこから逆算した貯金をはじめましょう。

    一般的に毎月の貯金の目安は年収の10パーセントといわれています。年収600万円の場合は毎月6万円が目安となります。それ以上一気に貯めようとすると生活に無理が生じかねないので、まずは毎月6万円を貯めて行きましょう。

    貯金を上手にするコツは、定期預金や財形貯蓄などの具体的手法がさまざまありますが、その前に家計簿をつけて貯蓄マインドを鍛えることをおすすめします。

    ご家庭の収支が明示されると、気づかないうちにしていた浪費を抑えることができますので、日々家計簿をつけて行動管理をするところから始めてはいかがでしょうか。

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    まとめ:貯蓄マインドを高める工夫が大切

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    年収600万円は平均年収より大きく上回り、年齢にすると40代半ばの平均年収に相当します。決して低くない年収に対して、貯蓄額が中央値よりも下回っている場合は、早目の計画的な貯蓄をおすすめします。

    そのためには家計簿をつけて貯蓄マインドを高めることが大切。これだけなら早速今日から実践できますよね?ぜひ実践して紹介したデータ以上の貯蓄を目指して頂ければと思います。

    (文/田中英哉)

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    田中英哉
    田中英哉
    10年以上、数社で営業や企画などの社会人経験を経て独立。独立後ネット物販や集客イベントを主宰し、京都大学で講演アドバイザーなどをしながら隙間時間にライターとして執筆。妻と娘と犬の4人?家族。2級ファイナンシャルプランニング技能士の資格を持つが、妻から小遣い制を導入され、自身のマネープランに資格の知識を活かしている。

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