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相場はせいぜい10万円!こんな時代だからこそ、お寺の檀家になるメリット!

投稿日:2017年9月30日 更新日:


人はいずれ必ず天寿を全うする運命を背負って生きている。だからある程度の年齢に差し掛かったら、両親や兄弟、そして何より自分の死についても、考えておく必要が出てくる。

葬式は仏式でやるのか、神式か。お骨を納める場所は確保されているのか、いないのか。こういったところから、まずは思索を巡らせないとならない。

現代ではお寺と関係を断っている家も多くなった。そのため葬儀の際になって「どこのお寺に骨をおさめるんだっけ」となってしまうこともあるようだ。

巷ではネットで依頼すると、お坊さんが自宅に訪問してお経をあげてくれるというサービスもあるみたいだが、どの道長い間お骨を供養してもらうには、お寺と懇意にしておくのもいい手だ。

そこで今回は、お寺の檀家になってみてはどうか、とする提案していきたい。

檀家になれば面倒事、心配事も一気に減る!

檀家になれば様々なメリットを享受することができる。たとえ手厚い供養を継続的に望めるのは当然として、家族がなかなかお参りに行けなくても、現地の住職や檀家衆がお墓周りの掃除をしてくれることも珍しくない。

地元にお墓があって、なかなか帰省できないという場合も、お墓が荒れ放題にならないというのは、精神的にもずいぶん安心できるところだ。

また、お盆や年末年始といった、お寺の繁忙期に何か起きた場合、優先して駆けつけてもらえるのも、見逃すことのできないメリットと言えるだろう。

長期的に諸々の相談事などもしっかりと聞いてもらえるし、檀家になれば、たとえ身寄りがなくなっても、自分の死後しばらくはお寺にしっかりと供養もしてもらえる。

お墓の管理について不安が少なくなるというのが、檀家になる最大のメリットと言えるだろう。

最低10万円で檀家入りが可能!コスパを考えると悪い選択ではない?

前述のように、檀家になると色々とメリットを享受することができるようになる。自分の親族のお墓をしっかりと管理したいという場合には、檀家でいるということは重要なものなのだ。

では、檀家になるための方法と金銭面の準備って、どういうものがあるのだろうか。これは特に難しいものではない。率直に言えば、今は大抵のお寺が檀家不足に悩んでいる。

檀家が少ないと、お寺に入る寄付金も少なくなり、お寺そのものの改築などができず、老朽化の一途を辿るほかない。だからお寺としては、檀家はいつだってウェルカムなのだ。

檀家になるために必要なものは少ない。せいぜい入檀料ぐらいのものだ。これは檀家になるための費用と考えればいい。安い場合だと100,000円程度でOKとされるし、高くても300,000円も行かないことがほとんどだ。とりあえずこれだけ支払っておけば、親族のお骨の扱いも丁重になされるというわけだ。

ときにはお寺側も物入りになって、寄付を募られる場合もあるが、そんなに目玉が飛び出るような額ではない。こういうのも必要経費として、結果的に檀家に恩恵が返ってくるものだから、そういう意味でメリットは折半される。

筆者も地元もお寺の檀家で、永代供養でいつもお世話になっている。なかなか地元に帰ることも少ない中、お墓の水やお供え物を欠かすこともなく、供養もしっかりとされているため、本当に助かっている。個人的には、檀家になって良かったという気持ちしかない。

人はいつか天国に…そうなったときに家族を慌てさせないのも大事

冒頭でも書いたとおり、人はいつか必ずこの世から旅立っていく。もしもお寺のアテも供養のアテもないまま亡くなった場合、残された家族が困惑することになる。

そうならないように、元気なうちから自分の死に備えた様々な準備、いわゆる“終活”に対しても考えを寄せておくことも大事ではないだろうか。

世間には少なからず、死後の供養について一切家族に話をせず、要望も残さないまま亡くなってしまい、本来望んでいたとおりの供養を受けることができない人というのが存在する。また、こういう場合は遺族も釈然としない気持ちを抱えることになってしまう。

死はネガティブな話題だが、元気なうちから要求を伝えておけば、そんなに暗い話とは捉えられないもの。早い段階で檀家になっておくというのも、自分の死後、残された家族を当惑させないためには、実は大切なことだろう。

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