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iPhoneを格安スマホに変えたい!どこが良いの?注意点は?

投稿日:2016年11月25日 更新日:


iPhoneにして毎月の携帯料金が高くなったという人も多いのではないでしょうか。そこでお得に利用することができるのが今何かと話題になっている格安スマホです。

では今使っているiPhoneをそのまま格安スマホに変えることができるのか、料金や注意しなければならないことなどを徹底的にお教えします。

今使っているiPhoneを格安スマホに変えられる?

現在使っているiPhone端末をそのまま格安スマホでさらに番号もそのまま変えずに利用することは可能です。

基本的には通常の乗り換えと変わらないのですが、iPhoneの場合はいくつか操作が必要になります。

  1. まずは乗り換える格安スマホを決定してSIMを申し込みましょう。
  2. 番号を引き継いで使用する場合にはMNP予約番号を一緒に添付します。
  3. iPhoneから今まで使用していたSIMを取り出しましょう。
  4. 格安SIMをiPhoneに差し込んでSIMを認識させます。
  5. 自宅のWi-FiにiPhoneを接続してiPhoneのアクセスポイント設定を行いましょう。

これで完了です。

大手携帯会社が販売しているiPhoneの場合はそのキャリアでしか使用することができないようにロックがかかっています。SIMロックと呼ばれるものであり、例えばソフトバンクで契約したiPhoneはソフトバンクのSIMしか認識しないようになっており、docomoのSIMを差しても使用することはできません。

docomoのiPhoneを使用していた場合

実は格安SIMのほとんどはdocomoの回線を使用しています。ですからdocomoで契約したiPhoneはdocomoの回線を使用している格安SIMであれば認識するようになっています。

auのiPhoneを使用していた場合

auのiPhoneを使用していた場合には「mineo」「UQモバイル」の2社だけがau回線を使用しているのでこの2社であれば認識するようになっています。

ソフトバンクのiPhoneを使用していた場合

残念ながらソフトバンクの回線を使用している格安SIMは存在しません。

キャリア以外の回線を使用している格安SIMを使用したい場合やソフトバンクのiPhoneの場合にはiPhoneのSIMロックを解除する必要があります。

SIMロックの解除は各キャリアのWEBサイトから手続きをする場合は無料で、ショップの窓口で手続きをする場合には3,000円の手数料がかかります。

ただし、どのキャリアもSIMロックを解除する条件として現在契約中で端末の購入履歴が確認できるもの、端末購入日から一定期間経過していることなどを挙げているので全てのiPhoneのSIMロックを解除できるというわけではありません。自分のiPhoneがSIMロック解除の条件に沿っているか必ず確認をしましょう。

格安スマホの価格と特徴

格安スマホに乗り換えることで毎月の携帯料金を大幅に削減することができます。毎月の負担を軽減することができるので嬉しいことですが、価格が安いことで何かデメリットなどはないのでしょうか?

価格が安いことで品質が悪いとイメージする人もいるでしょう。通話品質やネットの速度など安いことで問題があるのではと勘ぐってしまいますね。

まず格安スマホの電波の繋がりやすさは大手キャリアと全く同じです。

格安スマホを提供している企業のほとんどは自社で回線設備を持っていないことからdocomoやauなどの大手キャリアから回線を借りています。つまり繋がるエリアはキャリアと全く同じであり、何の問題もないのです。

ただしデータ通信に関しては差が生じるのも事実です。

大手キャリアの回線を使用しているとは言ってもユーザ数や通信トラフィックに見合った設備の増強は各社で必要になります。ですが多くの場合はこの増強が追いついていないことから利用する人が多い時間帯は曜日などによっては通信が安定しない時間帯が出てしまう可能性があります。

とはいえストレスを感じるような速度ではないので、事実上問題のないていどの速度で通信はできています。

このあたりの感じ方は個人差があるので実際に体験してみないとわからない点でもありますが、これだけ普及しているので多くの人が問題ないと感じていると考えられるのではないでしょうか。

格安スマホのメリット・デメリットを知っておこう!

毎月の携帯料金の負担を軽減することができることから魅力的な格安スマホですが、今すぐにでも変えたいという人もいるでしょう。ですがメリットだけではなくデメリットもしっかりと理解して乗り換えを検討しましょう。

格安スマホのメリット

料金が安い

格安スマホの最大のメリットは料金の安さです。docomoやau、ソフトバンクなどの大手キャリアと比べると数千円単位で大幅に月々の携帯料金を軽減することができます。

格安スマホを提供している企業のサイトでは携帯料金のシミュレーションをすることもできるので気になる格安スマホがあればまずはシミュレーションをしてどのくらい安くなるのか調べてみるのもよいでしょう。

番号をそのまま引き継げる

大手キャリアと同じように格安スマホでも、今使っている電話番号をそのまま引き継ぐことができます。転入や転出の際には手数料がかかってしまいますが、番号がそのまま使えるのは便利です。

料金プランがわかりやすい

大手キャリアの携帯料金のプランに比べると格安スマホの料金プランはとてもシンプルです。携帯料金の明細を見ても何のことだかわからないという人も多いのですが、オプションなどもほとんどないので勧誘などもありません。

契約の縛りがない、もしくは短い

大手キャリアでは2年以内に解約をしてしまうと解約手数料が必要になることがほとんどです。格安スマホの場合はこういった2年縛りがないもしくはあっても短いものがほとんどです。

プランの選択肢が豊富にある

料金プランはとてもシンプルですが、格安スマホは基本的にデータ通信のみのサービスとなり、音声通話やSMSなどをつけるかどうかは利用者が選択することができます。

通話用に携帯電話を持っている場合やネットのみで利用したい場合など自分にとって無駄のない最適なプランを見つけることができます。

格安スマホのデメリット

家族間無料などのサービスがない

大手キャリアであれば家族間無料通話サービスなどが充実していますが、格安スマホにはないことがほとんどです。通話料金がかさむこともあるので注意が必要です。

キャリアのメールアドレスがない

格安スマホには基本的にキャリアのメールアドレスはありません。Gmailなどを利用することになりますし、これまで利用していたキャリアのメールアドレスも当然ですが利用することはできません。

店頭でのサポートは受けられない

大手キャリアのように全国にショップがあるわけではありません。ですから店頭でのサポートは受けられないことがほとんどです。例外としてイオンモバイルであればイオンモール内にある窓口でサポートを受けることができます。

プランによってはデータ通信料が少ない

料金が安いことが最大のメリットですが、選択するプランによってはデータ通信量の上限が少ないことが多いので速度制限がかかることがあります。自宅などのWi-Fiを利用することで通信量を管理することができます。

スマホの性能に注意

大手キャリアで購入したスマホに比べると格安スマホが取り扱う端末は性能が中程度のモデルが中心となっているので十分ではない可能性があります。もちろん価格帯によっては十分な性能を持つものもありますし、今使っているスマホやiPhoneをそのまま使うこともできます。

大手キャリアと比較するとデメリットも多く出てきます。乗り換えをする前に必ず業者のメリットとデメリットを調べ、格安スマホにしても問題はないか調べておきましょう。

(文/中村葵)

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