僕は物書きをしているが、職業病とも思えるものがいくつかある。
まず第一に運動不足だが、これはやっぱり時間を確保してジョギングなどしないとダメだと思う。しないけど。
それから次に問題なのが、とにかく全身がこりやすいというところか。
職業柄、日々PCと向き合っている生活なので、腰、肩甲骨、そして首に慢性的な痛みを抱えている。
首なんてのは本当に酷いもので、上を向くだけで「ミシミシ」と嫌な音が聞こえるし、腰もまた慢性的な痛みを抱えているので、医療用コルセットが欠かせない。
今これを書いている瞬間も、当然コルセットを巻いている。もうこれがないと辛い。
もう一つ欠かせないのが、ロキソニンテープだ。
このロキソニンテープ、体の痛みを抱える全ての人々に勧めたいと思うほど、優れた相棒である。
貼ってすぐ痛みが消える!腰痛、肩こり、首の痛みにはコレ!
ロキソニンテープと言えば、最近はテレビCMでも目にすることがあるとおり、薬局でも取り扱われている。
僕が愛用しているのは病院で処方してもらえるものなんだけど、これには経皮吸収型鎮痛・抗炎症薬と表示されている。
この肩書きの通り、貼れば皮膚越しに、割と迅速に鎮痛効果を発揮してくれる。
前述したように、目下僕は首と腰に爆弾を抱えている。
だから、どうしても無理と思ったらロキソニンテープを貼るんだけど、何がありがたいかって、貼ればすぐに痛みを忘れることができる点だ。
もちろん、根本の痛みの原因となると、生活習慣とか、姿勢とか、色々と改善しなくてはならないんだけど、今の仕事を続けている限りそれも難しい。
同じように、こうした痛みと向き合う仕事をしている人は大勢いる。
そうした全ての人たちに「貼ってみよう!」と言って回りたくなるぐらい、ロキソニンテープの鎮痛効果は高い。
そもそもロキソニンテープとは何か?
ところで、なぜロキソニンテープには高い鎮痛効果があるのだろうか。
仕組みがよく分からないので、ちょっと調べてみた。
この便利な貼り薬には、非ステロイド性消炎鎮痛剤という成分が含有されている。
で、非ステロイド性消炎鎮痛剤の効果というのが、炎症を抑えて痛みと熱を下げるというもの。
このあたりは、飲み薬のロキソニンと同じだ。まあそりゃそうだ、どちらも非ステロイド性消炎鎮痛剤が含まれている。
しかし、同じ鎮痛効果のある錠剤のロキソニンを服用しても、なかなか体の痛みをカバーすることはできない。
実際に飲んでみたことがあるけど、ほとんど気休めのようなものだ。
一方でロキソニンテープの場合は、貼った部分にだけしか効能が及ばないが、鎮痛作用が局部的に留まって発揮されるので、その分効果が体感されやすいのだ。
全身に作用する薬品でもないので、副作用も生じにくいというメリットもある。
とにかく、本当にどうにかしたい局部的な痛みには、とりあえず貼っておくだけでたちまち痛みが和らぐというのがロキソニンテープなのである。
痛みを抱えてる人にオススメ!1000円ぐらいで売ってるぞ!
僕が使っているのは、処方されているロキソニンテープなんだけど、一度市販されているものも使ったことがある。
こちらの場合も鎮痛効果は確認できたので、市販品であっても十分痛みを抑えることはできるようだ。
薬局では1,000円ぐらいで売られているのでリーズナブル。
とりあえず常備しておくと、いざ痛みが我慢できなくなったときにだって安心だろう。
そもそも、慢性的な関節の痛みを我慢していてもろくなことはない。
せっかくの便利な薬だし、副作用もないに等しいので、ガンガン使っていこう!
(文/松本ミゾレ)