あなたはもう宝くじを購入しましたか?友人と話していると、宝くじを今年は何枚買ったとか、知り合いのおじさんは箱買いしたとかいう話を聞きます。けっこう購入している人は多いようです。
筆者はというと、これまでに宝くじを一度も買ったことがありません。「どうせ当たらないだろう」という気持ちがどこかにあります。それに、性格が凝り性なこともあって、ハマってしまうのが怖いので手を付けないでおこう、という気持ちもあります。
こうして宝くじから離れていると、みんなが普通に知っている宝くじの買い方や当選確率など、知らずにいてしまう…、とふと思いました。そこで、社会勉強という角度から、ジャンボ宝くじの基本的なことについて調べてみようと思います。
きっと筆者と同じように、これまで宝くじとは無縁だった人もいるはず。今さら人に聞けないことも、このページで解決しましょう。
ジャンボ宝くじの基本
ジャンボ宝くじについてウィキペディアで調べると…。ドリームジャンボ宝くじ、サマージャンボ宝くじ、年末ジャンボ宝くじなどいくつかあります。年に数回チャンスがあるということですね。
ジャンボ宝くじの流れは…。あらかじめ組・番号が印刷された宝くじ券を購入し、後日抽選日に決定した当選番号と自分が購入した宝くじ券の当選番号が一致したらお金を受け取ることができる、というもの。宝くじ券は1枚300円と決まっています。
当選した場合にもらえる金額は毎回変わりますが、2016年のサマージャンボ宝くじを参考にすると。
- 1等は5億円
- 1等の前後賞(1等の前後の番号)は1億円
- 1等の組違い賞(1等の組違い同番号)は10万円
- 2等は1000万円
となっています。
- 3等は3万円
- 4等は3,000円
- 5等は300円
もらえるそうです。
1ユニットとは?
宝くじの基本知識として知っておくとよいのが「ユニット」という単位です。当選金額などを調べていると、「1ユニットにつき…」、などとよく書かれています。ユニットについて説明しますね。
先ほど触れたように、ジャンボ宝くじは「組」と「番号」で構成されていますね。組は01~100までの100通りで構成され、番号は100000~199999までの10万とおりで構成されています。
このすべての組み合わせを1ユニットと呼びます。よって、1ユニットは1000万枚分ということになります。
毎年宝くじ券を購入する人はたくさんいます。1人で何十枚も購入する人もいます。そんなわけで、毎回1ユニット(1000万枚)だけの販売では足りないので、何ユニットもの宝くじが販売されます。
ということは、同じ組・番号の件を持っている人が、売れたユニットの数だけいるということですね。それで、毎回1等は一つの組・番号だけなのに、複数の当選者が出るんですね。
宝くじの買い方いろいろ
宝くじ券の買い方にもいろいろあるようです。買い方によって呼び方が違うようなので、「速報ナビ:宝くじ当選番号案内」というサイトを参考に簡単に説明したいと思います。
中級者向け、上級者向けの買い方に関しては、大阪駅前の特設売り場でしか扱っていないものもあるようです。
初心者向け
- 連番
10枚をワンセットで買う買い方。10枚の「組」はすべて同じで、「番号」は下1桁が0~9までそろっています。 - バラ
10枚をワンセットで買うという点では連番と同じなのですが、バラの場合は「組」も「番号」も全部バラバラの10枚を購入するということです。
中級者向け
- ダブル連番
連番の「ユニット違い」を20枚セットで購入すること。 - ダブルバラ
バラの「ユニット違い」を20枚セットで購入すること。 - 特連
「組」が1~100までそろっている、1,000枚セットで購入すること。各組が10枚ずつの連番になっているものです。
上級者向け
- 特連スペシャル
「組」が1~100まで、「番号」は下3桁000~999までそろっている、1,000枚セットで購入することです。 - 箱買い
1ユニットの1,000分の1、「1万枚」を箱で購入してしまうことです。購入時の総額は30万円。
初心者に向いている買い方は連番かバラ
初心者に向いている買い方は連番、バラです。といっても、どちらとも10枚単位なんですね。1枚だけ購入することもできますが、そういう人は珍しいようです。宝くじ券について、少し知識を身に付けることができました。
(文/河原まり)