パソコンが好きならIT関係の仕事に就くことを夢見ている人が多いのではないでしょうか?
IT関係の仕事は稼げるとも稼げないとも言われますね。ここではIT関係の仕事で高年収を稼ぐためにはどんな種類の仕事が向いているのか考えます。
IT関係の仕事には何がある?
IT業界の仕事といっても幅が広く、いろいろな種類がありますね。その中で高収入が狙えるのはどれなのか調べるに当たって、IT業界の仕事を主に以下の分野に分け、それぞれの平均年収を調べてみます。
ハードウェア系
パソコン本体やそれにまつわる器機、例えばキーボードやマウス、プリンター、モニターなどの電子回路をハードウェアといいます。ハードウェア系の仕事には回路・システム設計、半導体設計、制御設計、セールスエンジニアなどがあります。
ハードウェア系のメーカーの平均年収は、
- 男性642万円
- 女性442万円
です。世の中の平均年収と比較すると高めですね。IT業界で高年収を狙うなら、ハードウェア系はいい線いってます。
ソフトウェア系
ソフトウェアとは、ハードウェアを制御するための手順や指令をまとめたプログラムのことです。ソフトウェア系の仕事には、プログラマー、システム開発、ネットワーク設計、運用・監視、研究・特許・テクニカルマーケティングなどがあります。
ソフトウェア系の30代前半の平均年収は525万円です。キャリアを積むにしたがって年収も上がっていく傾向にあります。
インターネット系・Web系
ネットワーク構築、Webサイトの制作、インターネット広告制作などの企業向けのサービスを行うものと、ショッピングサイトやSNSなどの個人向けのサービスを行うものがあります。
この職種は、主婦が家事の合間に自宅でちょこちょこと小遣い稼ぎ程度にできるものから、Yahooや楽天などのようなWEB業界での仕事までさまざまです。
Yahoo!の社員の平均年収は632万円だそうです。しかし、Yahoo!のような大手のネット人気事業は就職したい人が多く、就職難易度は大変高いです。
IT情報処理・提供サービス系
例えばシステムインテグレータという仕事があります。これは、ある企業が情報システムの導入を検討している場合に、ハードウェアの選定からデータベースの構築、管理など、すべてを請け負うという仕事です。
情報処理サービスの平均年収は600万円です。世の中の平均年収よりも高いですね。IT業界は比較的年収水準が高い職種も多く、転職先としては人気の高い業界です。
例えば、IT業界に特化した転職エージェント「アールストーン」を活用することで、IT・ウェブ・ゲーム業界のエンジニア、クリエイター、営業など様々な求人票だけでは読み取れない情報や、書類作成、面接のアドバイスなど、あなたの転職活動をサポートしてくれます。
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平均年収が高いのはどれ?
ソフトウェア系とハードウェア系の仕事は平均年収がそこそこ高く、人気があります。ただし、最低年収と最高年収の差が大きいという点は見逃せません。
ソフトウェア系の30代の最低年収は150万円。最高年収は1350万円です。ハードウェア系の30代の年収も似たり寄ったりで、差合い低年収は150万円。最高年収は1500万円です。
ソフトウェア系やハードウェア系だからと言って必ずしも稼げるとは言えないようです。
年収が高い仕事に就くための必要技術は?
IT業界で稼いで行こうと思うなら、まず基本になるのはプログラミングの勉強です。
プログラミングの勉強は専門学校でも独学でもできます。プログラミングの世界は、だいたい10年で技術が大きく入れ替わるので、IT業界で稼いでいきたいなら勉強し続けることが大切です。
また、覚えておきたいこととして、IT業界で高年収を希望しているのなら、何の技術をもっているか、ということよりも自分がすでに持っている技術をどう生かすかがポイントになってきます。
例えば、デザインやディレクションが得意な場合、これからメディア事業を始めようとしている企業にとってあなたは求められていた存在になります。どれだけ必要とされていたかは報酬にも影響してきます。
また、簿記2級以上、中小企業診断士など、いっけんIT業界とは関係が無いように思える資格でも、会計に強いSI(システムインテグレーション)に就職すれば生かすことができます。そして資格を高年収につなげることができます。