毎日の仕事で疲れがたまっていると週末は家でゴロゴロしたくなりますよね。のんびり映画を見たり趣味を楽しんだりするのも週末の過ごし方の1つでしょう。
しかし週末になるたびに家に引きこもっていてはもったいない気がしませんか?そんなときはふるさと割を使って小旅行に出掛けましょう!
ふるさと割ってなに?
ふるさと納税は知っているけどふるさと割は聞いたことがない、という方は多いかもしれません。それもそのはず、2015年に始まったばかりですから知らなくても当然です。
簡単に説明するなら地方活性化のための施策の1つです。地方活性化のために各自治体が交付金をもらえることになり、そのお金でクーポンが提供されています。
つまり国が負担してくれることで提供される格安旅行券がふるさと割クーポンです。
ただし注意したい点が自治体は販売に関わっていないところです。基本的にどの自治体も旅行代理店に委託しているため、取り扱っている旅行代理店で購入することになります。
そしてややこしいのが旅行代理店によって取り扱いが違うことです。そのため行きたいところのふるさと割を探すのは少々面倒かもしれませんね。
とはいえかなり割引率の高いクーポンですから、使わないのはもったいないです。そこで今回はふるさと割の対象から関東近郊の観光地をいくつかピックアップして紹介したいと思います。
歴史と温泉を楽しめる栃木県
まず最初は関東内でも比較的人気の高い栃木県です。栃木県のふるさと割クーポンはすぐに配布終了してしまうほどの人気で、このたび追加配布が決定しました(楽天トラベル)。
栃木県にはテレビドラマ「仁」でおなじみの歴史を感じられる街並みがあり、ただ歩くだけでも楽しめる場所です。他にも日光東照宮や華厳ノ滝など、歴史や自然を感じられるスポットが豊富ですね。
そして栃木といえば温泉。関東最多を誇る温泉県である栃木に行くなら温泉を楽しまない手はありません。那須湯本温泉、塩原温泉郷、鬼怒川温泉など日本屈指の温泉が楽しめます。個人的には四季を楽しめる鬼怒川温泉がオススメでしょうか。
また、栃木県であれば鈍行列車でも比較的行きやすい距離です。そのため冬季用の青春18切符が使える時期に行けば格安で旅行に行けるでしょう。
長野に流星群を見に行こう
先日オリオン座流星群が極大期でしたが、12月までは様々な流星群を観測できます。流星群シーズンですね。
2015年なら11月の初旬から中頃にかけておうし座流星群、11月18日にはしし座流星群、12月14日にはふたご座流星群、12月23日にはこぐま座流星群とよりどりみどりですね。
そして関東での天体観測といえば長野県。天体観測を売りにしたコテージやペンションなどが豊富に用意されています。特に四方を山に囲まれた阿智村での天体観測は絶賛されていますね。
また、観光スポットとして人気上昇中の黒部ダムに行くのも楽しいでしょう。残念ながら観光放水は10月で終わってしまいましたが、周辺の自然を散策するだけでも楽しめる場所です。トレッキングコースも用意されているので、たまには体を動かすのもいいのではないでしょうか。
ちなみに東京から長野に行くなら高速バスがオススメで、安いバスなら4,000円くらいで往復できます。
意外と見所が多い神奈川県
東京に次ぐ人口を誇る神奈川県ですが、県内には自然や歴史を楽しめるスポットがたくさんあります。神奈川有数の観光地である箱根も、噴火による規制が解除されつつあるので観光に支障はないでしょう。
神奈川といえば江の島や箱根というイメージがありますが、横浜には歴史博物館が数多くありますし箱根よりも近い大山では紅葉も楽しめます。特に紅葉は11月中頃の見頃の時期はライトアップされるので、普段と違った美しさを堪能できるでしょう。
距離のある旅行先だと移動による疲れが心配ですが、神奈川であれば心配はいりません。鈍行でも十分に行ける距離なので、週末の小旅行にはピッタリかもしれませんね。神奈川のふるさと割クーポンはかなり人気があるので、こまめにチェックしましょう。
ふるさと割をチェックしよう
いかがでしたか?週末を使って行けるところだけをピックアップしましたが、平日に行けるならLCCとふるさと割クーポンを活用することでさらに幅が広がるでしょう。
ふるさと割クーポンは人気があるのですぐになくなってしまいますが、再配布が決まっているところも多いです。うまく活用すれば20,000円以下で1泊2日で楽しめるので、ぜひチェックしてみてください。
(文/kaztel)