現在の収入に満足していない場合、社員の平均年収が高めな企業への転職がしたくなりますね。
そこで、いろいろな企業の平均年収が列挙された一覧表などを見ていると、エプソンという会社が目にとまることがあります。
ここでは、エプソンの平均年収や転職できる可能性などについて考えてみます。
エプソンとはどんな会社?
エプソンとは、長野県に本部がある、情報関連機器、精密機器のメーカーです。
エプソンは、インクジェットプリンタに関しては業界シェアトップクラス。そのほか、デジタルカメラ、電子デバイス、液晶プロジェクターなどでも有名です。
時代の波にのっている企業、という感じですね。
エプソンの平均年収は?
平均年収がどれくらいなのかは、転職先として候補に入れるかどうかのポイントになります。
せっかく転職しても、現在の年収よりも下がってしまったのでは意味がありません。そこで、各企業の平均年収がまとめられている「年収ラボ」というサイトで調べてみます。
エプソンの2017年時点の平均年収は786万円。前年の704万円と比較すると上り調子です。
日本の社員の平均年収は400万円代なので、それと比較してもエプソンの年収はかなり高いといえます。
エプソンの年齢別平均年収は?
とはいっても、転職・入社して間もなく年収が700万円代に届くなんていうことは、そうないと思われます。
そこで参考として、エプソンの年齢別の平均年収を調べてみたいと思います。いろいろな企業の年齢別平均年収がまとめられているサイト「年収ガイド」で調べてみたいと思います。
このサイトに載せられているのはH25年に作成したデータで、H24年の平均年収を統計したもののようです。
H24年のエプソンの平均年収は今年よりも175万円も低く、611万円だとのこと。その辺の誤差はありますが、参考までに掲載してみます。
年齢 | 平均年収 |
30歳 | 461万円(ボーナス80万円を含む) |
35歳 | 518万円(ボーナス94万円を含む) |
40歳 | 578万円(ボーナス110万円を含む) |
45歳 | 638万円(ボーナス129万円を含む) |
50歳 | 676万円(ボーナス140万円を含む) |
55歳 | 665万円(ボーナス136万円を含む) |
今年のエプソンの平均年収は、以上の数字よりももっと高くなってはいますが、昇給の状態は少し参考にできそうですね。
ところで、エプソンに転職して高年収を狙うためには、どの職種・ポジションがいいのでしょうか?
主任になると給料がアップする
どの企業でもそうですが、主任になると年収がアップします。
例えば、月給の上限が33万円だったのが、主任になることで最低ラインが35万円になったりします。主任になったことで毎月のお給料が3万円でもアップすれば、年収は少なくとも36万円アップすることになりますね。
もしもエプソンで高年収を狙いたいなら主任になることです。
とはいっても、主任になるためにはエプソンでの経験を積み実績を出すことが必要ですから、転職後に主任をめざしたいなら早めに転職をした方がいいかもしれません。
エプソンではキャリア採用をしている?
エプソンの公式サイトをチェックすると、採用情報を見ることができます。
キャリア採用も積極的に行っているようなので、エプソンへの転職を希望している人はさっそくチェックしてみるのもいいでしょう。
例えば、プロジェクターの設計、開発、腕時計の外装部品設計、ペーパーラボの設計や開発などの技術職を募集しているようです。
また、特許出願権利化業務や人事業務なども募集中。エプソンは国内のあちこちにオフィスがあります。住んでいるところから通いやすい位置に転職先が見つかったらいいですよね?
エプソンで生かせそうなキャリアを持っているなら、エプソンへの転職を検討してみるのもいいのではないでしょうか?
(文/河原まり 写真/Eugenio Marongiu / Shutterstock.com)