新社会人にとって一番の楽しみは、親元を離れて一人暮らしを謳歌すること。これに尽きるのではないだろうか。
遅くまで仲間と飲み歩き、女の子でも引っ掛けてしまえば自宅に連れ込む。
こういう下衆な楽しみをしたとしても、誰も咎めないのだから。
しかし、一人暮らしをするのであれば、新しい生活環境を選ぶためには色々と目を凝らす必要はある。
間取りや築年数、そして駅からのアクセス。何より御免被りたいのは、事故物件を掴んでしまうことである。
事故物件は簡単に見抜ける!水と花もってこい!
筆者、友達は非常に少ないが、知人は非常に多い。5億人ぐらいいるんじゃないかってレベルで知人がいる。
そんな知人の中に、オカルト専門ライターのHという女性がいる。
このHが先日、面白い話をしていたので、こちらで紹介しようと思うのだ。
その話というのが、前述の事故物件にまつわるもの。
なんと、せいぜい500円程度の安い花を買うだけで、事故物件をあっさりと見抜いてしまえるというのである。
そもそも事故物件の定義は様々だけど、俗に「人死にが出た物件」とされることが多いようだ。
状況によっては入居希望者に事故物件であったということを告知しないで済む場合があるため、知らず知らずに人死にが出たり、最悪殺人が起きた部屋を選んでしまうかも知れない。
でもご安心。
用意するものは花瓶と花一輪、そして水。
花瓶に挿した花を一晩、入居したい部屋の日当たりのいい場所に置いておくだけでいい。
問題のない部屋であれば、花は翌日も綺麗に咲いたまま。当たり前だ。
ところがこれが事故物件の場合、どういうわけか必ず一晩のうちに花が枯れて駄目になってしまうのだ。
その場に残る死の空気が、新鮮な花をあっという間に枯れさせるのかも知れない。
花アレルギーのあなたには、これをオススメ!
と、前項に書いたように、事故物件は花と水さえあればすぐに見分けることができると、Hは言っている。
しかし世間には花が大嫌いだったり、花アレルギーの人だっている!
そんな人たちが困っている声が耳にこだましてくる。これは可哀想だ。
そこで筆者は、Hに「もっと似たような話ない?」と要求した。
するとあったのだ!用意するものはワンカップの酒!これだけ。ワンカップならコンビニでも売っている。こっちの方がコスパがいい。
この酒を開封し、入居を検討している部屋の片隅に置く。作業はこれで終了だ。
そして翌日、この酒を回収してみるのだ。
なんでも事故物件ではない安全な部屋の場合、酒は風味が変化しないという。
しかし、ちょっと問題がある部屋となると、酒が不味くなるというのだ。
そして、かなり危険な物件だったという場合では、なんと酒が一夜にしてカビてしまうのだ!これは湿度が低い地域、季節であっても、容赦なくカビるという。
流石にそういう部屋は、そもそも幽霊がいようといまいと不快なので避けるっていう話だけど、原因がなんにせよ、酒がカビる部屋はやばいのだ。
お部屋探しは、あんしん探し!
家と言うのは、安心して過ごすことのできるものでないといけない。
だから、事故物件はたとえ霊感がゼロだとしても、可能な限り避けるほうがいい。
やっぱり過去に人が死んでる部屋って、なんか嫌なものだし。
その人死にを見抜くための手段として紹介した2つのポイント。
新社会人のキミ、そして転勤族のあなたも、引越しの際には是非活用してみてはいかが?
(文/松本ミゾレ)