【この記事の目次】
株はギャンブルではない
いままで株でさんざん失敗し、いい加減あきらめかけている人もいるでしょう。なぜ、株で失敗してしまうのでしょうか?これは色んなところで多く語られていることではあると思います。
- 銀行の言いなりに投資先を決めてしまった
- 一獲千金を狙って高金利のファンドに大金を一気に投じてしまった
- 時間をかけて投資すればいつかは儲かると思っていた
などなど、理由はいっぱいあることと思います。
しかし、これらの必勝法を勧めてくる人たちにはある共通点があります。それは勧めてくる本人たちが成功していないということです。
相場師朗、日本最強クラスのトレーダー
相場師朗を知っていますでしょうか?アルバイトをして貯めた60万円を元手に株式投資をスタートし、1銘柄だけで20億円にまでした、トレード歴35年の現役のプロトレーダーです。
ラジオNIKKEI「相場師朗の株塾」の出演や、「モーニングスター」など大手投資情報会社や大手証券会社で講師を務めています。彼が全国で開く株のセミナーは常に超満員で、予約待ちが10ヵ月なんてことも。ちなみに1日セミナーのギャラは1000万円を超えるそうです。
そんな相場師朗が定期的に開催している「株塾」では、自ら培った株取引きのノウハウを惜しげもなく教授し、私が取材したこの日の株塾には300人を超える人々が熱心に講義に聞き入っておりました。
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相場ゼミ3期
相場師朗の「うねり取り」について
相場師朗が株塾で提唱し続けている理論はいたってシンプルです。
- うねり取りで利益を取ること
- チャートをしっかりと見ること
- 練習を続けること
長時間にわたり、ときおりジョークを交えながらも(個人的にはこのジョークが結構ツボった)熱弁を奮い続けておりましたが、要点はかならずこの3点に集約されていました。
この「うねり取り」とは、江戸時代の米騒動が発祥の言葉ですが、相場師朗が提唱するのは、
- 自分と相性が良いと感じる1、2銘柄に絞ること
- 株価の上げ下げの動きを「買い」と「空売り」で利益を上げて行くこと
というトレード手法になります。この「空売り」とは一体何を指すのでしょうか?
下落で利益を取れる「空売り」とは何か?
空売りとは、自分の所有していない株を借りてその株を(将来的に)売り、その後に株価が下がったら買い戻して株を返済し、利益を得る売買方法です。
と言っても分かりにくいと思いますので流れで説明しましょう。
1.例えば現在株価10万円のA社の株を借り、すぐ売却して10万円を手に入れます。
↓
2.その後A社株が9万円に値下がりしたとします。ここで90,000円で買い戻します。
↓
3.ここで借りていた10万円の株を返却します。
↓
4.差し引き10,000円の利益となります(別途手数料等が必要)。
つまり、「1.で売った100,000円」-「2.で買った90,000円」=10,000円の利益となるわけです。
株取引きの基本は「安く買って高く売る」に尽きるわけですが、空売りの場合はその時間軸が逆になっただけの話ですね。
だから株価が下落したときでもこのやり方であれば利益が取れてしまうのです。
株価の流れだけを見る。それ以外は見ない
相場師朗は言い続けます。
「株価はどの銘柄でも上げ下げを繰り返している。この上げ下げの流れを追うのが基本。」
「すべてはチャートに表れる。だから、チャートだけを見る。ニュースとかは見なくても良い。」
「練習すれば誰でも100%できるようになる。」
このように、株塾でも幾度となく「誰でもできるようになる」と言い続けていました。誰でもできるというのは、再現性があるということにもなります。
再現性があるからこそ、相場師朗は自信をもってそのノウハウを弟子たちに教え続け、練習し続けることでそのテクニックを身に付けることの大切さを説いているのです。
相場師朗ですら、今も「練習」している!
「能力は関係ない。1億円、10億円と取れるようになるためには練習あるのみ。スポーツ選手が成功できたのは練習を積み重ねてきたから。」
トレード歴35年のプロトレーダーにこう言い切られると、ぐうの音も出ませんね。その言葉を信じて相場師朗の弟子たちは今日もチャートを読み、買いと空売りで利益を上げられるように努力をしています。
要は株式投資とは、このように片手間な努力では決して成功することができない、多くの練習を重ねることでしか習得することができない「テクニック」なのです。
月収100万円も絵空事ではない
また、一方で相場師朗はこのようにも言います。
「目先のテクニックではなく、私の「考え」を学びとって、練習してください。
でないと、いつまでも株の技術があなたの身に付きません。」
あなたもかつて、受験勉強で塾の先生に解き方を教えてもらったはずなのに、自宅で同じような問題にトライしたら全然解けなかったという経験をしたことはないでしょうか?
株もまったく同じことです。体系的にノウハウを学び、学んだ知識を実践で活かす、私たちが小学生のころからずっとやってきたことを、ここでも繰り返すだけで、株で勝つことは誰にもできるのです。
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(取材・文/HOW MATCH編集部)