テレビや雑誌、ブログなどで節約をしているという特集や記事を見たり、徹底した節約で日常の無駄を排除していることも多いので節約と聞くと我慢しなければいけない、毎日が楽しくないなどマイナスのイメージを持っている人も多いのではないでしょうか。
また実際に節約を試してみたけど、お金が貯まる実感などもなくすぐにやめてしまったという人も少なくありません。ですが楽しみながらできる節約方法は多くあり、節約を取り入れて習慣化することで貯金に回すことができるお金も多くなります。
節約=ケチではない?
節約が続かない場合は節約に対するイメージが悪いのかもしれません。
節約と聞くと「ケチ」、「ひもじい」、「つらい」などマイナスなイメージを思い浮かべる人が多いのですが、中には節約をしている人に対して「しっかりしている」、「計画性がありそう」といったポジティブなイメージを持っている人もいます。節約を実行するには節約に対する意識を変える必要があります。
貯金をするためには支出を見直す必要があります。貯金をしたからと言って収入が大きく増えることはないので、出て行くお金をできるだけ減らすことが貯金のポイントとなり、支出を減らすためにできることが節約です。
貯金があることで万が一に備えることができ、心に余裕も生まれます。節約→貯金の流れで様々なメリットを得ることができます。
続く節約は楽しみながらできる節約
水道代やガス代を節約するためにお風呂に入るのは数日に一回、食費を節約するために食事の回数を減らしたり、安価なもやしばかりを食べる、こんな節約は苦しいばかりの節約です。
難しい節約をしたところで続かなければ意味がなく、時には節約によって体調を崩してしまい逆に医療費が嵩んでしまうなんてことにも繋がります。節約は辛く苦しいものという意識を変えるために毎日の生活の中にゲームのように取り入れて楽しんでしまいましょう。
簡単にできる節約術22のヒント!
- 水筒を持参してペットボトルのお茶は買わない
- 自転車を使って交通費&ジム代の節約
- 外食をやめてお弁当を持参する
- 食材の調理方法を知る
- チラシに惑わされない
- 食材の残りものを使いまわす
- 電化製品を購入する前には消費電力を調べる
- 家電製品など使わない時はコンセントを抜いておく
- エアコンのフィルターをまめに掃除する
- 冬はシャワーではなく湯船にお湯を溜める
- 冷蔵庫の開け閉めを減らす
- 公共料金をクレジットカード払いにする
- 生命保険を見直す
- サービスデーにガソリンを入れる
- エコタイヤに切り替える
- 掃除機ではなくモップで掃除する
- 電気の契約数を見直す
- コンビニではなくスーパーを利用する
- 読みたい本は図書館で読む
- 市販薬ではなく処方薬を利用する
- 使わないリモコンの電池は抜いておく
- 廃油で石鹸を作る
楽しみながらできる節約術。実例集
実際に節約を楽しみながらしている人の実例を紹介します。
食費の節約の基礎は「まとめ買い」
家計の中でも何かと節約の対象になるのが食費です。理想の食費の目安は手取りの12%と言われており、30万円の手取りがある場合には30万円×0.12=36,000円となります。
そして一週間で必要な食材を一回の買い物でまとめ買いします。一週間分の食材を購入する時はメイン料理の食材以外は特に何も決めずに買い物に行きます。献立をきっちり決めないことで、その時に安い食材を購入することができるからです。
またお肉などは冷凍することができるので特売などを利用して、買ってきたものは小分けにして冷凍することで美味しく食べることができます。
水道は「1分」止める効果がある!
毎日のお風呂はシャワーだけで済ませているという人も多いでしょう。メーカーにもよりますがシャワーを1分間出しっぱなしにするだけで約12リットルの水を使うことになります。
つまりいつものシャワーを1分間短くするだけで水を約12リットル節約することができ、年間で3,000円ほど節約することができます。
この他にも様々な節約方法があり、数円程度節約できるものから数千円、数万円と年間で見てみると大きく節約できるものもあります。習慣化することが大切なので自分で楽しみながらできそうな節約方法を見つけてみましょう。
(文/中村葵)