会社員として就職している女性の平均年収は約350万円といわれています。しかし、中には平均年収を大きく上回り、700万円もの年収を得ている女性もいます。
ちなみに男性の平均年収は400万円代。男性からすると、年収が自分よりも高い女性は敷居が高いと感じるらしく、うまくいかなくなるケースもあるようです。
男性は自分より高年収の女性はムリ?
「結婚相手の年収が自分よりも高かったら気になるか?」という質問を男性にしてみると、「気になる」と答えたのはたったの3割。そのほかの7割は「気にならない」と回答しています。さて、それぞれの理由を見てみましょう。
「気になる」と回答した人の理由
プライドが傷つく。男としての威厳にかかわる。というのがいちばん多いようです。それに、引け目を感じる。負けているように感じる。という人も。やはり、男性と女性の本質として、男性は女性を守ることでプライドを維持し、女性は男性に守られることで安心感を感じる、というのってあると思います。
「気にならない」と回答した人の理由
世帯収入が増えるのはいいことだと思うから。相手が高給与なら将来のために貯蓄ができるのでむしろ助かる、という意見が多いです。それに、年収よりも性格が大事、と答えた人も。
結婚相手の女性が自分よりも高収入なのが気になるか、気にならないかは、家族という形への意識も関係しているのでは?と思います。女性を守りたい男性ほど、相手の収入が高いと居心地悪く感じるのではないでしょうか?
女性の方が考えすぎてしまっているのかも
さきほども考えたように、女性の年収が自分より高くても、7割の男性は「気にならない」と答えています。高年収の女性は恋愛に悩みを抱えがちといいますが、もしかしたらひとりで勝手に気にしてしまっているだけなのかもしれません。
もしかしたら、あなたの彼は「気にならない派」かもしれないのです。
どうしたらクリアできるのか
好きな彼とうまくいっていたのに、自分の年収を明かしたとたんうまくいかなくなってしまった……これは高給与の女性に多い失恋話です。そんな経験をすると、次の恋愛が恐くなってしまうのもムリありませんね。
そんな事態を繰り返さないために、対処法をいっしょに考えましょう。
自分の年収を明かさない
そのうちバレるかもしれませんが、自分の年収は「知らない」ことにしておいた方がいい場合があります。じっさい、お金にこだわる女性に対してあまりいいイメージを持たない男性は多いです。年収を聞かれたら、「貯金はできてるよ」くらいに返事するのがベター。
職種を明かすときは謙虚に
年収に幅のある職業についているのなら職種を明かしても問題ないですが、もしも「弁護士」とか「医者」とかの場合、それだけで「自分はつりあわない」と勝手にあきらめられてしまうことも。意中の相手なら、職種を明かすときは謙虚さを心がけましょう。
「仕事は何をしているの?」と聞かれたら、「弁護士です」というよりも、「事務所で仕事してる」というところから明かすのが効果的。
相手を立てる
女性が高給与なのが気になる男性は、引け目を感じることがあります。それをクリアするためには、その男性にしかない良いところに注目して褒めましょう。ときには甘えることも必要。
恋愛に有利な給与・年収額はあるのか
男性が結婚相手に求める年収でいちばん多かったのは「収入は関係ない」という回答で、約半数を占めていました。収入は関係ない、ということは、女性がどんなに高収入でも気にしない、ということでもありますね。その次は300万円以上。そして、700万円以上を希望する、と回答したのは、20代の男性中5.5%いました。だから、あなたが高収入でも、それを求めている相手はみつかります!
(文/河原まり)