海外に住んでみたいという憧れは年齢を問わずにあるものです。しかし住むとなったらいくらかかるんだろう…という疑問も尽きませんよね。
そこで今回はベトナムにインターン生として在住している女子大生が「ベトナムに住んだらいくらかかるの?どうやって節約すればいいの?」という内容についてご紹介いたします。
インターンシップは俄然おすすめ
私はベトナムの企業でインターン生として働き始めて半年です。今後伸びていく国の一つであるベトナム。今日本でのインターンシップが主流になっています。
ベトナムでインターンシップをすることによって、なぜ多くの企業が東南アジアに進出し、なぜ動いていくのかを自分自身で考えることができ、世界の流れを感覚として手に入れることができます。せっかくインターンシップに参加するならベトナムへ行くことをおすすめします。
また、留学とは違い、ほとんどの場合はベトナムで生活するのに十分なお給料をいただくことができます。大体600USDですが、日本とは違い物価が安いので最低限の生活をしていくには十分なお給料です。
大学生インターンの収支の内訳
現在、私の収入は1ヵ月600USD。為替のレートによって値段は変動します。その中から家賃の250USDで水道代込が一番大きな出費として毎月出ます。
1ヵ月の光熱費は約15USD。さらに交通手段としてガソリン代として30USD程度がかかります。食費は朝食0.5USD、昼食1.5USD、夕食2USD程度で1日4USD、1ヵ月で120USDです。日用品を買うのに毎月平均して30USDかかるくらいですね。そして残りの約150USDで美容院に行ったり友達と遊んだり、という雑費に充てています。
アパートに契約するときデポジットとして1ヵ月分の家賃がかかりました。しかし家具はほとんどの場合、付属しているのでここへの出費はゼロで済みました。
そしてビザの値段がここでかかります。一番安く簡単にビザを手に入れる方法はアライバルビザ、というものになります。値段も日本で手に入れるのと比べても100USD近く違うのでアライバルビザはおすすめです。最大3ヵ月のビザを取得可能です。
マルチ(ビザ期間内なら何回でも出入国が可能)は一律65USD、シングル(ビザ期間でも一回ベトナム国外に出たらそのビザを使って入ることはできない)は一律25USDです。
ベトナムでアルバイトをする際の時給
しかし、ベトナムで買い物をしたい、飲みに行きたい、観光に行きたいと思うと費用がかさんできます。そこでおすすめするのは日本語教師のバイトです。
ベトナムでメジャーなカフェチェーン店、ハイランズコーヒーは時給0.8USD。これでも時給が高い方だと言われています。ですが日本語教師のバイトは時給13USDほどです。
時給も素晴らしいですがベトナム語を話すことができなくても十分働くことができます。その上、多くの日本語学校がベトナムにあるため、働き先で困ることもありません。
ベトナム生活でどうやって節約するのか
なんだかんだ安いとはいえども600USDで生活するのはなかなかきついものがあります。バイクが壊れて修理しなければいけない、ビザ代もかかる、となったときにどうしてもお金がかかってきます。そのため普段から節約はしなければなりません。
そこで私がおすすめするのは基本的に外食で食事を済ますということです。フォー(ベトナムを代表する料理)であっても1食高くて1.5USD程度です。ベトナムのハノイには観光客がいる旧市街というところがありますが、そこで食事をしない限り食費はとっても安く済ますことができます。
移動手段もバイクがあれば良いのですが、ベトナムでバイクは怖い、ということであればタクシーも安いですがバスを使うことをおすすめします。ハノイではバスの運賃は一律7000VND、約0.35USDです。長距離であっても1本のバスであったら一律なのでこの値段で抑えることができます。
また、買い物の際もスーパーで済ませるよりも近所の商店で買う方が安く済みます。衛生面大丈夫かな、という心配もあるとは思います。ですが今のところ私は何の問題もないのでそこで買っても体調不良になることはない、と言い切れます。大丈夫です!
まとめ
いかがでしたでしょうか。大学生でも意外とベトナムで生きていける!って思いませんか。ベトナムは人も素晴らしい上に食事も美味しいものばかりです。海外で住んでみたい、という夢を実現する一つの選択肢としてインターン生としてベトナムで働いてみてはいかがでしょうか。
(文/うだ)