あなたも出版できる!電子書籍で印税20万円ゲットしたサラリーマン

副業で稼ぎたい        2015年11月24日

電子書籍で印税20万円

(この記事を読むのに必要な時間は約 4 分です。)


  • ここ数年で出版することの敷居が低くなった

    出版という言葉が、今やかなり身近なものとなってきた。
    かつて本を出すというと、今まではまず作家として売れるか、タレントにでもなってある程度売れたらエッセイを出すかというのがよく知られる筋書きだった。
    あるいは赤字をある程度覚悟して、自費出版をするという形をとる場合もあった。
    もっとも、こちらの場合は自己満足、終わってみれば大赤字だったりしたものだ。

    ただ、ここ数年は出版までの敷居が、随分低くなっているようだ。
    昨今日本でも取り扱われるようになったものの、いまいち利用者が限定的な電子書籍サービス。
    この今一歩伸び悩んでいるジャンルにおいては、逆にわれわれ素人が台頭するチャンスがあるようだ。
    電子書籍の代理出版サービスなどを行うサイトが増えているようで、一般人がいきなり出版するための手順が、思ったほど難しくなく、しかもローコストなのである。

    そこで今回は、13年度に趣味で本を出版したというサラリーマンの男性に取材をし、出版の際に経験したでき事、印税の分配方法などについて質問してみたいと思う。

    電子書籍で自分の小説を披露

    Jさんは地方在住の、一見極普通のサラリーマン。
    このJさんにはある趣味が存在する。それが小説だ。
    子供の頃から数多くのジャンルの小説に慣れ親しんできたJさんにとっては、長年の夢として小説家という職業があったという。

    長年の夢として小説家

    ところがコンクールに応募してもなかなか手ごたえは得られない。
    たまに2次選考ぐらいには進むが、どうしてもその先に到達することができなかった。
    一度でもデビューできればその先のビジョンはある程度見えるんだけども、そこまで手が届かない。
    水面わずか数メートル下でもがき苦しむような日々を送るうち、いつしかJさんはサラリーマンとして10年以上のキャリアを積んでいた。

    そんなJさんが一昨年、ネットサーフィン中に電子書籍出版サービスに目をつけたという。
    プロの編集者が在籍するプロダクションに、ユーザーがネタを持ち込み、出版までを格安でサポートしてもらうというこのサービス。
    電子書籍という特性上、出版コストがほとんどかからないのが魅力的だったそうだ。

    作品をAmazonのKindle対応で出品

    Jさんの場合、いくつかの同種サービスをリストアップし、そのうちもっとも校正の技術の高そうなものを選んだ。
    果たして担当編集もそこそこ話の分かる人物で、Jさんが持ち込んだ小説の短編集は適切に校正、推敲されて、カバーデザインなども凝ったものを選べたという。

    いわゆる出版代行サービスを利用する上で気になるのは、販路だ。
    Jさんとしては、誰もが見れるキャリアで、誰もが買うことのできる市場に自分の著作がないと心配だった。
    この点この編集部は、Amazonへの出品をしてくれて(もっともほとんどの出版代行サービスが今はそのぐらいしてくれるらしいけど)、Kindle対応の作品として販売してくれたということだ。
    Kindle本なら様々な年齢層に訴求力がある。
    これでJさんはある程度安堵したそうだ。

    印税、販売コストについて

    さて、気になるのは著作を電子書籍にして、販売経路に立たせるまでのコストである。
    書籍の文字数によって増減あるものの、Jさんの場合はおよそ70,000円ほどの出費に抑えることができた。
    70,000円で業者に丸投げして本を出せるなら、結構安いと思える。

    そして気になるのが印税。
    ほとんどの業者では著者へ還元される印税は、おおよそ20~30%ということだ。
    電子書籍を購入する上でのメリットは、紙媒体よりも安価で購入できる点にある。
    だからせいぜい150円から300円の間が現実的な販売価格ということになる。これでは1冊2冊売れてもしばらくは大赤字だ。
    しかし、これも業者によってはもっと高い利率を提示することがあるそうで、Jさんもそうしたサービスを自力で探し当てたという。

    また、最初の販売で結構飛ぶように売れたこと、出版後に自分でサイトを立ち上げたり、SNSを使って地道にPRするなどの無料でできる努力を惜しまなかったことで、販売から半年でひとまず出版コストは回収したと話す。
    その後もある程度自力でできる範囲の宣伝を続けて行ったため、販売開始から2年で200,000円の儲けが出ていると話すJさん。

    印税

    これを高いと取るか安いと感じるかは人それぞれだが、ローコストで電子書籍を出版して長期的に少しずつ売り上げを計上しているのだから、僕としては良いお小遣い稼ぎの種に感じられる。

    何より評判の良い業者を探すことが重要

    電子書籍出版代行サービスはまさにピンキリ。
    良い業者もあればダメな業者もある。
    まずは自分で評判の良い業者を探すことが重要だと、Jさんは何度も繰り返していた。

    そして出版されてからは、自力でなんとしても売り上げを伸ばそうという努力も必須で、それが楽しいと思えなければ、なかなか結果は出ないとも話している。
    逆に言えばそれを楽しいと感じていればいずれは投資分を回収して余りある印税をゲットできる可能性は高まるわけで、次の出版へのモチベーションも上がるということだろう。

    (文/松本ミゾレ)


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    松本ミゾレ
    松本ミゾレ
    2011年活動開始。恋愛コラム、パチスロホール取材記事、某大手企業専属ライティングなどを手広くこなす、ゆるふわ系三文ライター。著作出版の経験も意欲もない、地方都市在住の意識低い系物書きを是非応援してください。ちなみに特技はタイピングと、松前漬けをほぼ無尽蔵に食べ続けることです。

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