あなたはどのくらい?大卒30代、業種別、大学別の平均年収を調べてみた。

年収を上げたい        2016年06月07日

30代男性の年収

(この記事を読むのに必要な時間は約 8 分です。)


  • 大卒の30代男性の平均年収は何円なのか?

    国税庁の民間給与実態統計調査のデータによると、平成27年度の全年齢の給与所得者の平均年収は約420万円(男女別で見ると、男性521万円、女性276万円)。一般的に高卒と大卒の場合では、初任給の段階では約2~4万円ほど違うと言われています。

    30代大卒の場合、平均年収はどれほどになるのでしょうか?

    30代男性大卒の平均年収は?

    賃金構造基本統計調査による調査では、大卒・大学院卒の30代前半の平均年収は、男性が約502万円、女性が約433万円という結果が出ています。
    一般的に高卒の同年代の平均年収が男性が約403万円、女性が約317万円となっていますので、20%~35%ほどの年収の差があります。

    年収は技術系やサービス系などの業種や、所属する企業によって異なってくることはご存知だと思います。 まず業種ごとに30代の平均年収を追ってみましょう。

    業種 平均年収
    建設業 \4,418,314
    製造業 \4,658,151
    卸売業・小売業 \3,698,839
    飲食サービス業・宿泊業 \2,885,178
    金融業・保険業 \5,970,691
    不動産業・物品賃貸業 \4,707,010
    運輸業・郵便業 \4,250,620
    電器・ガス・熱供給・水道業 \6,060,306
    情報通信業 \5,214,469
    学術研究,専門・技術サービス業、教育,学習支援業 \4,573,917
    医療,福祉 \3,651,820
    複合サービス事業 \4,061,085
    サービス業 \3,667,529
    農林水産・鉱業 \3,448,871

    ※国税庁調査 平成27年度 業種別及び年齢階層別の給与所得者数・給与額より算出

    初任給での給料から比べると、30代では大きく開きが出てくることが分かります。
    特にサービス業は低い給与水準となっていますが、売上に対して従事する人員が多いこと、価格競争による利益率の抑制などがその要因となっているようです。

    次に出身大学別にみていきましょう。

    茨城大学 455万円
    筑波大学 536万円
    宇都宮大学 454万円
    群馬大学 472万円
    高崎経済大学 492万円
    埼玉大学 507万円
    千葉大学 489万円
    首都大学東京 534万円
    電気通信大学 520万円
    東京大学 707万円
    東京外国語大学 545万円
    東京海洋大学 521万円
    東京学芸大学 518万円
    東京芸術大学 337万円
    東京工業大学 648万円
    東京農工大学 470万円
    一橋大学 701万円
    防衛大学校 542万円
    横浜国立大学 585万円
    横浜市立大学 579万円
    都留文科大学 420万円
    山梨大学 478万円

    (DODA調べ・あいうえお順)

    ここで見ると、30代男性大卒の年収は400万円~600万円台がボリュームゾーンとなり、東京大学や一橋大学のような高偏差値の大学はさすがに700万円以上という高水準となっています。
    年収は職種や企業によって差異がありますが、全体的に500万円台が平均的な年収と言っていいでしょう。

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    偏差値の高い大学がなぜ年収が高くなるのか?その理由について考えてみましょう。
    まず、その大きな理由は職種や就職する企業に起因するものが大きいことが挙げられます。

    高年収職種の代表格と言える医師や弁護士などの職業は、医学部や法学部を出ていなければならないので、必然的に高学歴の人たちが集まることになります。

    そして大手上場企業などでまだ見られることの多い「高学歴採用」。有名大学卒しか採用しないという社風を残している企業もまだまだ多く、高学歴の人材を集めていることもその理由の一つです。
    中小企業の昇給率は平均して1.45%と言われていますが、大手企業の場合の昇給率は2.59%(2015年経団連実施の調査より)となっていること、そして好景気の影響を受けやすい傾向があるため、社員はその恩恵を受けられる環境にあり、年齢が上がるごとに年収の差異が大きくなります。

    30代平均年収でできる生活とは?

    では、30代平均年収の420万円ではどんな生活を送ることができるのでしょうか?

    まず、お給料の内訳を見てみましょう。

    30代 大卒男性 独身の場合

    ■年収420万円(ボーナス、住宅手当、残業無し)の月収

    総支給額 \350,000
    社会保険料 \50,000
    所得税 \8,000
    住民税 \16,000
    手取り額 \276,000

    ■支出の内訳

    住宅費(都内1DK) \80,000
    食費(外食中心) \45,000
    光熱費(ガス、水道、電気) \10,000
    通信費(携帯、インターネット費) \15,000
    交際費(飲み代) \20,000
    雑費(服代など) \50,000

    合計で\220,000の支出なので、毎月\50,000は貯金ができる計算となりますね。
    これに自動車を持っているとなると、ガソリン代や維持費、駐車場代がかかりますので、ちょっと余裕がなくなってきます。

    30代 大卒男性 既婚・子供1人の場合

    ■支出の内訳

    住宅費(東京都郊外に3LDK中古マンションを購入) \82,000
    食費(外食無し) \70,000
    光熱費(ガス、水道、電気) \15,000
    通信費(携帯、インターネット費) \20,000
    お小遣い(夫の小遣い、昼食含む) \20,000
    雑費(服代、日用品、保険料など) \40,000

    合計で\247,000、食費など各項目かなり節約が必要な生活となりますが、貯蓄が毎月\30,000もできず、大きな出費や将来的に必要になる教育費や医療費などを考慮すると、厳しい経済状況となります。

    家族3人で生活をしていくとなれば、もう少し収入が欲しいところですよね。

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    年収をどうやって増やしていくか?

    平均年収で3人世帯の場合、かなり節約をしなければならないことが分かりました。将来的なことを考えると、このままでは不安が残りますよね。

    家族全員で協力して生活費を節約するとしても、限界はあります。無理のある節約で、生活そのものがストレスとなってしまっては本末転倒ですよね。

    昇給や昇進が望める状況であれば期待は持てるものの、年々平均年収の推移も下がってきており、確実は言えない要素に期待するのもリスクが高いですね。

    では、どうやって問題を解決していけばよいのでしょうか?

    転職で年収アップを目指す

    まず1つ目は転職で年収をアップさせる方法です。もし、今の会社での条件が良くなく、給与が良くないと感じているのであれば、より良い条件のところに転職をすることも有効です。

    ただし、転職の時期や会社を軽率に判断してしまうと、逆に年収が下がってしまうことにもなりかねないので、転職活動は時間をかけて、じっくりと行うべきでしょう。
    その際、転職エージェントサービスを利用することをオススメします。転職の実績やノウハウを持っていますので、自分の市場価値を客観的に判断することができるでしょう。

    副業をする

    収入を増やす手段の一つに「副業」という方法があります。
    今の仕事にもう一つアルバイトなどを掛け持ちすることは、時間に限りがあるので難しいかもしれませんが、空いた時間を上手く使うことで収入を上げることができます。
    インターネットに詳しい人であれば、ブログでの広告収益やアフィリエイト収益で収入を得たり、イラストやライティングのスキルがある人は、クラウドソーシングで稼ぐこともできます。 また、ある程度まとまった蓄えがある人は株やFXなどの投資も、収入を増やす手段として選択することができます。

    <副業をする上で注意すべきこと>

    副業を始める上でまず注意すべきことは、現在在籍している会社の就業規則です。
    本業への影響から、副業を禁止している会社は比較的多く、違反者には厳しい罰則が設けられている場合があります。
    収入を増やすための副業がきっかけで失職する羽目になっては本末転倒ですから、安易に副業を始める前に必ず就業規則を確認しましょう。

    また、株やFXは投資ですので、市況などによってマイナスになるリスクも十分にあります。
    慣れないうちは少額投資をすることで、そのリスクを最大限に小さくしてから、徐々に額を大きくしていくなど、運用の基本を押さえておくべきでしょう。

    共働きで世帯年収を上げる

    問題を解決する方法としては、一番安全でリスクが少ない方法でしょう。妻(夫)に働きに出てもらうことで、2馬力で収入を得ることができます。
    今後の家族計画によっては、雇用形態は正社員ではなくパートとして働く方が時間的な都合がつけやすいので、家事や育児を協力しあって上手く分担していくと良いでしょう。

    (文/河原まり)
    (文/HOW MATCH編集部)

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    河原まり
    河原まり
    2011年よりフリーライターとしての活動を開始。英語・中国語を学び、翻訳業にも従事。私生活を充実させるため、10年間続けた医療事務の仕事をやめ、今に至る。趣味は作詞・作曲、弾き語りや料理。マイブームは休日にギョウザやシューマイを大量につくり、冷凍すること。

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