年収を上げたい

組織力を強化し自分の年収も上げるカギは「上司との関係性」

投稿日:2016年3月4日 更新日:


今から10年以上も昔の話ですが、携帯電話の着メロ設定がブームだった頃、「ダンダンダーン ダダダーン」とダースベイダーの登場曲を頻繁に聞きました。それは上司もしくは会社からの着信音で、仕事や上司がそれだけ恐ろしい存在だったことが分かる笑い話です。

時代が変わり、ライフ・ワーク・バランスなど仕事への取り組みが変わり、上司と部下の関係も変わってきています。今、あなたにとって上司とはどんな存在ですか?

大切なのは背中を見せることだけではない

2015年末に引退を表明した、なでしこジャパンの澤穂希選手の印象的な言葉で、

「苦しいときは私の背中を見なさい」

というのは彼女と共にプレーする後輩たちの強い支えとなりました。彼女はチームのメンバーでありながら、皆を引っ張っていくリーダーでもあったようです。

チームとは個々のモチベーションが高いことだけでは不十分で、メンバー全員の特性が活きるように動かせるコーチ(リーダー、監督)というポジションの人が大切です。

以前の会社はトップダウンで経営されていました。そのためクローズアップされてきたのも人事や上司のハウツー本や業績を上げる手法で、上司は部下に背中を見せて率先していく、そんなスタイルが推奨されました。

しかし今、上司が求められているのは部下の主体性を熟成させていく手腕です。

同時に部下にも求められているものが変化しています。以前は上司の言うことに唯々諾々として従う姿勢が良しとされましたが、今では個人プレーにならずに「どうすれば同僚や上司と連携して行けるか」という能力を求められています。

このように上司、部下が個々の役割を理解し、どのように組織に貢献して行けるか、この組織力が今は求められているのです。

上司にも能力が求められる時代

以前は一定の年齢に達すれば部下を持てて上司として振る舞えましたが、今そんなことをしようものならばダメ上司のレッテルを貼られて村八分状態に陥ります。

頼られる上司となるにはあなたもスキルアップが必要です。あなたは監督(コーチ)となり組織(チーム)を率いるのです。

チームコーチング

チームを作り上げるために「チームコーチング」という手法があります。チームコーチングをすることでチームを活性化させることができます。あなたはコーチとしてチームを活性化させ、最終的にはチームの力で課題を解決できる自律したチームへと発展させましょう。

チームコーチングとはどのような手法か?

チームを活性化させるためには「チームコーチング」でメンバーひとりひとりに主体性を持たせます。さらにメンバー間の関係を豊かに、相乗効果を上げるようにします。

まずあなたはメンバー全員を集め、全員に解決すべき問題(テーマ)を出し、全員で議論させます。あなたはコーチとして議論を組み立て、道筋をリードしていきます。上司であるあなたにはこのリードしていく力が求められます。

一般的に、解決すべき問題の要因が何かを明確化、解決された理想の状態としてビジョンを明確化、ビジョン実現のための戦略を明確化、具体的な行動計画を作り、これがリードしていく道になります。

チームコーチングについてもう少し詳しく知る

大切なのは一人ひとりに主体性を持たせること

チームを育てる方法として「コンサルティング」や「研修」もあります。

コンサルティングはプロとはいえ第三者の意見ですので、時には実践的ではなかったり、言われることは分かるけど腹に落ちにくいこともあります。また、研修は問題解決よりもどちらかと言えば個々の能力を上げることに重きが置かれています。いま大切なのは現場で使える組織力を上げることです。

チームコーチングそのためにはチームコーチングを通して掲げた解決すべき問題(テーマ)を全員が他人ごとにしないという姿勢がとても大切です。全員に問題解決のために「自分は何をすべきか」、特に「誰と何を協力すべきか」を考えさせます。

個々が独力で問題解決に取り組むのではなく、自分だけで無理ならば誰とどのように協力するかを考えさせることが大切です。チームは個人プレーではできあがりません、メンバー全員が協力することで形になります。

コーチであるあなたはメンバーのことを観察して思考や動き方を理解し、同調性を育むようにチームをリードしていくのです。

チームコーチングは個々の得意を活かしていくことでもあるので、メンバー全員が受け入れやすい手法とも言われています。あなたがすべきことはメンバー全員をMVPクラスの選手に育てるのではなく、スターはいなくとも、一人ひとりが個性を発揮し、互いにつながっているような「勝つチーム」を作り上げることなのです。

チームコーチングについてもう少し詳しく知る

(文/高橋亮)


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