映画見るなら1本400円のレンタル?月1,000円の見放題?

節約・貯めたい        2016年01月22日

映画見るなら1本400円のレンタル?月1,000円の見放題?

(この記事を読むのに必要な時間は約 6 分です。)


  • 映画を見るスタイルは徐々に変わりつつあります。かつては映画館で見るのが当たり前、人気映画は立ち見で見ていましたね。映画館で見られなかったものはレンタルか地上波をビデオテープに録画。そんなスタイルでした。

    それが今ではスマホからボタン1つで見られます。そのままスマホで見ることもテレビに転送することも可能です。プロジェクターも進化して映画館に行かなくとも大迫力の映画が楽しめます。

    そして現在はGoogle Playのような1本ごとのレンタルとHuluやdTVのような定額見放題のサービスがあります。映画好きなら見放題を選びたいところですが、実はそうはいかない理由があります

    「新作は単品レンタル」「旧作は見放題」は間違い

    ネットレンタル系のサービスはまだまだ始まったばかりです。多くの企業がサービスを提供し、どのサービスにも良し悪しがあります。

    しかしまだ普及していないせいか、「新作は単品レンタル」「旧作は見放題」と考えている人が少なくありません。もちろん大きく異なっているわけではありませんが、この考え方だとおそらく損をするでしょう。

    まず「新作は単品レンタル」というのは間違っていません。見放題系のサービスには新作が入ることはまずあり得ませんし、入ったとしても別途で追加料金を払うことになるでしょう。そのため新作を見るなら単品レンタル以外の選択肢がないわけです。

    そして「旧作は見放題」という点ですが、これが間違いです。見放題系サービスはたしかに旧作が多いです。しかし必ずしも見たい旧作が入っているとは限りませんし、なにより新作が旧作になるまでに長い時間を必要とします

    つまり旧作でも見放題で見られない場合は意外と多い、ということです。

    見放題は海外ドラマ向け

    では見放題サービスになんにも魅力がないかというと、それも違います。見放題系サービスの最大の魅力は「海外ドラマ」です。

    見放題は海外ドラマ向け

    海外ドラマは日本のドラマと違い、非常に長期化しやすいです。シーズン3くらいは序の口、人気作ならシーズン10も超えてきます。つまり、こういった海外ドラマを見るためのサービスが見放題系のサービスなんです。

    おそらくアメリカ発のオンデマンド配信系サービスに見放題が多いのは、海外ドラマの需要が大きいからではないでしょうか。

    オススメはdTVとGoogle Playの組み合わせ

    洋画の最新作を中心に見る私のオススメはdTVとGoogle Playの組み合わせです。最新作をレンタルできるサービスは色々ありますが、Google Playを選ぶのはChromecastが主な理由です。

    Chromecastは知名度が高いとは言えませんが、低価格でテレビに転送できる機能は秀逸の一言です。大画面テレビを持っているなら買って損はないでしょう。

    また、Google Playのレンタル料は若干高い気もしますが、最新作はGoogle Playが1番早いので妥協すべき部分だと思います。

    オススメはdTVとGoogle Playの組み合わせ

    そしてGoogle Playと組み合わせるdTVは、完全に暇つぶし用です。dTVの配信本数は決して多いとはいえませんが、500円で見放題という点は大きな魅力です。1,000円で見放題だと「元を取らないと」と考える部分がありますが、500円なら見ない月があってもあまり気になりません。

    もちろんこの組み合わせは洋画の新作を中心に見る場合の組み合わせなので、海外ドラマを見たかったりアニメを見たいならHuluやバンダイチャンネルと組み合わせたほうがいいでしょう。

    現時点で1本化は難しい

    サービスの組み合わせを紹介しましたが、現時点では1本化することは難しいです。新作を見ないか、見る本数を減らすならできないこともありません。しかしどちらも捨てがたいのであれば、今はまだ1本化しないほうがいいでしょう。

    また、単品レンタルサービスに加えて見放題を追加したAmazonや世界最大手のNetflixも気になりますよね。特にAmazonは通販サービスとも関わっているため、多少不満があっても検討する価値はあるでしょう。

    今後4K、8Kの普及でもう一波乱ありそうなので今は静観しておくのが正解かもしれません。

    (文/kaztel)

    月額1,000円でも元が取れない理由

    ネットで調べ物をすると、そのうち半数が直後に忘れてしまうという研究データがある。

    ロシアのコンピュータセキュリティを担う「カスペルスキー」という会社が、男女6,000人を対象に行った調査によると、何か調べ物をするためにインターネットを利用する人の割合がおよそ1/3。
    そしてさらに、1/4の人々は、ネット検索で情報を得た直後に、調べていたことについて忘れているという自覚を持っていたことが発表されている。

    ネットを使って情報を得るには、該当ワードを打ち込むだけで良い。
    手軽に得られる情報は確かにありがたいが、一方でそのせいで情報そのものの重要性は薄まり、すぐに得た情報を忘れるという人を生んでいる。
    僕もこの状況はかなり自覚がある。

    ところで、同じことはネットで映画コンテンツを視聴できる有料サービスにも該当するのではないだろうか。

    ネットで映画やドラマを視聴しても頭の中に残らない?

    現在では、幾つかの会社が映画やドラマ、アニメなどをネット配信しているという形態が決して珍しくなくなった。
    月額1,000円程度を払えば、毎月好きなだけ作品をパソコンやスマホで観ることができるというのは、技術の進歩と言おうか時代の優位性と言おうか、便利なことこの上ない。
    非常にうれしいサービスではあるんだけど、思うところがないわけでもない。

    いかんせん個人的に、ネットで観たいときにさっさと観れるこういうサービスコンテンツは、どうにも記憶に残りにくく感じるのだ。
    一方で従来のように、レンタル店や映画館を経由して作品を観ると記憶に残りやすく思える。

    あくまで僕の考えだけど、これも求めた情報を実際に得るまでの試行錯誤の手順を省き、ネットで簡単に得てしまったことに原因があるように思える。
    ほんの10年、20年前は、調べ物によって結果を得るためには、それなりの過程と手順が必須だった。
    ある人は図書館で文献を探したものだし、ある人は専門家に話を聞く必要があった。
    この手順をしっかりと踏んだ上で得られる情報は、過程に見合った貴重な、言わば情報報酬だったと言えるかもしれない。

    ところが現在では、そんな手間を踏む必要はない。
    インターネットには常に回答が用意され、24時間365日、いつだって瞬時にそれを提示してくれる。

    情報を得るためにする苦労がない以上、提示された情報にさほどの価値も感じなくなっても、それはおかしなことではない。
    近年はそういう状況が私たちにとっては本当に身近となってきた。

    映画やドラマを記憶に残すために……

    話を本題に戻そう。
    映画もドラマも、多くの人の努力の果てに生み出された映像コンテンツである。
    当然、一度流し見しただけでは汲み取れない世界観というものも、名作とされる作品になら、隠されている。

    世界観にどっぷり浸かって映像コンテンツを楽しもうとする場合、映画館に出向いて1,800円払ったり、レンタル店で300円近く支払って自宅で観るという手間は、実はかなり重要ではないだろうか。
    苦労や金銭、足を使うという手間を対価として、人ははじめて映像コンテンツをしっかり観ようとする心構えが生まれるのではないかと、僕は思う。

    そう考えるとネット動画を矢継ぎ早に観て、それぞれの作品の世界観を十分把握しないままに思い出を安く大量に量産するよりも、それなりの単価を1本ずつにかけて視聴することこそ、映画、ドラマをより楽しむための方法のように感じられる。

    動画観放題は心の栄養になるか?

    動画観放題サービスというものは、実際にそれぞれの作品を映画館で観るより遥かに安く、お得だ。
    だからこうしたサービスがあるのなら利用して、たくさんの作品を安上がりに楽しむという考え方も理解はできる。

    けれど、裏を返せばそれは、個々の作品を映画館のスクリーンで観たいと思うほどの情熱はないということでもある。
    そうした作品を、一山いくらの考えで安くで一気に観たところで、十分な心の栄養にはならないと、僕は感じるのだ。

    (文/松本ミゾレ)

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    2014年から活動開始。日本語好きが災いして美容師からフリーライターに転向し、自作PCを軸にしたIT系をメインに幅広く執筆中。日本語検定1級を目指して勉強中だが勉強したいことが多すぎててんてこまいな毎日を送る。

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