年収を上げたい

33歳で年収400万円って妥当?それとも転職すべき?

投稿日:2017年1月16日 更新日:


女性の33歳は本厄。身体や心に不調を感じる人もいると思いますが、低年収でお悩みの人もいるかもしれません。厄年ではなくとも、男性も33歳になるとアラフォーがうっすらと見え始めてきます。

仕事は生涯に関わることなので、「厄年だから」と諦めてしまうのは間違いです。人生のターニングポイントとなる33歳、キャリアウーマン年収400万円の妥当性と、転職すべきか否かについてご紹介します。

33歳・年収400万円の妥当性

大手有名企業の中には30歳を過ぎれば年収1,000万円というところもあります。それと比較すると33歳で年収400万円というのは「低い」と言わざるを得ません。

しかし、特に地方では30代で年収400万円台という人は結構いますし、むしろ平均的と言ってもいいかもしれません。

実際、年収は400万円でも、社宅があったり、車や携帯電話を支給してくれたりする会社もあり、お金に換算すれば年間100万円以上の補助を受けている計算になることも少なくありません。

もしこれらがすべて給与として支給されていたら、社会保険料や税金が増え、年収400万円の時よりも手取りが減る可能性もあるので要注意です。

33歳・年収400万円は実はほぼ平均

ある調査によれば、ホワイトカラーで正社員の33歳男性の平均年収は467万円とのこと。

  • 400~500万円未満29%
  • 300~400万円未満24%
  • 500~600万円未満19%

となっていて、400万円というのは平均よりもやや低めといったところでしょうか。

一方、ホワイトカラーで正社員の33歳女性の平均年収は379万円です。

  • 300~400万円未満33%
  • 400~500万円未満23%
  • 300万円未満も25%

と全体の1/4を占めているという厳しい状況です。

男女あわせた平均値を見れば、33歳で年収400万円というのはほぼ平均値と言うことができるでしょう。

33歳で検討すべきことは、40代で出世できるか?

33歳・年収400万円というのは、今すぐ転職を決断しなければいけないような不当な年収というわけではありません。しかし、33歳というのは転職するか、会社に残るかの決断を迫られている時期であるということに変わりはないとも言えます。

33歳で検討すべきことは、現在の年収がどうなのかということ以上に「40代で出世できるか」という点に尽きます。33歳時点での年収が多少低くても、40代での出世が見込めるならば、年収は550万円ぐらいまで伸びるでしょう。

特に35歳から40歳の年収は、上昇する時には急激にアップします。主任、係長、課長などの役職に付くことができれば、その段階で月収が5~10万円跳ね上がるというケースも少なくないのです。

もし、月給が5万円アップすれば、ボーナスなども考慮すれば年収は100万円近く上がる計算になります。しかし、もし役職に就けなければ、先に出世した同僚と大きな給与格差が生じてしまうということでもあるのです。

自分の希望が叶えられないなら転職もアリ

現在の会社にいても「出世コースに乗れそうもない」「希望する部署に配置されそうもない」という状況ならば、33歳というのはまだ思い切って転職してみる価値のある年齢です。

これ以上若ければまだ転職の際に武器となるキャリアが不十分かもしれませんし、これ以上年齢を重ねてしまうと今度はだんだん年齢制限が気になるようになります。33歳というのは転職のひとつの「旬」といっても過言ではないのです。

しかし、転職を成功させるにはいくつか注意しなければいけない点もあります。

まず、中途入社でも出世できる職場なのかどうか、よく検討しましょう。企業によっては新卒入社と中途入社の壁がなかなかなくならないところもあります。できるだけ中途入社の社員が活躍している会社を選択するようにすると良いでしょう。

また、今の会社にいて本当に自分の希望を実現することが不可能なのか、今一度よく考えてみることも大事です。

現在所属している会社で成果を上げれば、まったくリスクを伴わずに年収をアップできるのですから、やはりそれは魅力的です。実際、転職者の中には「前の会社の方が良かった」と言う人も少なくありません。再度、現在の会社でできる限りの手は打ったのか、確認してみましょう。

あわせて、自分の市場価値はあるかどうかという点も厳しくチェックしていきたいところです。

新卒時の就職活動では「何をしたいか」のアピールがメインだったかもしれません。しかし、30歳を過ぎての転職では「何ができるのか」が中心になってきます。これまでの会社での業績に加えて、何らかの資格を持っていればより有利でしょう。

転職活動の前に、働きながらの資格取得なども考えてみる必要があるかもしれません。

「35歳限界説」は本当か?

転職業界では昔から「35歳限界説」というものが、まことしやかに囁かれています。35歳を過ぎると途端に転職が難しくなるというのです。

確かにその通りといえばその通りで、35歳以上の求人はガクンと減る傾向にあります。その意味でも33歳から転職活動をスタートして、35歳までにどうにかするというのは一つの賢い選択と言えないこともありません。

しかし、もし35歳までに高い専門性やマネジメント能力を身に付けることができていれば、そういった即戦力を必要としている企業はいくらでもあります。33歳といえば、まさにそういったスキルに磨きをかけていく時期でもあります。転職活動などに気をそらすことなく、一心不乱に邁進するというのも悪くはないでしょう。

いずれにせよ「35歳限界説」を考えても、33歳は転職のラストチャンスと言えないこともありません。

もちろん、年齢不問・未経験可という求人もありますが、そういった仕事は厳しいものであることが多く、中年の坂にさしかかりつつある33歳にとってはツライものではないと言えば嘘になります。

これまでの経験をいかし、より良い労働条件の下で働きたいと考えるならば、年齢不問・未経験可に飛びつくのはおすすめできません。

年収だけがすべてではない!

33歳年収400万円というのは、けっして悪い数字ではありません。しかし、33歳時点で年収400万円の人がいつか年収1,000万円になれるかというと、それは難しいというのが正直なところです。年収1,000万円をゲットしたいならば、やはり転職も視野に入れなければいけません。

しかし、年収だけで転職を決めるというのもいかがなものでしょうか。たとえ、年収1,000万円を期待できる企業でも、そこで働くことに大変な苦痛を伴うとしたらどうでしょうか。仕事は人生や生活に密接にかかわることなので、お金だけで転職先を決めるというのはおすすめできません。

33歳というのは、これまでの人生がどうだったのか、これからどう生きたいのかを考え直すにはちょうどいい年齢でもあります。どう結論が出ようとも、十分やり直しができる年齢だからです。

転職するのかしないのかも含め、今一度、じっくりと自分と見つめ合うことをおすすめします。

まとめ

いかがでしたでしょうか。33歳でまさに年収400万円の人もいれば、それより少ない人、多い人も当然いるでしょう。なかにはすでに年収1,000万円を実現している人もいるかもしれません。

もし、自分の年収に満足できないのであれば、転職を視野に入れることができる年齢でもあります。しかし、安易な転職は賢い選択ではありません。

自分にとって本当に大切なものは何なのか、今の自分は何ができるのか、将来的にはどんなことができる人になりたいのか……33歳というのは、そういったことを考え直すのにちょうどいい年齢でもあります。再スタートはこれからです。

(文/木野きのこ)

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