人はなぜそれほど高年収と高貯金額を求めるのか?

年収を上げたい        2016年07月26日

(この記事を読むのに必要な時間は約 3 分です。)


  • 高年収、高貯金額という言葉は魅力的です。もちろんお金はないよりあった方が欲しいものが手に入りやすく、より自由な人生が送れるのでいいですよね。お金があればあるほど選択肢が広がるのはメリットです。

    一方で、お金を貯めるばっかりで、結局使わないで一生を過ごしてしまう堅実家もいます。彼らは質素な暮らしをしながらもマイライフを十分に楽しんでいます。

    そんなことを考えていたら、筆者はふと疑問に思いました。人はなぜそんなに高年収、高貯金額にこだわるのか。ここでは、その心理について調査してみます。

    忙しくて高年収vs楽で低年収

    ところで、忙しくて苦労が多くても高年収の仕事を選ぶ人の考え方や求めるものについて調査できれば、高年収を稼ぎたい人の心理が推察できるのではないかと思いました。

    そこで検索したところ、マイナビの、学生のための社会人準備応援サイト「フレッシャーズ」による、おもしろいアンケート結果を見つけました。

    転職をするとしたら、「年収がアップする代わりに忙しい会社」と、「年収は下がるけれど楽な会社」どちらがいいか。という内容のアンケートです。

    楽で低年収が若干多い結果に

    445人の社会人にこの質問をしたところ、46.5%の人が「年収がアップする代わりに忙しい会社」を選び、53.5%の人が「年収は下がるけれど楽な会社」を選んだそうです。

    「年収は下がるけれど楽な会社」に転職したいと答えた人の方が若干多かったのです。

    低年収でも良いという理由は?

    「年収は下がるけれど楽な会社」に転職したい、と答えた人のその理由は、「健康を壊してまでお金が欲しいとは思わない」とか、「仕事が忙しいと家のことができなくなる」「精神的なストレスを抱えてまで給料の金額にこだわりたくない」というもの。

    ひと言でいえば、「心身の健康や家族など、お金よりも大切なものがある。それが犠牲になるなら高収入はいらない。それよりも、つつましい生活を送った方がいい」ということです。

    高年収には、その金額に見合う「責任」が付いてまわることが多いです。それだけ忙しく、過酷になり、奪われる時間も増えるのは仕方のないことだとも言えます。

    高年収を求める人の考え方は?

    仕事が過酷になったとしても年収アップを希望する社会人のその理由を見てみましょう。

    • 「給料が高い方がモチベーションがアップする」
    • 「忙しいくらいが充実感があってちょうどいい」

    という意見が多いようです。

    この場合、必ずしも「お金持ちになりたい」とか「貯金額を増やしたい」と思っているのではなく、単に「給料が高ければやりがいが感じられる」ということのようです。物欲で仕事をしているというよりは、勤勉さがそうさせているようにも感じられます。

    一方で、「お金が欲しい」という単純な理由を挙げる人も。

    しかし、筆者が分析する限り、これにも2種類あり、「お金が欲しい」=「物欲が高い」とも言い切れないようです。

    ひとつは単なる物欲やメンツ。もうひとつは、本当にお金に困っている場合です。実家が借金の返済に追われていたり、家族に病人がいて、治療費をまかないたいと考えていたり。

    あるいは、過去に経済的に苦しい目に合ったことがあり、二度とそんな生活をしたくないからともかく貯金を貯めたいと思っていたり。

    事情や育った環境は人それぞれなので、単純には言い切れないですね。

    何を優先させるかは人によってちがう

    仕事に対して求めるものは人によってちがいます。

    上記で考えてきたとおり、仕事に対して高年収ややりがいを求める人もいれば、給料の額はそこそこでよく、自分自身の健康や家族、または趣味や生きがいなど、マイライフを充実させたい人もいます。

    何を優先させるのかで、求める給料の額も変わってきます。高年収と高貯金額を求めるのかどうか。それは結局、何を大切に思っているか、ということなのでしょう。

    (文/河原まり)


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    河原まり
    河原まり
    2011年よりフリーライターとしての活動を開始。英語・中国語を学び、翻訳業にも従事。私生活を充実させるため、10年間続けた医療事務の仕事をやめ、今に至る。趣味は作詞・作曲、弾き語りや料理。マイブームは休日にギョウザやシューマイを大量につくり、冷凍すること。

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