1日実働2時間で1.5万円!フリーランスこそ最高の職業?

年収を上げたい        2016年03月14日

(この記事を読むのに必要な時間は約 4 分です。)


  • いやぁ、人生というのは、考えて、実際に動くことで天国と地獄、どっちにだって転ぶものだ。今回は、もう5年も前の話をしたい。

    稼ぎが少ないサラリーマンは、転職を恐れるな!

    2011年。僕は昇給がほとんど見込めないような職場で、勤め人として生きていた。生きていくだけで手一杯の稼ぎに疲弊する日々。爪に火を灯すような、わびしい生き方だった。

    ふと、「何で俺はこんなことして貧乏を強いられなきゃいけないのか」と疑問を抱き、気がついたら退職届を提出していた。晴れて無職になり、一身上の都合での退職なので退職金も出ない状態になった。そこで目を付けたのが、フリーランスの物書きだった。

    身一つあれば物書きは名乗れる。即日、僕は都内をうろつき、目に付いた編集部にアポなしで仕事をもらえないか打診した。結果的に、実績も何にもない人間にホイホイ仕事を与える編集者も居ないと思っていたが、案外人手不足だったようで、幾つか仕事をもらうことができた。そうして気が付いたら、今のように物書きとしてのんびり暮らしていけるようになっていた。

    僕は物書きになる道を選んだけど、物書きではなく別の職業に飛び込んでも良かったと、今でもふと思う。資格をとってから仕事を辞めて転職しても良かったし。ていうか普通そうするだろう。

    「隣の芝生は青く見える」なんて言葉があるけど、枯れた芝生の上で日々仕事をすると、心が参ってしまうものだ。

    実際に青い芝生はあるのだから、貪欲にそこを目指して転職するのも悪くないはずだ。

    フリーランスはいいぞ!

    フリーランスさて、フリーの物書きになって、僕の生活はどう変わったのか。ちょっとここについても書いてみたい。

    基本的に僕は在宅で作業をしている。東京に出て取材をすることもたまにあるけど、そんなの月に1回か2回。ほとんどは自宅に缶詰めだ。これはインドア派な僕にとっては都合が良い。

    作業時間は最大でも2時間。これ以上は僕は頭が働かない。どんなに頑張っても、1日に4つも原稿を書けば、もうお腹いっぱいだ。大体4本も書けば、原稿料は12,000〜15,000円になる。

    2時間がっつり書いてそのぐらい。僕は決して売れっ子でもないので、このぐらい行けば御の字だ。もっと単価の高い仕事も回ってくることはあるが、それは不定期。基本的にはこのぐらいの仕事量をこなしている。……もっとも、やる気が出ない日は1日に2つ原稿を仕上げて、後はゲームをしたり、猫と遊んだり、プラモデルを作って過ごすんだけど。

    それでも毎日まいにち書いていれば、月収は250,000円以上にはなる。ボーナスはないけど、これだけ稼げば、個人的には困らない。余力がある人ならもっと稼げるだろうが、いかんせん僕は2時間しか働きたくない。

    フリーは年金、保険はどうしているのか?

    ところで、フリーランスになると、色々と会社員時代とは異なる意識を持つ必要がある。保険、納税、確定申告などの抑えておくべき要素が発生する。

    まず、年金は厚生年金から国民年金に切り替えればOKとして、保険証は会社が発行していたものは返却。その後は役所に出向いて国民健康保険に加入しよう。この辺は退職後に市役所の窓口に問い合わせたら、詳しい説明を得られる。自治体によってすべきこと、提出する資料は異なるけど、別に難しいことじゃない。

    また、稼ぎは年度末までに確定申告する必要が出てくる。これについては、正直フリーになったばかりでは知識が乏しい人がほとんどだ。なので税理士に一任する方がいいだろう。なんせ彼らは税金のプロ。丸投げでも問題ないぐらいだ。

    最後に、フリーランスの弱点も少々…

    僕はフリーになってから、ストレスがかなり削がれたという自覚がある。少なからずストレスを感じる機会は減ったし、いつ寝て、いつ起きて、いつ仕事をしようと納期に間に合うスケジュールであれば誰からも文句も言われない。サービス残業がないのも最高だ。

    しかし、欠点はやはりある。ひとつは孤独であること。元々寡黙な人なら大丈夫かもしれないが、僕はかなりおしゃべりなタイプなので、誰か隣にいてほしいと思うことが少なくない。

    もうひとつは運動不足になること。これはもう、間違いなくフリーの物書きの宿命だ。実際、この5年で体脂肪率が10%も上昇し、体重も7キロほど増えている。

    無理なく仕事をして、稼ぐことのできるフリーランスだけど、楽は楽なりに相応のリスクがあることは、一応覚えておいてもらいたい。

    (文/松本ミゾレ)


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    松本ミゾレ
    松本ミゾレ
    2011年活動開始。恋愛コラム、パチスロホール取材記事、某大手企業専属ライティングなどを手広くこなす、ゆるふわ系三文ライター。著作出版の経験も意欲もない、地方都市在住の意識低い系物書きを是非応援してください。ちなみに特技はタイピングと、松前漬けをほぼ無尽蔵に食べ続けることです。

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