就活生の勝ちパターン=優良中小企業の狙い撃ち!

年収を上げたい        2016年04月25日

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(この記事を読むのに必要な時間は約 3 分です。)

  • 4月1日、大学生の就職活動が解禁されました。「新卒採用枠は学歴以上の企業を狙えるチャンス」という意見もあるため、エリート組だけでなく、ノンエリート組も大企業の門戸を叩きます。しかし、本当にそんな就活は適切なのでしょうか。

    中小企業の給与実態

    「給料.com」というサイトが発表したデータを見ると、東証一部上場企業の平均年収は672万円でした。しかし、メディアで公開される平均年収の多くは、日本でわずか1%に満たない上場企業の平均年収です。世の中の99.7%が中小企業であると考えると、これが世相を映し出しているとは言えません。果たして、本当の平均年収はいくらなのでしょうか。

    東京都内に限定した調査ですが、中小企業の給与実態を明らかにしたデータがあります。東京都が調査した『平成24年中小企業の賃金・退職金事情』によると、平均524万円という結果が出ました。

    大企業と中小企業の年収の開きは、およそ150万円に上ります。なお、従業員50~99人は約512万円、100~299人は約557万円と、従業員規模によって多少異なるため注意しましょう。

    ダメ元で大企業に挑戦するのは危険

    就活は4月解禁と言われていますが、大企業によるエリート学生の青田買いは事実上終了していることがほとんどです。有名大学を卒業見込みの学生は、大企業の社員と企業説明会やSNSでコミュニケーションを取っています。そのため、早々に就活を終了してしまうそうです。

    この現象で割を食うのがノンエリートの就活生と中小企業。大企業が有名大卒の学生を捕まえているため、4月に就活が解禁された段階で、事実上の二次募集のような状況になってしまいます。学生と企業双方にとってデメリットが多いのです。また、仮にノンエリートが大企業に入社できたとしても、出世できる見込みは低いと言われています。

    ノンエリートが大企業を狙うのはハイリスクローリターンです。就活をするなら中小企業に狙いを絞ったほうが堅実かもしれません。

    意外と実現できないことも多い大企業

    大企業への就職に憧れる人もいるかもしれません。世の中を動かせると期待する人もいると思います。しかし、それは果たして正解なのでしょうか。

    まず、大企業は事業体制が意外と安定していません。全国に支社があるケースも多いので、部署移動に伴い、転勤させられることもしばしばあります。実力主義が浸透したこともあって、年功序列の体制も崩れてしまいました。

    さらに、大企業の仕事内容はほとんどが固定化されています。言われた通りに働くのは面白みを感じないかもしれません。自分のアイディアを活かせるくらいに出世するまでは時間がかかるため、それまでにモチベーションが下がってしまうこともあります。

    自主的に働く仕事が少ないことから、自分の頭を使って働くチャンスも意外と少ないです。主体的に考える習慣を身に付けないと、大企業に入っても何も得られずに時間だけが過ぎてしまいます。

    中小企業のほうがやりがいも大きく成長できる

    ここまで、大企業に入社したあとのリスクをご紹介しました。では反対に中小企業へ就職した場合、どのようなメリットが得られるのでしょうか。

    まず、経営者と接する機会が多いです。経営者が何を考え、どのように行動しているのかがわかりやすいため、出世や独立開業を目指す人にはチャンスも多いと思います。

    任される業務の領域も広く、ポストも空いていることが多いです。挙手すれば、やりたい仕事を任せてもらえる機会も少なくありません。

    ビジネスパーソンとして自らを磨き上げられる中小企業ですが、大企業と比べると就活は進めやすいです。早い時期から企業研究を行えば、ライバルに差を付けるのも難しくないと思います。

    みんなが大企業に目を向けているスキにいち早く中小企業を狙って就職活動をすればメリットを享受できるでしょう。中小企業に絞り込んだ就活はノンエリート組の就活勝ちパターンだと言えます。

    (文/三堂有人)

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    三堂有人
    三堂有人
    株式やFX投資に興味がある個人事業主。過去に投資で100万円損したことがある。趣味は情報商材の収集。

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