貯金ができないとお悩みの人もいると思います。しかし、自動積立によって天引きされる仕組みができていれば、貯金が下手な人でもお金が貯められるようになるかもしれません。
そこで、貯金が苦手な人におすすめしたいのが自動積立貯金です。今回は、自動積立貯金の方法とおすすめの金融機関、そしてお金が貯まらないときの対処法について詳しくご紹介します。
自動積立預金の口座を作るならココ!
自動積立預金を始めるとき、主な目的は「天引きされることによって、否が応でも貯金する環境を作る」ことだと思います。しかし、せっかく貯金をするなら、高金利のほうがよいと考える人は多いはずです。
そこで、自動積立預金をするための金融機関を選びましょう。ここでは、インターネット銀行に絞ってご紹介します。
イオン銀行
イオン銀行は、イオンモール内にも実店舗がある銀行です。インターネットから自動積立を行った場合、0.15%のスーパー定期の金利が適用されます。5,000円から1,000円単位で貯金ができるので、小額から始めたい方にもピッタリです。
ソニー銀行
ソニー銀行は、インターネット専用の銀行です。自動積立の場合、0.15%の金利条件が適用されます。最小1,000円から1,000円単位で貯金ができるので、こちらも少額からの貯金に適しています。
楽天銀行
楽天銀行も、インターネット専用の銀行です。金利条件は0.08%となっていますが、銀行口座の残高や利用状況に応じて便利に使えるというメリットがあります。こちらも最小1,000円から1,000円単位での貯金が可能です。
自動積立貯金を始めるために
自動積立貯金は、金融機関窓口または郵送、インターネットバンキングのページから組みます。自動積立貯金を申し込むときに準備すべき内容は以下の通りです。
月々の積立額
月々の積立額を決めます。1,000円単位で積立できるのが一般的です。例えば、1年間で10万円貯めたいなら月々8,000円ずつ貯金しましょう。
口座引き落とし日
毎月、口座から引き落とされる日付を決めます。引き落とし日は給料日の当日または翌日に設定すると、お金を使う前に貯金できるのでおすすめです。
ボーナス時の積立増額の有無
ボーナスが入る月だけ積立する金額を増やすこともできます。こちらは強制的なものではないので、0円に設定しても問題ありません。
積立貯金の満期
積立貯金は永遠に続くものではなく、満期が存在します。長期間ほど金利が高くなるので有利ですが、途中解約ができないというデメリットがあるので、考えて選びましょう。
続かないときは2つの積立を作ろう
自動積立貯金を始めたのに貯金が続かない場合、諦めてしまう理由を考える必要があります。うまく貯金ができない理由は、毎月の通常支出のほかに特別支出が発生しているからです。
特別支出とは、イレギュラーな支出を指します。冠婚葬祭のように急なものはもちろん、年払いの生命保険料や旅行費、家電製品の買い替えなど、さまざまなお金がかかっています。ご家庭の状況によって異なりますが、多かれ少なかれ特別支出はあるはずです。
特別支出が原因で貯金が続かないときの対処法は、年払いの保険料や不測の事態に備えた貯金をすることから始まります。
お金を蓄えるための自動積立貯金とは別に、特別支出用の貯金を用意しておくとよいでしょう。こちらは、短期で貯金をするのがよいかもしれません。
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自動積立で貯金体質になろう
自動積立貯金に慣れてくると、自然と毎月の支出を削った状態での生活に変わると思います。いつの間にか生活費をスリムにできるので、貯金できる体質に変身しているかもしれません。
今まで上手に貯金ができなくて悩んでいたという人は、自動積立を始めて貯金体質に変身しましょう。