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年収高水準のお菓子メーカー!ロッテで働くメリット・デメリットまとめ

投稿日:2017年2月27日 更新日:


お口の恋人、ロッテでおなじみの株式会社ロッテは、1948年創業のお菓子メーカーです。

創業以来、『コアラのマーチ』『パイの実』、『雪見だいふく』などのヒット商品を多数生み出しました。また、プロ野球チーム「千葉ロッテマリーンズ」のオーナーという顔も持つ企業です。

今回は、株式会社ロッテで働く社員の年収・福利厚生事情をご紹介します。

お菓子メーカーでは上位の年収800万円

過去に働いていた社員の声を聞くと、株式会社ロッテの平均年収は700~800万円程度が期待できるようです。あくまで非上場企業なので社員の口コミベースですが、毎年5,000~6,000円程度の昇給が見込めると言われています。

賞与の平均額が高いことで知られていて、賞与は年間210万円(71位。東洋経済新報社『就職四季報 2016年版』)と、全国の企業の中でも高額な部類に入ります。

半期ごとに目標を自己申告し、それをもとに評価を下す評価制度が特徴です。面談を通じて目標と目標達成率を決定するため、直属の上司によって多少評価が左右される面は否めません。

ただし、高卒社員でも昇進できるチャンスがあり、どんどん個人の裁量が拡大しながらキャリアアップを目指せる環境です。

正社員向けのスキルアップ研修や語学研修も用意されています。特に、韓国を中心に海外展開も進めている会社なので、将来海外で活躍したい人は語学研修を受けておくとよいでしょう。

お菓子メーカーならではの福利厚生

一般的な住宅手当や家族手当のほか、株式会社ロッテでは特徴的な福利厚生制度があります。

  • 誕生日とクリスマスに1万円相当のカタログギフト支給
  • 年2回のクオカード1万円支給という制度

です。一応、社員に対しては自社製品の購入を推奨するそうですが、あくまでクオカードなので好きなものを買って構いません。

有給休暇は事前申請が原則です。ただし、有給休暇消化率は50%程度あるため、実績としては悪いわけではありません。正社員だけではなく、派遣社員であっても有給休暇は取りやすい環境です。事前に伝えておけば、取れないということはほとんどないでしょう。

ただし、残業時間については注意が必要です。残業時間が恒常的に3~4時間程度あるようで、プライベートとのメリハリは主体的に作ることが大切だと社員からは言われていると言います。

トップダウンと年功序列が特徴

オーナー企業という色合いが強いことで知られる株式会社ロッテは、意思決定がトップダウンになりがちです。また、短期間で結果が出やすい仕事を好む傾向があることから、結果が出るまでの見極めに時間を掛けたい人には不向きかもしれません。

上下関係自体は良好な職場が多く、全体的な風通しは悪くないようです。職場の上司とコミュニケーションが円滑に取れるタイプの人は、職場内での自分のポジションを確立しやすいと思います。

また、入社当初は研修制度も用意されているほか、上司からの指示も少なくありません。働いていて迷いを感じることはないでしょう。

年功序列制度でも超大手を貫けるお菓子メーカー

全国でも有数のお菓子メーカーである株式会社ロッテは、トップダウンで上下関係が強い企業です。

年功序列の色合いが強いため、少し古い体質に感じるかもしれません。しかし、成果主義が強く求められがちな21世紀の企業が多いなか、年功序列でも成果を出し続けているのは企業の実力の証明です。

事実、世間からは「コーポレート・メッセージ」が明確で、信頼できるお菓子メーカーという評価を浴びています。実際に働いた場合、高年収と良好な福利厚生を受けられる可能性は高いです。

年功序列型の強い企業への入社を検討する人は、株式会社ロッテを選択肢に入れるとよいかもしれません。

(文/三堂有人)

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