いまや、使っていない人を探すのが難しいくらい生活に浸透しているLINE。フェイスブックは大人の年齢層に使用者が多いのに対して、LINEは若者を中心に使用者が多い状況になっています。
スマホを愛用しているなら、LINEは必須のアプリですよね?
さて、そんな時代の波に乗っているLINEですが、LINE株式会社に転職したら年収はアップするのか、そもそもLINE株式会社への転職は現実的なのかどうか調べてみました。
LINE株式会社とは?
意外と詳しくない人もいるかもしれませんが、LINE株式会社は韓国で最大のインターネットサービス会社「ネイバー」の子会社だとのこと。
それで、本社は韓国にあったのか?と思いきや、本社所在地は東京都渋谷区となっていました。
そこで、LINEの実体をはっきりさせるためにもう一歩調べると、アプリのLINEは韓国のネイバー株式会社の傘下にある「日本法人NHN Japan株式会社」が開発したものであり、「日本法人NHN Japan株式会社」は、現在では「LINE株式会社」と商号が変更されている、ということが分かりました。
つまり、シンプルにいうと、日本の「LINE株式会社」は韓国の「ネイバー」という企業の傘下にある、ということです。
ただし、LINEを開発した会社自体は日本の会社だそうです。
そんなわけで、LINE株式会社の役員などのうち3分の1以上は韓国ネイバー社出身、あるいは韓国系だと言われています。
LINE株式会社の平均年収は?
気になるのは年収ですね。そこで調べてみると…。LINE株式会社の平均年収は534万円とのこと。ちなみに初任給は460万円。やはり、国内のサラリーマンの平均年収より若干高いです。
IT関係が得意な人にとってはとくに、人気のLINEを開発したLINE株式会社への就職・転職は夢のような話かもしれませんね。
ところで、LINE株式会社への就職・転職は難しいのでしょうか?
LINE株式会社への転職は難しい?
LINE株式会社への就職・転職の難易度はどうなのか調べてみると…。
就職の難易度を紹介した情報サイトによれば、もっとも高い難易度を「10」としたところ、LINE株式会社への就職の難易度は「8」とされていました。
やはりかなり高めですね。LINE株式会社への就職・転職はそう簡単ではないようです。
そこで、LINE株式会社への就職難易度が高いのはなぜなのか、その理由について調べてみると…。
どうやら年間の採用人数が少ないようです。新入社員採用人数は年間で15人程度。日本中から応募が寄せられる中でたったの15人だけ採用なのでは、やはり競争率は高いといえます。
LINE株式会社に就職するには?
それでもLINE株式会社への転職を希望したい場合はどうすればいいのでしょうか?そこでLINEが求めている人材について調べてみました。
LINE株式会社の売り上げは、ゲーム課金による利益がもっとも高く、全体の6割を占めているようです。
それで、おもしろいゲームを開発できるような人材を欲しがっているようです。
おもしろいゲームを開発するためには、頭が柔らかく、新しい発想ができることが大切です。また、それだけでなくIT関係の専門知識、技術も大切。生かせる専攻としては、数学系、情報工学系などがあります。
LINE株式会社では、事務職や経理などの職種も募集していますが、もっとも頻繁に募集しているのはエンジニアのようです。
どうやら今の時代、エンジニアはどこでも必要とされているように見受けられます。じっさいエンジニアは残業が多く、予想以上に大変な仕事です。でも将来性や可能性も大きい職種です。
すでにエンジニアとしてのキャリアを積んでいてLINE株式会社で行かせる技術を持っているなら、LINE株式会社への転職も夢ではないかもしれませんね。
(文/河原まり)