年収600万円のアラサー男性と結婚

年収を上げたい

お金vs時間。年収600万円のアラサー男性と結婚するには?

投稿日:2015年12月24日 更新日:


「年収600万円以上の男性と結婚して、子供も産んで専業主婦になりたい」そう思う女性、意外と多いということを耳にします。しかし、年収300万円以下の人口がなんと全体の約4割に及んでいるということを考えると、現実は厳しいのではないかと思えますよね。
もし、年収600万円以上の男性を捕まえるとするならば、どんな職業の人を狙うのが良いのでしょうか?また、結婚生活における注意点もご紹介します。少々リアルな話ですが、最後までお付き合いください。

年収600万円以上のアラサー男性と結婚できる可能性

まず、年収600万円の実現可能性から考えてみましょう。『平成25年分 民間給与実態統計調査』では、年齢別の平均年収が明らかにされています。
平均年収が600万円を上回る年齢は、45歳から59歳までの間。60歳以上は定年を迎える人が多いので、平均年収は400万円台まで下がります。年収だけで見るならば、45歳以上の男性を見ると良いと思います。
しかし、住宅ローンや子供が独立するまでの教育費を考えると、できれば同年代と結婚をしたいと考える方も多いのではないでしょうか。
20代後半から30代前半の男性の年収を見ていくと、20代後半:371万円、30代前半438万円というデータが出ていますので、管理職についていない限りは、600万円以上の男性を見つけていくのはかなり厳しいかもしれません。

かつては電通などの大手企業や上場企業に勤めていれば、将来的に安定した人生を送れると言われてはいたものの、昨今の情勢を見るとさすがにそうとも言い切れませんね。

チャンスはある!30代の〇人に1人が年収600万超え!

平均給与だけを見ていくと、条件にハマる男性を見つけるのは難しいと感じたかもしれません。
では、実際に600万円以上の男性がどのくらいいるのかを見ていきたいと思います。

転職サイトDODAが行った調査では、年収600万円を超えるのは20代で約3%、30代では20%もいるようです。20代ではなかなかいない貴重な存在かもしれませんが、30代ならば5人に1人は高年収の人がいるという計算になります。

平均年収の高い職業ランキングベスト3

  1. パイロット(1,530万円)
  2. 医師(1,098万円)
  3. 弁護士(1,094万円)

※厚生労働省「賃金構造基本統計調査」より

いずれも年収1000万円を超えており、かなり高年収ですが、結婚相手としてもかなりの人気職種なので、競争率はかなり高いので、結構相談所などで希望を出したとしてもほぼ情報が見つかることはないでしょう。

他にも公認会計士や税理士などは、独立すると年収が飛躍的にアップする可能性があり、1000万円から2000万円を超える年収の人も。また、銀行員や経営企画、ファンドマネージャーなど大きなお金を動かす仕事についている人や不動産営業製薬会社のMRなども高年収の職業として挙げられます。

また、外資系企業に勤める人全体の平均年収は約800万円と言われており、かなり高年収の部類。
実力主義の会社がほとんどなので、日系企業と比べると安定しているとは言い切れませんが、外資系企業に勤める男性もねらい目かもしれません。

年収600万円以上で自由な働き方をしている職業

高年収とは言え、サラリーマンであれば転勤の可能性もあり、残業などで仕事に割いている時間が長い人も多いとは思うので、もっと自由に時間が取れる人とお付き合いしたい!またはもっと上の年収の人とお付き合いしたい!などと思っている、なかなか贅沢な願いの方もいることでしょう。

では、年収1000万円を超えていて、かつ会社員に比べて自由な時間が取りやすい職業の人とはどんな人なのでしょうか?
それはズバリ社長や会社役員になっている人です。産労総合研究所『2013年 役員報酬の実態に関する調査』によると、社長の年間報酬額は平均3430万円、専務2214万円と言います。役員に就任してからの年数が長いほど収入が高くなっている確率は高いですが、若手の起業家でも年収1000万円を超えている人は少なくありません。
特に、1人で会社経営をしている人やある程度の仕事を社員に任せられるような状態の人は、自分のペースで仕事を調整することが可能です。

もちろん給与所得者である会社員とは違って、会社の業績によって収入はかなり左右されますが、それなりに上手くいっている会社であればかなりの経済力の持ち主であることは確かです。

年収よりも安定が望める職業

1000万円を超える年収でなくても、ある程度の年収で安定している方がいい!という方もいると思います。そういった方にご紹介したいのは、やはり何といっても公務員。
公務員の平均年収は600万~670万円(大卒、一般行政職)、国家公務員ならば30代後半、地方公務員半ばで年収600万円台が見えてくる頃です。月収は一般企業と大きく変わらないものの、安定してボーナスが支給されることはとても大きなメリットですね。
また、最近婚活女性の中で注目が集まっているのが警察官自衛官。体を張って人々の平和を守ってくれるという頼りがいに加え、実は上級職にいくことでかなりの年収が見込めるということで、特に自衛官に至っては「J婚」という言葉が流行語にノミネートされるほど、人気が集まっているのです。

ただし、警察官や自衛官は勤務が不規則で長期に渡って家庭を空けることもあるので、そこを理解できる女性でないと、夫婦生活に不満が溜まってしまうかもしれませんね。

年収600万円だとどんな生活が送れる?

ところで、年収600万円というと給与所得者の平均年収442万円(転職サイトDODA調べ 2015年9月~2016年8月集計)を150万円以上も超えているので余裕のある生活のように感じますが、実際はどのような生活水準となるのでしょうか?

年収600万円を月で等分した場合、税金とのその手取り額、月の給料は以下のようになります。

所得税:34万円
住民税:39.5万円
手取り額:426万円
月給:35.5万円

実際に夫婦、子供1人の3人家族、持ち家で暮らすとした場合、生活費はどのようになるのでしょうか?

一般的に住宅ローンや家賃などの住宅費は手取り額の1/3が目安と言われています。仮に頭金500万円、35年ローンで中古マンションを購入した場合、約3500万円までの物件くらいまでならば、ローン支払い額が10万円程度と計算ができます。
東京都内であれば、多摩市や八王子市など都心まで通勤時間が1時間程度の郊外に住んでいるイメージでしょう。

また、3人家族の毎月平均の食費が約7万円(※1)、光熱費や車の維持費、生命保険代、養育費をざっくり10万円とすると、毎月の貯蓄額は最大8万5千円ほど回すことができるという計算になります。
仮に30歳から毎月貯蓄できたとすれば、60歳までに老後の資金として約3000万円の蓄えを残すことができるので、比較的余裕のある人生を送ることが可能です。
※1 総務省 世帯主の年齢階級別家計支出

ただし、子供の教育として小学校~大学まで私立に通わせたり、稼ぎ手である夫が病気や怪我で倒れてしまうリスクも考えられるので、それらを考慮すると、旅行代などの娯楽に充てる費用はかなり削りながら工夫をする必要があるでしょう。

年収をどうにかあげたいという方は、「転職で年収って本当にあがる!?転職成功者の年収アップ体験談」を読んでみてください。悩む前に、自分の年収アップ可能性を探ってみましょう!

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