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正社員で高収入の職業トップ5!平均収入と求められる人材像とは?

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会社員として活躍したい場合、どうせなら少しでも月給が高い方が良いですよね?

しかし、求人情報で人材募集している企業ページは膨大で、関連求人や求人掲載期間終了ページも合わせると情報の取捨選択が困難です。そこで、平均年収の高い職業を紹介します。

第5位:経営戦略コンサルタント

経営戦略コンサルタントは、正社員の月収が高いことで知られ、マイナビ転職の調査(2016年4月1日~2017年3月31日)によると、その給与は年収836万円となっています。

経営戦略コンサルタントとは、経営に関する問題解決を顧客とともに行う仕事です。問題解決をするという仕事柄、業界経験者歓迎で、未経験は不可と思っている転職者が多いようですが、転職情報サイトで仕事情報を見ていると、未経験歓迎としているケースも多いようです。

求められる人材像

経営戦略コンサルタントとして正社員にたるためには、問題解決能力が必要です。しかし、問題解決能力とひと口にいっても、その中にはさまざまな必要スキルが含まれます。

たとえば、顧客の問題を解決するためには、問題を発見する能力が必要ですし、問題解決までのロジカルシンキングの能力も必要です。また、それらを論理的に顧客に説明できるコミニケーションスキルも必要であるため、高い社会性が求められます。

入社して活躍するためには、業界経験者でなくても良いですが、豊富な社会人経験があったほうが有利となるでしょう。

第4位:不動産営業

不動産営業社員は、平均870万円の年収となっており、しっかりとした年収を稼ぐことができます。不動産会社の営業は経験不問ではありますが、仕事内容が厳しい会社が多いようです。

ノルマが厳しかったり、飛び込み営業やテレアポがきつい会社もあるのです。営業エリアが広い場合には、一日中車で走り回ることもあるため、年収が高い分、ハードワークであることは覚悟しておいた方が良いかも知れません。

一方で気楽にノンビリ構えている待ちの営業である会社もあるため、会社によっては案外楽なところも存在します。採用試験を受ける場合には、事前調査をしっかりとしておくと良いでしょう。

掲載終了の情報までさかのぼると、かなり多くの未経験者歓迎求人が見つかりますので、研修期間などを活用しながら人材育成をしているようです。実は、新米スタッフとともに成長していくという環境の会社も多いため、未経験でも問題ないようなのです。

求められる人材像

不動産営業に求められる人材像は、売上に対するシビアな考え方や、高いサービス力、不動産に関する知識などが必要です。不動産は単価が高い分、多売できるものではありません。そのため、1顧客当たりに対する高いサービス力と売上へのこだわりが成績を左右します。

また、宅建の資格を取得するなど、不動産の専門知識を持っていると、採用試験でも入社後の業務においても有利に働くでしょう。不動産は顧客から見ると高い買い物であるため、いい加減な営業をするとクレームになります。顧客が安心できるように心がけ、日々成長する向上心も必要です。

第3位:生産物流コンサルタント

生産物流コンサルタントは、平均年収が915万円となっており、かなり高額な収入となっています。生産物流では、目に見えないロスや問題が起きていることが多く、それがボトルネックとなってコスト高となる場合があります。

そんな問題をヒアリングしたり、顧客が気づいていない問題を見つけ出し、解決へと導く仕事です。大きな工場の場合、1%の削減ができるだけでも莫大な利益を産むケースがあるため、とても重要な仕事だといえます。

コンサルティングによって、エネルギー効率を上げることができると、環境への貢献にもなりますので、社会的に注目されている仕事でもあります。

求められる人材像

生産物流コンサルタントに求められる人物像は、経営戦略コンサルタントと同様に問題解決能力が必要です。こちらも、問題発見のための能力や、ロジカルシンキング、コミニケーションスキルも重要です。

また、顧客の規模は大きな株式会社の場合もありますし、個人商店の店舗のような場合もあります。ニーズもさまざまであるため、高いマネジメント能力も求められています。数年がかりのプロジェクトもあるため、イニシアチブを取れる熱量も必要となります。

第2位:システムエンジニア

システムエンジニアリングは、平均964万円の年収で、かなり稼げる仕事として知られています。システムエンジニアリングの仕事は、顧客にとってどんなシステムが必要なのか、ニーズ分析を行い、内容をまとめます。

それをもとに基本設計をしながら、プログラミングを行うための細かい設計をするという流れになります。プログラミングはプログラマーが行い、動作テストはシステムエンジニアが行うという流れであるため、プログラミング以外の一連の流れを担っています。

求められる人材像

システムエンジニアに求められる人材象は、ITに興味がある人や技術のトレンドに感度が高い人、コミニケーション能力が高い人などがあげられます。

システムエンジニアは顧客の場所により、全国出張の可能性もありますし、作業状況によっては残業が多かったり、休みの日に出勤することも多いです。IT技術の進歩は目まぐるしいこともあるため、ITに興味がなくては務まらないといわれています。顧客との接点も多く、技術的なやり取りも行うため、高いコミニケーション能力も必要となります。

第1位:システムアナリスト

システムアナリストの平均年収は1,100万円で、高額年収を誇っているお仕事です。システムアナリストの仕事は、システム開発の上流工程を担当します。具体的には、経営者やシステム責任者、各セクションの責任者と打ち合わせをし、システム導入に向けた問題を浮き彫りにします。

既に導入済みのシステムがある場合には、そのシステムの問題点を分析し、課題として洗い出します。その上で、システムを利用した戦略や戦術を顧客に提案し、具体的な導入に向けて話しを前に進めます。ちなみに、システムコンサルタントとの明確な区別がないため、同様のイメージで名称が使われている場合もあります。

求められる人材像

システムアナリストは、問題解決能力と提案力、営業力に加えて探求心が必要です。問題解決能力は、他のコンサルタントと同じ理由で必要となり、解決策を提案する場合の提案力も必要です。

また、顧客と対面によってシステム導入につなげていくため、営業力も必要です。これらの能力はフロントに立つ人にとってとても大切な能力です。しかし、システムアナリストはさらに高度なスキルが必要です。

なぜなら、専門技術に関する研究的な知識が必要だからです。そのため、外交的な面だけでなく、内向的な探求心も重要となります。真逆の性質のような能力が両方備わっていなくてはならないのです。

おわりに

正社員で高収入職業トップ5として、「経営戦略コンサルタント」「不動産営業」「生産物流コンサルタント」「システムエンジニア」「システムアナリスト」を紹介させていただきました。

いずれも専門性が高く、その分が給与に反映されているともいえるでしょう。入社段階の経験やスキルだけでなく、入社後のスキルアップも前提となりますので、向上心を持って業務に取り組む必要があるでしょう。

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