20代で年収1000万円以上と聞くと、モテそうな印象があると思います。しかし、高年収にも関わらず、「クズだから付き合わないほうがよい」と言われる職業があるようです。
2016年1月、exciteニュースで取り上げられた「職業でクズ傾向がわかる? 年収1000万以上のクズ男に多い職業ランキング」では、「若手起業家はクズだから手を出すべきではない」と言われています。
私も若手起業家の立場ですが、このポジションの人間がクズと言われるポイントを見てみましょう。
【この記事の目次】
ポイント1.承認欲求が強い
承認欲求とは、他人から認められたいという感情です。誰しもが承認欲求を持っていると思いますが、社会全体でこの傾向が強まっているのではないかと言われています。
若者の起業は、それ自体が承認欲求を満たす行為ではないかと指摘する人もいます。たとえば、プレスラボ代表取締役の梅田カズヒコ氏がその一人です。
「起業しても自己満足で終わってしまい、営業力や技術不足で倒産してしまうケースは少なくない」
と、梅田氏は話しています。
成功している起業家も承認欲求が満たされたわけではありません。若いうちは「もっと、もっと」という思いが強く、自分を認めてほしいという気持ちを相手に押し付けがちです。
その結果、恋愛においては”give and take”の姿勢がなく、クズと言われてしまうのだと思います。
ポイント2.コンプレックスを抱えている
承認欲求と同様、若手起業家が抱えているのはコンプレックスです。他人と比較し、悔しいという思いをバネにし、ベンチャー起業を立ち上げてバリバリ働く人は少なくありません。
多くの有名経営者が学歴や家族、友人たちと比べ、挫折を経験したあとに起業家になっています。多くの年収を獲得し、華々しい活躍を遂げることでコンプレックスを解消しているのです。
見た目は豪快に見える若手起業家たちですが、内面はナイーブで傷つきやすい面があります。恋愛対象として相手にしたとき、女性からすると相手にするのは疲れるのかもしれません。これが、クズ男と言われる理由のひとつです。
ポイント3.経済力をアピールする
「この間、自動車を買った」「このスーツは●万円」など、経済力を自慢したがるのも若手起業家にありがちな傾向です。これは、コンプレックスの解消と承認欲求を満たすための発言だと考えられます。
経済力のアピールは、奢ってもらえるという意味ではラッキーです。しかし、付き合いが深くなるにつれ、経済力があることのアピールが重くなってしまいます。面倒くさいと思われることも多いので、クズと言われてしまうのかもしれません。
ポイント4.自分の思い通りに進めたがる
若手起業家のすべてがあてはまるわけではありませんが、自分の思い通りに物事を進めたがる傾向があります。
仕事で結果を残し、社会的に認められたという思いから、自分の思った通りに物事が進まないとつまらないと感じるタイプも少なくありません。サラリーマン生活になじめなかったことを考えると、誰かにとやかく言われるのを嫌う人もいるわけです。
デートや普段のやりとりが大変になることは想像に難くありません。男性主導で行先を決めたり、行動を決めたりすることが多くなるからです。感性が合うときはいいかもしれませんが、お互いに合わないと感じ始めてからが大変だと思います。
ポイント5.単純に仕事が忙しい
若手起業家は多忙を極める存在です。同世代の人と比べると圧倒的に時間が少なく、土日や祝日、深夜だろうと働き続けていることもしばしばあります。バイタリティの高さが高収入の秘訣と考えることもできますが、仕事が忙しいケースは少なくありません。
忙しい若手起業家と付き合うと、デートをする時間が確保できないことが多いです。会う機会も少なく、果たして付き合っているのかわからなくなってしまいます。いわゆる「仕事人間」に対し、つまらなさを感じてしまうことでしょう。
年収1000万円以上の若手起業家は危険!
若手起業家のうち、年収1000万円以上という成功を収めている人は恋愛においては赤信号的存在です。
承認欲求や支配欲が強く、仕事も忙しい人々なので、大変さを感じることは少なくありません。しかし、若手起業家の立場からすると、もう少しいたわってほしいと思うものです。(笑)