節約・貯めたい

ひとり暮らし必見!貯金の方法、心構えと貯金術

投稿日:2016年6月14日 更新日:


入学、就職シーズンも終わり、ひとり暮らしを始めた人もいるでしょう。誰かと一緒に住むよりもより自由度が高いものとなるので様々な期待もあることと思います。

ですがひとり暮らしの場合は生活していくためにかかる全ての支出を自分の収入のみで賄う必要があり、生活費を支払うのがやっとで貯金なんてできるわけがないという人も多いのではないでしょうか。

もちろん収入が低いことで貯金に回すことができるお金が限られてくる場合もあります。ですが十分な収入がありながら貯金ができていない人がいるのも事実です。

ひとり暮らしで貯金ができない人の特徴とは

ひとりで暮らしていくための収入が十分あるにも関わらず貯金ができない人の特徴を挙げてみましょう。

1.「残った」生活費を貯金に充てている

実は貯金ができない人ほど、その月の収入の中で支払いを済ませて残った額を貯金するという考え方を持っています。確かに残金を貯金するというのは間違ってはいないのですがこの方法で貯金を作ることができる人は支出を計画的に使える人に限定されます。

そうでない人がこの方法で貯金を作ろうと思っても無計画にお金を使うことで支出はどんどん増えていき、お金は全く残りません。

2.主婦の貯金術を真似している

節約、貯金と言えば主婦ですね。自分の母親の節約や貯金などを間近で見てひとり暮らしではどんな方法を取り入れようか?と考えている人もいるでしょう。

一般的なものとしては食費を節約するために自炊をするなどでしょうか。支出を抑えて貯金を作る主婦の貯金術の王道とも言えるでしょう。

ですがこういった節約方法は世帯人数やライフスタイルによってできるものとできないものがあり、食費の場合は家族世帯であれば自炊で賄う方が食費を抑えることができますが、ひとり暮らしの場合は忙しい毎日の中で自炊をすること、ひとり分を作ることなどを考えるとあまり節約にならないどころか、逆に食費が高くついてしまうことも多くあります。

家計を回している主婦向けの節約術や貯金術を取り入れてもひとり暮らしで活かせるとは限らないのです。

3.毎月の貯金額が一定ではない

貯金ができる人の大きな特徴は毎月一定の決まった額を貯金に回しているということです。収入が入ったらまず生活費に使うのではなく、貯金額を差し引いて残ったお金でやりくりをして生活をするというスタイルです。

貯金ができない人は毎月残ったお金を貯金に回したりすることから毎月の貯金額が一定ではありません。自分のお金の使い道次第で貯金額が変動してしまっていては最終的に貯金に回せるお金がゼロになることだってあります。

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貯金を始める前に心得ておくこと

貯金ができない人の特徴を見てもわかるように貯金ができる、できないはひとり暮らしでも実家暮らしでも根本的に大きな違いはありません。

ただし実際に貯金を作ろうと考えた時には支出の大きさは貯金に大きく影響してしまいます。そんな中で毎月しっかりと貯金を作っていくためにはどのような心構えを持つべきなのでしょうか。

何のために貯めるのかを決める

貯金ができる人はお金を貯めて何に使うのか、貯めたお金の使い道を明確に持っているのです。欲しい車がある、海外旅行に行きたい、ブランド物のバックが欲しい、など自分がしたいことや買いたいものなどを目標にすることでモチベーションを保つことができます。

最初は少額から始めることで達成感を味わうことができ、貯金ができるという自信をつけることができます。

毎月の貯金額を決める

毎月の貯金額を決めましょう。毎月の貯金額を差し引いて残ったお金でやりくりをして生活をするようにします。こうすることで無計画な支出を抑えることができます。

ひとり暮らしの場合でもだいたい手取りの1割を目安に毎月の貯金額にしましょう。あまりにも貯金額を高く設定してしまうと生活が回らなくなってしまったり、節約節約でストレスが溜まってしまう可能性もあるので無理のない額を決めましょう。

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ひとり暮らしだからこそできる節約を

貯金を作るために毎月の支出を減らすことが必要になります。毎月決めた貯金額を差し引いて残りで生活しなければいけないのはわかっているけども、いったいどこを節約すればいいのかわからないという人もいるでしょう。

また節約=苦しい、辛いというイメージを持っている人も多いのではないでしょうか。そこで簡単に楽しみながらできる自分なりの節約を見つける必要があります。

簡単なものから順番に節約する

毎月の収入の中から一定額のお金を貯金に回すということはその月の中で使えるお金が減ってしまうということです。ですから無駄な出費をできるだけ抑える必要があります。

まずは一度簡単に家計簿をつけて自分が何にどれだけ使っているのかを知る必要があります。そして簡単なものから節約を初めてみましょう。簡単なものの中には大きく節約できるものもあります。

通信費などの固定費は簡単に大きく節約できる

まずは通信費です。スマートフォンの料金やインターネットの通信料などがこれにあたります。普段の使用量などから契約プランを見直すことで月数百円から数千円の節約に繋がることがあります。

車に関してはガソリン代や自動車保険、自動車税、メンテナンスなどにかかる費用です。また都心であれば駐車場第も馬鹿にはなりません。通勤などに使用する必要がない場合には車を持たないという選択肢もあります。

保険料は社会人になると病気や怪我に備えて保険に加入しているという人も多いでしょう。これも通信費と同じようにプランを見直すことで大幅に節約することができ、今の年齢では必要のないオプションなどもあるのでその年代にあった保険に加入することが重要です。

ひとり暮らしでは貯金ができないと思っている人がほとんどですが、貯金ができる、できないは実家住まいでもひとり暮らしでも毎月の貯金額に差はあるもののあまり変わりません。

収入と支出のバランスを見直すことでひとり暮らしでもコツコツ貯金をすることができます。

(文/中村葵)

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