副業ライターは時間のムダ!時給換算100円以下の案件ばかり!

副業で稼ぎたい        2015年11月17日

副業ライターは時間のムダ!時給換算100円以下の案件ばかり!

(この記事を読むのに必要な時間は約 4 分です。)


  • 近年、主婦や学生、あるいは副業目的のサラリーマンを対象とした、簡易な執筆案件を募集する企業が増えている。
    「ウェブライター募集!」などと謳っては、在宅で記事を作成する人材を広く全国から募っているのだ。
    自宅にいながらにして仕事をすることができて、報酬も支払われるため、物書きに憧れる人々にとっては、ここ最近は登竜門のような存在になってきた。

    しかし、こうした案件のほとんどは、正直言って全くやる意味がない。
    それどころか、実際に現役で活動しているフリーライターにとっては、とにかく嫌われていたりする。

    今回は、ウェブライターの仕事が何故やる意味がないのか。何故本業のライターたちに嫌われているのか。
    そして、実際に在宅でライターとして活動し、食べていけるだけのお金を稼ぐにはどうすればいいのかを書いていきたい。

    時給換算での報酬表示は罠!

    現在、ウェブライターを募集するための専門の掲示板サービスを覗くと、無数に案件がヒットすることが分かる。
    しかも時給1,000円表記でライターを募集しているクライアントも少なくない。
    在宅でこの報酬は高く感じられるところだが、これは初心者を陥れる罠に過ぎない。

    時給換算での報酬表示は罠!

    そもそもこの時給は往々にして、ブラインドタッチで仕事ができる人物を基準にしているようなもの。
    そして、書き出すとスラスラと最後まで書いてしまえるような人が、ようやくたった1,000円ぽっちの時給をゲットできるという基準でしかないのだ。

    分かりやすく書くと、1,000文字書いて100円。10文字ほど入力して、やっと1円支払われるという超低単価の仕事を押し付けられるだけなのだから、やってられない。

    一般的に、文字を書いて生活しているフリーライターは、最低でも1文字3円以上はもらっている。
    1,000文字の案件を仕上げると3,000円の報酬となる。慣れれば執筆所要時間は多くて20分。
    ただし、資料を見ながらの作業となる場合は、実働時間は1本あたり30分少々といったところだ。
    これを時給換算すると、6,000円程度となるため、ウェブライター募集掲示板の案件のほとんどは、搾取するためだけに用意されたトラップだということが何となく分かっていただけるはずだ。

    なんちゃってウェブライターは本業に嫌われている

    ライターの世界に限らない話だが、値崩れを誘発する同業者はとにかく嫌われる。
    日本人は凝り性というか、単価が低くても努力を惜しまない人が多いようで、時にはびっくりするほどの悪条件を呑み、ほぼ1日かけてたった2,000円少々の記事を仕上げる人もいる。
    文字数は10,000文字にも達しており、これは10日続ければ、文庫本が出せる文字量に達してしまう。

    こういう、自分の収支を省みずに書いてしまえる人は、大抵搾取する側にとっては重宝される。
    なんせバカみたいな値段でとんでもない文字数の記事を納品してくれるのだから、切る理由がない。
    しかし、こういう人が1人でも増えると、ライター全体に対して「この程度で引き受けてくれるみたいだね」と思い込むクライアントもまた、増えてしまうのだ。

    実際に、どこかの媒体で書いたという実績が欲しいあまりに、条件の悪い案件に飛びついたために、以降もまともな案件を回してくれるクライアントに巡り会えないままのライターもいる。
    自業自得だが、彼らのせいでライター全体の原稿料にも「値崩れ」という影響を与えてしまう場合もあるため、いち本業としては一刻も早く退場してもらいたいと常々思っている。

    おわりに…記事を書くために最低限必要なこと

    サラリーマンとしての報酬に加えて、月に数万円の稼ぎが欲しいなら在宅でライター業を営むという選択肢は悪くない。
    それなりに文字を書く才能とパソコンさえあれば、24時間いつでもどこでも記事は作ることができる。

    しかし、クライアントだけはしっかりと選ばなくてはならない。
    ほとんどの募集掲示板では、搾取する気満々の案件しか転がっていない。
    万に一つも納得できる報酬を提示するクライアントがあったとしても、人気が集中してしまう。

    それよりは、単純にそんな掲示板を頼らなければいいだけだ。
    自分でライターを募集していそうなサイトに連絡をしてみるというアクションを起こすのが一番手っ取り早い。
    僕の場合はほとんどこの方法で仕事を調達して、今では月の半分を好きな地域に滞在しながら記事を書くという生活を楽しんでいる。
    いつでもどこでも仕事ができるライター業は、サラリーマンのお小遣い稼ぎには最適だ。

    (文/松本ミゾレ)

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    松本ミゾレ
    松本ミゾレ
    2011年活動開始。恋愛コラム、パチスロホール取材記事、某大手企業専属ライティングなどを手広くこなす、ゆるふわ系三文ライター。著作出版の経験も意欲もない、地方都市在住の意識低い系物書きを是非応援してください。ちなみに特技はタイピングと、松前漬けをほぼ無尽蔵に食べ続けることです。

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