売れるロックバンドになるには55万円!バンドマンが経営戦略を考えた

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売れるロックバンドになるには55万円!バンドの経営戦略を考えた【第1回】

投稿日:2015年11月5日 更新日:


(右から2番目が私。ちなみに、一番左が弊社の営業部部長、一番右は専務)

私はベンチャーIT企業の代表取締役をしながら、バンド活動をしています……と、説明するとイケイケに聞こえるかもしれませんが、ちょっと音楽ヲタクっぽい楽曲だから、周りから評価されないと思っています(泣)。しかし、「人気のバンドと肩を並べたい!」という気持ちはあるので、『ロッキン・オン・ジャパン』に掲載されるまでの道のりを調べてみました。

大学時代の挫折、そして、現在

現在、私はhiyorimiというロックバンドをやっています。パートはギター&ボーカルです。名刺にも、「会社でもロックバンドでも、静岡のトップランナーを目指します」と宣言している通り、会社経営をしながら、実はガツガツとロックバンド活動を続けています。 

私はhiyorimiというロックバンドをやっています

(写真・ウノマサキ)

ただ、取引先のお客様から「どんなジャンルですか?」と聞かれると、毎回困ってしまい、とりあえず「パンクっぽい音楽です」と答えています(まぁ、名刺に書くから悪いのですが)。ここでは、音楽通の方に読んでいただくことを期待し、ポストロック、エモ、シューゲイザー、激情ハードコア……と、マニアックなジャンルを挙げて説明します。 

大学時代にやっていた別のバンドでは、海外のコンピレーション参加のお声がかかったこともあったので、「もしかしたら、将来はプロになれるのでは?」と、夢を見ていました。しかし、そんな幻想は見事に打ち砕かれ、社会人になり、一介のライターとして活動しているわけです。

「売れるバンド」になるために広告費と営業力が必要不可欠!

前置きが長くなってしまいましたが、海外進出しても、ロックバンドではメシが食えないわけです。では、売れるバンドになるには、一体どんな条件を満たす必要があるのでしょうか?例えば……

いい曲?
いい歌詞?
いい音?
演奏力?
ルックス?
キャラクター?
ライブパフォーマンス? 

経験上、すべて一定レベル以上は求められると思います。あくまでも、音楽やライブを商品としているので、どれかひとつでも致命的に欠けてしまうと不利になるからです。例えば、「ブサイクでも売れた」という場合、それを補って余りある何かを持っています。

バンドは多くの人に聴いてもらわなければいけません。

多くの人に訴求するなら、やはり広告が一番。広告費をかけてチラシを配布したり雑誌へ出稿したりすることで、さまざまなリスナーに聴いてもらえる環境を整えることが大切です。

ほかにも、CDショップや一般企業に頭を下げ、店頭への面出しやCMタイアップの獲得に努めることも効果的。このように、営業力があると露出度も増えるので、さらに売上アップが見込めるはずです。 

例えば、「店頭にPOPがあるだけでも売上が1.8倍になるケースがある」という意見も。営業力を身に付け、「プッシュしてもらえるバンドになる」という努力をするだけでも、きっとCDの売上は大きく変わります。 

つまり、バンドに必要なのは広告費と営業力だと言えます。戦略的にバンド経営を考え、多くのリスナーの耳に届けることができれば成功は間違いありません。

『ロッキン・オン・ジャパン』への掲載は550,000円!

さて、音楽雑誌へ出稿するにはいくらくらい必要なのでしょうか。今回は、『ロッキン・オン・ジャパン』を例にとって考えてみたいと思います。

スーパーカーやNumber Girlを聴いて育った私にとって、『ロッキン・オン・ジャパン』への掲載は一つの目標であり、憧れです。また、「ロキノン系」という言葉もあるくらいなので、流行っているバンドかどうか、指標の一つにはなるはず。ここに掲載されれば、「売れたバンド」感を演出することができると思います。

音楽雑誌に限らず、雑誌は広告枠が存在し、音楽レーベル側がお金を払って広告出稿をしています。だから、たくさんお金があれば、『ロッキン・オン・ジャパン』に自分のバンドの情報を掲載できるのです。

実際に『ロッキン・オン・ジャパン』への掲載価格を調べてみると……

オフセット

定価

サイズ

表四4色1P

1,320,000円

224×163

表二4色1P

1,045,000円

240×173

表三4色1P

935,000円

240×173

本文4色1P

825,000円

240×173

本文1色1P

550,000円

240×173

なるほど。

黒1色でよければ550,000円から出稿できるようです。もし、もう少しお金をかける余裕があれば、825,000円でカラーにできます。バンドの写真を掲載するなら、白黒よりもフルカラーのほうがよいかもしれません。

ちなみに、『ロッキン・オン・ジャパン』の発行部数は40万部。単純に40万人の目に留まるだけでもスゴイことですが、一般リスナーはもちろん、新たなスターを探している音楽関係者も少なくありません。

どうでしょう。

何となく、バンドが売れそうな気がしませんか?

バンド経営をするなら夢よりもお金!

今回紹介した内容は、一切夢がない話に聞こえるかもしれません。しかし、『ロッキン・オン・ジャパン』に掲載されたとしたら、「売れたバンド」というイメージを世間一般に与えることができるので、目標達成です。これで、私のバンドも「売れた」という印象を与えられるでしょう。

バンド経営をするなら夢よりもお金!

(写真・ウノマサキ)

やはり、ある程度広告費をかけてでも、自分たちのバンドを上手にブランディングしたものが勝つのです。「この勢いで、会社で稼いだお金で表紙に広告出稿するぞ」と思い、改めて料金表を見直していたところ……

ない!

表紙の料金がない!

やはり、雑誌の表紙はお金で買えないようです。本当にスターと呼ばれる人たちだけが、表紙掲載を許されるということでしょうか。表紙を飾りたいなら、地道な努力が大切なようです……。

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