土用の丑の日、うな重の値段も50円から1万円と実に多彩!

節約・貯めたい        2015年07月24日

土用の丑の日、うな重のお値段も50円から10,000円と実に多彩!

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  • 夏バテで身体が疲れ切った頃やってくる「土用の丑の日」、今年は本日の7月24日です。

    創業100年以上の鰻の老舗も東京には数店舗あり、代表的なのは浅草の「うなぎ やっこ」、上野の「伊豆栄」、日本橋の「大江戸」。高いと思われがちな鰻ですが、予算は3,000円からの店もあれば10,000円以上の店もあり実に多彩です

    さらにスーパーやコンビニエンスストアなど鰻を楽しむ方法も多彩になっています。それにより鰻(うな重)の販売価格もさらに多彩になりました。ひとときの贅沢を味わいたいか、気軽に楽しみたいか、気分に合った土用の丑の日を過ごしてみてください。

    「土用の丑」の起源

    「土用」とは五行に由来する暦(春は「木」、夏は「火」、秋は「金」、冬は「水」)の節目で、四立(立春・立夏・立秋・立冬)のそれぞれ直前約18日を指します。各土用の最初の日を「土用の入り」と言い、「土用の丑」とは土用の入りから約18日間にある丑の日です。

    「丑の日」の“丑”は干支の“丑”です。「2015年の干支は“未”」と表現されるように、干支は月や日、さらに方角を表現するにも使われます。約18日間に12日周期で「丑の日」が来るため、土用の丑の日が2日あるときもあります。「“鰻を食べる”土用の丑の日」は土用の入りから最初の丑の日を指します。

    これを2015年に当てはめると立秋前の「土用の丑の日」は7月24日になり、海の日を超えたこの頃は1年で最も暑い時期、夏バテのピークの時期になります。そんな夏バテでつらい身体に喝を入れるため鰻、そんな風習を作ったのは江戸時代の発明王・平賀源内という説があります。

    「なぜ鰻?」かと言うと、当時は「丑の日にあやかって、“う”で始まる食材を食べるようにすると夏を健康に乗り切れる」という風習があり、「“本日丑の日“という張り紙を店に貼ったらどうか」と平賀源内が鰻屋に提案したところ全く売れていなかった鰻屋は大繁盛、これを他の鰻屋も真似をして今に至ったそうです。

    「夏バテ防止に鰻」の科学的根拠とは?

    鰻屋の店主が相談したから、“う”で始まるから、などと言われる起源ですが、夏バテ防止にはきちんとした科学的根拠も(後付けの感はありますが)あります。

    うなぎは栄養価の高い優れた健康食品。魚肉ならではのうなぎのたんぱく質は良質、他の魚肉類には不足しがちなビタミン群もうなぎには豊富に含まれています。さらにカルシウムや亜鉛などミネラルが豊富に含まれており、栄養は満点。脂質の部分にはDHAなども豊富で、うなぎの栄養価は確かに高いものだということができます

    うなぎの表面のぬるっとした部分にはムチンという胃腸の粘膜を保護する成分であり、その成分も含め、うなぎは最高の栄養食だといえます。

    夏バテの症状は主に疲れやすい、他には食欲不振や睡眠不足などといった症状があげられます。疲労回復に効くのはビタミンB群で、うなぎはビタミンB1、B2が豊富なので夏バテ防止に鰻はきちんと根拠があります

    また夏の日差しで疲れた目に効くのはビタミンA、これも鰻に豊富。さらにビタミンAは免疫力を高めウイルスや細菌への抵抗力を強めてくれるため夏風邪予防にもなります。

    馬鹿になりたくなかったら鰻を食べよう

    「夏風邪は馬鹿がひく」と言われています。「室内外の温度差が激しくて身体に負担がかかり抵抗力がダウンするからだ」とか、「暑いからってお腹を出して寝ているからだ」とか言われています。

    前述した通り、鰻を食べると含まれたビタミンAで抵抗力をアップできます。お腹を出して寝てしまうような、うっかりな人は頭が良くなる有名な栄養素DHAをとりましょう、うなぎにはDHAが豊富です。

    また、暑くてイライラしてしまうような日にも、服を脱いで寝てしまう前に鰻を食べましょう。うなぎにはイライラを予防するカルシウムが豊富で、さらにうなぎに含まれているビタミンDはカルシウムの吸収を助ける効果があります。

    鰻が高い?いいえ、今はうな重が50円から

    うな重外は暑いのに財布の中ではからっ風が吹いているという人は、鰻なんてとんでもないと思っているでしょう。

    確かに鰻は「高い」というイメージが定着しています。日本橋・浅草・銀座の老舗鰻屋のお品書きを見ると、お座敷メニュー(コース)は昼で7,000円、夜で10,000円~。お重単品でも3,000~4,000円と並び、やっぱり鰻は高いというイメージそのもの品揃えです。

    しかし今は某牛丼チェーン店なら1,000円足らずで安価にうな重を食べることができます。高級老舗店の技術力にはかなわなくても十分美味しい鰻を楽しめます。

    またスーパーやコンビニエンスストアでも土用の丑の日は特別販売、美味しい鰻が自宅でも楽しめます。スーパーで買った鰻はちょっと生臭い、そう感じる人はぜひ温める前に日本酒をひとふりしてください。臭みが消えてふっくら度がアップします。

    さらに今はインターネットで何でも買える時代、うな重だって例に漏れません。全国の有名老舗店の鰻をお取り寄せしてゆっくりと自宅で楽しむのも乙です。

    但し注意して下さい。インターネットショッピングで「うな重」と検索すると販売定価価格50円という商品が出てきます。喜び勇んでろくなチェックせずにポチッとしないで下さい。

    確かにうな重ですがそれは“消しゴムの“うな重です。食べられません、とても美味しそうですが。夏バテ防止には役立ちませんので注意して下さい。万が一間違えて買ってしまった人は一通り悔しがったあと外国人のお友達にプレゼントして下さい、「“ウ”ワ~オ!」と喜んでもらえるはずです。”う“から始まる声で、夏負けしない気分になれますよ。

    (文・高橋亮)


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    高橋 亮
    高橋 亮
    転職エージェント・広告代理店で延べ20年バリバリ働き、現在は脱サラして憧れの田舎暮らしを実践しているフリーライターです。ほぼ自給自足の生活につき、とりあえず食うのには困らないのが唯一の自慢。

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