23区最高年収!港区の世帯年収と生活事情

年収を上げたい        2016年12月16日

(この記事を読むのに必要な時間は約 6 分です。)


  • 港区は、東京都23区の中で平均年収がトップなので注目を集めています。ここでは、港区の世帯年収と生活事情について迫ってみます。

    「港区になんか住めるのか?」と思っておられる方も、この記事を読んだら見方が変わるかもしれません。

    港区の平均年収は1,023万円

    区の平均所得・年収についてまとめられた「年収ガイド」というサイトで港区の平均年収を調べると、2015年の港区の平均所得は1,023万円となっています。

    23区最下位の足立区の平均所得は334万円なので、足立区とは689万円の差

    次に港区の世帯年収を見ていきましょう。世帯年収とは世帯ごとの年収のこと。以下は2013年に調査された港区の世帯年収データです。

    <港区の世帯年収>

    300万円未満 17%
    300万円~500万円 17%
    500万円~700万円 14%
    700万円~1000万円 18%
    1000万円以上 24%

    ということで、港区のすべての世帯の中で、もっとも大きな割合を占めているのは年収1,000万円以上の世帯なのです。全国の年収1,000万円を超える世帯の割合は6%だということを考えると、やはり港区の裕福さが分かります。

    港区の平均年収に話を戻しましょう。港区はともかく平均年収の高い区。全国のサラリーマンの平均年収が400万円代前半だということを思えば、港区の平均年収1,023万円は目が飛び出そうな数字です。

    これほど高い平均所得を見せつけられると、港区には住めないと心のどこかで思ってしまいます。でも本当にそうなのでしょうか……?さっそく港区の生活事情や特徴についてみて行きましょう。

    巨大IT企業が名を連ねる港区

    港区の特徴として、六本木ヒルズなどの巨大なビルに

    • Yahoo!
    • Google
    • ソフトバンク
    • Apple
    • マイクロソフト

    などの大手情報通信企業のオフィスが連ねているということが挙げられます。また、クックパッド、グリー、USENなどの有名企業も港区に所在しています。

    港区は品川やお台場、六本木、赤坂を含んでおり、上記の大手企業はおもにこれらの地域に所在しています。

    これらの大手企業は平均年収が高くなっています。どの企業もそうですが、年収は年功序列的な傾向があるので、できるだけ若いときにこうした会社に就職し、そのうち課長などの役職に就けるのが理想。そうすれば港区で高年収を稼ぐことができ、港区の住人になるという夢に一歩近づけます。

    六本木ヒルズ人気から六本木が人気

    巨大企業が集まる港区ですが、その中でも特に人気が高いのが六本木。六本木ヒルズの人気の高まりにともなって六本木の人気も高まっていきました。

    六本木ヒルズは2003年に開業した複合施設で、完成までに17年を要した大掛かりな建物です。六本木ヒルズは「六本木ヒルズ森タワー」という高層オフィスビルを中心として、

    • ホテル「グランドハイアット東京」
    • 映画館「TOHOシネマズ」
    • テレビ朝日本社社屋

    などの文化施設や商業施設、集合住宅「六本木ヒルズレジデンス」などで構成されています。六本木駅から直結しているため、アクセスも便利です。

    六本木ヒルズ内にある集合住宅「六本木ヒルズレジデンス」は、2LDKで家賃がなんと49万円年間で588万円です。

    この家賃金額は「これだけの年収があれば余裕で暮らせる……」、と思ってしまう値段ですね。こういう場所に事務所を構えたい心境になるのは、それだけの家賃が支払えているということで、顧客からの信頼を勝ち得るためであり、そして自分とスタッフのモチベーションを上げるため、という理由が多いようです。

    確かに「事務所は六本木にある」と聞けば「スゴイ!」と思うもの。「それだけの利益を上げている会社なんだな」、と考えるものです。事務所を六本木に構えたいと思うのもうなずけます。

    港区が人気の理由

    港区といえば、高級住宅地が密集することで有名な「白金」をはじめとして「六本木」、「赤坂」、「青山」、「麻布」、「高輪」などの高級住宅街があります。それにしても、港区にはどうしてお金持ちが集まるのでしょうか?

    とある分析によれば、バブル崩壊後、社会が成熟して消費も成熟すると、人々の欲求は生活維持から自己実現へと変化していきました。

    「自己実現」とは、もともとは心理学の用語で、生産活動を行いつつ、人間個人としての能力や個性を実現させて行こうとするもの。つまり、物質的な欲求が満たされると、次に心を満たそうとする欲求が強くなるのです。それで、余暇の時間をどう作れるか、余暇をどう充実して過ごすか、ということに思いが向けられるようになりました。

    生産活動に費やす時間をいかに短縮させて余暇をつくるか追求した結果、都会というものが生まれたのです。また、余暇の時間を以下に充実させるか。それを実現させてくれるのが都心部の商業施設を楽しめる「都心ライフ」。港区にはそのすべてが凝縮されているのです。

    都市発展の要素がすべてそろっている

    港区には、都市発展の要素がすべてそろっていると言われています。都市が発展する要素は

    • ヒト
    • モノ
    • カネ
    • 情報

    の4つ。この4要素がすべて詰め込まれているのが「高層ビル」。港区には、その高層ビルが密集しているのです。なんといっても、東京都内にある30階以上の高層ビルのうち3割近くが港区に存在しています。

    言い換えれば、港区には都市発展の要素が詰め込まれているということ。まさに東京の中の東京。東京の要、と言われているのも、もっともなことなのです。

    住んでいる人はセレブなイメージ

    さて、港区の生活事情はどうなのでしょうか?港区の住人の特徴として、外国人が多いというイメージがあります。外国人の中で一番多いのはアメリカ国籍の人、次いで韓国国籍、中国国籍、となっています。

    ほかにも外国人が多い区はありますが、韓国人や中国人が多くなっており、アメリカ国籍の人が一番多いのは港区だけ。

    港区はアメリカ国籍の人が多く住んでいるせいか、街の雰囲気も西洋風のしゃれたカフェやクラブも多くなっています。高級レストランも多く、住人はセレブなイメージがあります。とくに、六本木や表参道はセレブ感が強いです。道路では高級車もよく見かけます。

    港区には有名大学、美術館、博物館、が多く、大使館もあり、商業施設や福祉サービスまで充実しているイメージがあります。

    ビジネスが盛んでありながら心の豊かさも満たせるスポットがたくさんある港区。まさに住むのに理想的な都会といえます。

    子育て支援政策が充実している

    ちょっと意外ですが、港区は子育て支援政策が充実しているので若い夫婦層にも人気。港区は小さな子どもをもった若い世代の夫婦が多く移転してきているようです。港区には以下のような支援政策があります。

    • 上限60万円まで出産費用助成
    • 400円で区立スポーツセンターが利用できる
    • 産前産後期間内はコミュニティバスが無料で利用できる

    このように福祉が充実しているので、若い夫婦が引っ越してきやすく、幼児の割合も多くなっています。

    家賃は高くてセレブなイメージですが、住みやすさは最高の港区。我が家の世帯年収を考えると「自分たちなんて港区には住めない」と諦めがちですが、諦めてしまうのは早すぎます。港区で仕事を見つければ年収アップも夢ではありません。

    まずは仕事を見つけ、地道に貯金をすれば、いつか港区に住まいを持てる日も来るかもしれません!

    さっそく港区で就職先を探すところから始めてみるのはどうでしょうか?手始めに、通勤圏内で安めのアパートを見つけましょう。貯金が貯まってきたらいよいよ港区民デビューです。

    (文/河原まり)

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    河原まり
    河原まり
    2011年よりフリーライターとしての活動を開始。英語・中国語を学び、翻訳業にも従事。私生活を充実させるため、10年間続けた医療事務の仕事をやめ、今に至る。趣味は作詞・作曲、弾き語りや料理。マイブームは休日にギョウザやシューマイを大量につくり、冷凍すること。

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