年収を上げたい

フリーターで年収400万!?意外なケースと現実的な事例

投稿日:2017年1月17日 更新日:


自分の好きな時間に働くことができるフリーター。自由度の高さが魅力ですが、ボーナス等が出るわけではありませんし収入面での不安はゼロとは言えません。

しかし、なかには年収400万円、あるいはそれ以上を稼ぎ出すフリーターもいます。いったいどうすれば稼げるフリーターになれるのでしょうか? 

フリーターの平均年収は150~200万円

80年代頃から新しい働き方として注目されてきたフリーター。最近では長引く就職難の影響で仕方なくフリーターになる人も多いかもしれませんが、バブル真っ只中のあれほど求人があった時代でも、あえてフリーターを選択する人もいたのです。

ロックバンド、演劇など自分の夢を追求するために、自由な時間を作りやすいフリーターになる人も結構いました。

しかし、気になるのは年収です。フリーターと一口に言っても様々な仕事がありますが、平均年収は約150万円、平均月収は約12万5,000円だとか。

一般的なサラリーマンの平均年収がおよそ500万、平均月収およそ19万8,000円ということを考えると、どうしても低収入と言わざるを得ません。実に約3倍もの差があるのです。

しかも、この比較は初任給についてで、格差は勤続年数が長くなるほど拡大していくということも覚えておきましょう。

フリーターでも年収400万円は可能!

しかし、一方で若くして年収400万円というフリーターもいます。

時給1,200円、夜勤をすれば収入は25%アップ、交通費・残業代なども支給される職場ならば、かなり高額が期待できます。

フリーターにも2ヵ月分のボーナスを出してくれる企業もあり、そのようなところに働いていればあっさりと年収400万円超えしてしまうという例も少なくありません。

フリーターにも交通費、残業代などを支給してくれるところもあるので要チェックです。

年収400万円は異常事態

フリーターで年収400万円以上というのは、正直なところレアケースです。現実としては日給1万円で25日働き、年収は300万円というのがよくあるフリーターの姿といえます。

フリーターで年収400万円以上というのは、たとえば社員登用の順番待ちをしているような状態のことが多いようです。そのような立場ならば、フリーターでも年に2回のボーナスをもらえることも多いとか。

ほぼ、正社員なみの収入を得ていながら、アルバイトなので転勤などもありませんし、平日に休みをとることもできます。もし、そういった形態を探しているならば、おすすめは製造業です。

夜勤をしなければいけないこともありますが、夜勤ならば当然のことながら時給は跳ね上がりますし、高収入を得たいと考えている人にとってはまたとないチャンスです。

ただし、注意しなくてはいけないのが、高収入を得るために寝る間も惜しんでアルバイトをようとする人です。アルバイトは働いた分に比例してダイレクトに収入が増えるため、ついワーカーホリック気味になってしまう傾向があります。

働きすぎて体を壊しては、会社員の何倍も医療費がかかるアルバイトには大変な負担です。あくまでも、自分のペースで無理なく働くことができて、なおかつ高収入が見込めるアルバイトに出会えたとしたら、それはラッキーと考えていいかもしれません。

フリーターのメリットとリスク

フリーターとして働くのは様々なメリットがあります。たとえば、フリーターの労働時間は

  • 月に120時間
  • 1日6時間

がおよその平均値ですが、一般的な社会人と比較してかなり拘束時間は少なくなっています。

勤務時間も9:00~17:00だけではなく、自分の都合にあわせて選択することもできます。職種によっては早朝バイト、深夜バイトなどもあります。

また、基本的にフリーターには残業はありません。まれにシフト時間の延長を求められることもありますが、サービス残業という事態にはならず、必ず働いた分は支払われます。

1日8時間以上働いた時には、正社員同様、割増料金が支払われるようになっていることも覚えておきましょう。

どんな職場でも人間関係の悩みはあるものですが、フリーターは自由な立場なのであまり気をつかうこともありません。

  • 「上司に誘われたので飲みに行かなければいけない」
  • 「会社のイベントには絶対に参加しなくてはいけない」

といった社員のようなプレッシャーは少ないと言えます。なぜならば、フリーターならば会社員よりもフットワーク軽く職場を変えることができるからです。過度のストレスを感じるようならば、新しいアルバイトを探してみるようにしましょう。

アルバイトは職場を変えやすいため、自分に本当に向いている仕事を探していろいろなアルバイトを渡り歩くことも可能です。

自分が何に向いているのか、何をしたいのか、今一つわからないという人にとっては、働きながら自分探しをする機会にもなるでしょう。会社員としての転職は大変ですが、アルバイトならば比較的採用されやすいので安心です。

ただ、そのように職場を転々としていると、なかなかスキルが身につかないリスクもあります。働きながら資格取得の勉強を進めるなどして、スキルアップを怠らないようにして下さい。

  • 日商簿記
  • マイクロソフトのオフィス製品のスキルを証明するMOS
  • 秘書検定

などの事務系資格の他に、

  • 接客業で役に立つ接客サービスマナー検定
  • 運輸業ならば大型運転免許

など、いろいろな資格があるので、ぜひチャレンジしてみて下さい。

フリーターとして働くということは自由も効きますし、責任やプレッシャーが少ないという利点もあります。しかし、継続してビジネススキルを身に付けるのはどうしても難しくなりますし、生涯賃金も会社員と比較してかなり少なくなってしまいます。

また、病気などで休んだ場合、何の保証もありません。老後に企業年金もない非常に不安定な立場であるという点はつねに自覚しておくようにしたいところです。

また、中高年になってもフリーターのままでは世間の風当たりもキツくなるでしょう。もし、特別な目的があってあえてフリーターをしているのでもない限り、正社員として働いた方が有利であるというのは紛れもない事実なのです。

まとめ

いかがでしたでしょうか。フリーターというと「収入は少ないけど、夢を追いかけているから気にならない」というような人を思い浮かべるケースも多いかもしれません。

確かにそんな人もいますが、必ずしもフリーター=夢を持っている人というのは正しくありません。淡々と毎日を過ごしている人の方が多いのではないでしょうか。

また全てのフリーターの「収入が少ない」というのも違いです。年収400万円台を記録している人もいますし、頑張り次第で収入を増やすことができるのもフリーターの大きな魅力と言えるでしょう。ただし、あくまでも体を壊さない範囲で取り組むことも大事です。

なぜならば、フリーターは通院すると高額の医療費がかかってしまうからです。病気になってからあわてるのではなく、常日頃からバランスの取れた食事、十分な睡眠、適度な運動などを心がけて、健やかな毎日を過ごすことができるように自分で研究することも大事です。

会社員以上に健康への意識を高くもっていなければ務まらないのがフリーターなのではないでしょうか。

長引く不景気の中、会社員といえどもいつ解雇、倒産に遭遇するかもわからない時代です。フリーターは確かに不安定な身分かもしれませんが、今や会社員ならば100%安心とも言えません。

自由な立場でストレス少なく、自分のための時間をしっかり確保できるフリーターという働き方が再評価される日も近いのではないでしょうか。

(文/木野きのこ)

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