年収1000万円を軽く超える天下りの実態

年収を上げたい        2015年08月12日

聞くたびに微妙な気持ちになる、年収1000万円代をかるく超える天下りの実態

(この記事を読むのに必要な時間は約 3 分です。)


  • 一部上場の大企業に勤めており、就職四季報に記載されていた自分の勤務する会社の平均年収は800万円、けれど実際の自分の1年間の収入は400万ていど。どうして平均年収と自分の1年間の収入が違うのかと嘆いた人は少なくないだろう。

    天下りはどこからやってくる?

    それもそのはず。一部上場の大企業では高年収の取締役は、その会社がお世話になっている取引先や親会社から天下りできている人たちで占められており、そういった天下り族が会社の平均年収をぐっと引き上げてしまっているのだ

    一般社員にとっては、聞くたびに微妙な気持ちになってしまう天下り。天下ってきた人たちのの年収は軽く1000万円を超え、自分がいくら長い期間を勤めていても絶対に届かないであろうと思われる収入を、大した仕事もしていないくせに得ているように感じてしまう人も少なくないだろう。

    天下ってきた人たちはいったいいくらぐらいの収入を得ているのだろう。どれほどの働きをしているのだろう。疑問に思うことが多いと思う。では、最初にどういった人たちが天下ってくるのか説明してみよう。

    定年前に天下りをしてくる人の特徴とは?

    正直、定年前に天下りしてきた人たちは、もとの天下る前の企業ではけっして「できる人」ではないのだ。それもそのはず、優秀でバリバリ働いてくれ、利益をもたらす人は、その企業にとっては手放したくない存在だから、企業としても好き好んで下請け会社や子会社へ優秀な社員を送りだすわけがない

    要するに、会社が定年前に天下りをさせる人は、

    当社にとっては使えない人材だが、解雇させるわけにもいかないため、わが社がたくさん仕事を与えている企業に引き取ってもらおう

    と考えられている人なのだ。この場合、天下り先のB社はお世話になっているA社からの頼みだから、天下りを断るわけにはいかない。

    また、お世話になっているA社から来た人だからB社の一般社員程度の待遇にするわけにはいかない。給与をいくらぐらいに使用かB社は悩んだ挙句、一般社員には申し訳ないが天下り人の年収はA社での収入と大差がないように1000万超程度となってしまうのだ。

    いくらお世話になっているA社からの頼みで断れなかったとはいえ、A社で使えなかった人がB社で大活躍するはずがない。大した仕事もしないくせに、高収入での優遇とは、まじめに一生懸命働いているサラリーマンがやる気を無くしてしまうのも無理がないことと言えるだろう。

    定年後に天下りをしてくる人の特徴とは?

    その一方で、定年後に天下ってくる人たちははどのような人たちか説明してみよう。

    定年後に天下ることができる人は、先の事例と異なり、もともと所属していた会社でかなり有能な人だといえるだろう。なぜなら、定年まで会社が手放したくない人材であって、定年になっても次の就職先を見つけてあげたいという人たちなのだから、現役時代は相当、会社で大きな功績を残し、会社に貢献し、会社の業績を引き上げてきた人たちなのだから、定年後も何とか世話をしてあげたくなるのも無理はないだろう。

    このようにして天下ってきた人たちは一旦もとの職場を定年退職しているので天下った先ではかなりの年配の部類となる。当然、超年配の社員となるため、仕事の量は一般の人たちよりも少なくなる

    天下った先の会社にとっては、一般社員並みの待遇とするわけにはいかないため、特別顧問等の扱いで年収はやはり1000万超え、必要出勤数は一般社員よりもずっと少なく、個室も与えられるような待遇も珍しくないだろう。

    取り引き先にノーと言えない日本の企業文化

    こう考えると、天下りしてきた人たちは随分優遇されていて聞くたびに微妙な気持ちになるが、実態は会社の力関係によって発生するものなのだ。強い者、お世話になっている取引先にはノーと言えない、これがいわゆる天下りの実態なのだ。


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    HOW MATCH編集部
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