満員電車

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通勤時間の理想と現実の差は23分!この23分で失うものとは?

投稿日:2016年4月28日 更新日:


あなたの通勤時間はどのくらいですか?通勤時間については訊かれて改めて考えるものの、普段は案外気にしない人が多いといいます。しかし通勤時間が長いというのはストレスや疲労の蓄積の原因であり、それが離職の原因になることは科学的に証明されています。

不動産情報サイト「at home」が調査した結果、理想の通勤時間は35分、しかし実際は平均58分かけて通勤しているようです。

通勤時間の限界は86分

不動産情報サイト「at home」が1都3県に住んでいて、住宅を購入して5年以内、そして都内に勤務している子持ちのサラリーマンに通勤の実態調査を行いました。

ドアtoドアの通勤時間、平均58分

5年前に同様の調査を行ったときは平均60分だったので、5年経っても傾向に変化はないようです。また一戸建てでもマンションでも通勤時間に差はなく(戸建:平均60分、マンション:平均56分)、1都3県に住む人は約60分かけて都内に通勤しているようです。

通勤時間の理想について調査すると平均35分、現在の通勤時間別にみると通勤時間が30分以内の人は理想的のようで、30~40分の人はあと10分くらい縮めたい、50~90分の人は30~40分程度に収めたい、それ以上かけている人は1時間以内に縮めたいと思っているようです。

また通勤時間の限界は平均86分、現在の通勤時間が80分未満の人は現在の通勤時間+30分が限界のようです。現在の通勤時間が80~100分の人は+20分が限界、100分以上の人は+10分、すでに通勤に時間がかかっている人はもう限界に近いようです。

通勤は時間の長さも問題ですが混雑度も問題です。パーソナルスペースを犯される満員電車では見知らぬ人が傍にいるせいで常にアドレナリンを放出してストレスをためてしまいます。通勤時間が長いほどアドレナリンの放出時間が長いと予想されます。長時間電車に乗って通勤している人は、通勤時間と聞いたら満員電車を想像してしまうのではないでしょうか。彼らの限界が近いのも納得できます。

長い通勤時間はライフスタイルの選択肢を減らす

通勤に時間がかかると毎日朝番とプライベートの時間を削ることになります。「家には寝に帰るだけ」という人がいますが、その寝る時間さえも通勤時間が長いと確保されにくくなってしまいます。

翌日仕事がある日の睡眠時間、平均5時間54分

通勤時間別にみると通勤時間が長くなるにつれて睡眠時間が減っているという結果になりました。通勤時間が短いと自分にための時間が減るのはもちろん、家族と過ごす時間も減ってしまいます。

配偶者は働いている?、はい:39.8%、いいえ:55.7%

共働きについて聞くと通勤時間が長くなるにつれて共働きの割合が低くなりました。住宅を購入するときに共働き世帯はお互いに働いているから通勤時間を重視したと考えられます。

また共働き世帯の場合は子どもを預ける必要があります。通勤時間が長い場合は子どもを預ける場所を自宅のそばか会社のそばにする必要があるかもしれません。自宅のそばの場合は緊急時にすぐに迎えに行けない、会社のそばの場合は子どもと一緒に通勤しなければいけないということになります。通勤距離が長いということは子どもを預けるのも大変になってしまい、共働きもしにくくなってしまいます。

選択肢を増やす

我慢をするということはある程度は大切ですが、行き過ぎるとストレスとなり心身の健全さを損なうことになってしまいます。長い通勤時間で一家の大黒柱がぽっきり折れてしまってはいけません。マイホームを買ってしまったから引越しするという選択肢はありませんが、別の選択肢は残されています。

郊外の職場を選ぶ

長い通勤時間でストレスをためてしまうと、仕事でも集中力が無くなりミスを繰り返すなど仕事にも支障が出てきてしまいます。仕事上のトラブルが増えると「離職」を考えてしまうものです。

それならば郊外の職場に転職してはいかがでしょうか?今までは仕事の中心は都内に集まりがちでしたが、最近では郊外に本社機能を移転する会社も増えています。都内集中に今まで以上の魅力はなくなっているのです。

転職理由として「通勤時間が長くて会社を辞める」なんて甘いと思われそうと考えがちですが、「通勤時間を短くして仕事に集中し、最高のパフォーマンスをしたい」と考えればいいのです。何ごともポジティブに捉えましょう。通勤時間に限らずストレスをためると仕事に全力投球できなくなり、仕事の質が落ちてしまいます。仕事の質を問題にするならば通勤距離を減らすことも選択肢のひとつです。

フリーランス・在宅ワークを選ぶ

日本人の8割以上がサラリーマンのため自然と成り行きでサラリーマンになることを選んだ人は多いのではないでしょうか。能力に自信がある人はフリーランス・在宅ワーカーになるという選択肢もあります。会社のように働く場所が決まっているわけではないので、自宅を始め働く場所を自由に選べます。

親がいつもいてくれる環境、困ったときはすぐに助けてくれる環境というものは子どもにとって安心できる良い環境とも言えます。保育所が足りないという問題もあり、女性の中ではフリーランスとして自宅で働く人も多くいます。

常識に固執して見失うもの

今回の調査では都内に通うサラリーマンの多くが理想より長い通勤時間に我慢していることが分かりました。我慢してでも成し遂げなければならないこともありますが、今ある形に固執し過ぎて選択肢を見失っていることもあります。

人生は長いですからもっとプライベートの自由時間に目を向けても良いのではないでしょうか?働き方を再考することはとても大切なのかもしれませんよ。

(文・高橋亮 写真・EQRoy / Shutterstock.com

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